仕事で干されるということは職場においてよくある話しです。本記事では、仕事で干される3つの原因を解説し、それを踏まえた上で、対処法として3つのステップを提案します。仕事で干されるのはとてもつらい経験で、最悪の場合は精神が病むレベルまで進展してしまうこともあるので、しっかりした対処法を知っておきましょう。
仕事で干される原因には3パターンある
職場で「あれ?もしかして私、干されている?」と感じたことがあるという人はかなり多いようです。
ほとんどの人は、一日のうちの多くの時間が仕事に充てられる生活ですから、仕事で干されてしまうと、とてもつらい人生になってしまいます。
仕事で干されていると感じたら、まずチェックしてもたいたいのが「何が原因で自分は干されているのか」ということ。
理由もなく仕事で干されるということはまずないので、そのあたりをしっかり確認しておくと、今後の対処法が見えてきます。
仕事で干される原因は、大きく3つのパターンに分けられます。
上司が原因のパターン
上司は部下に仕事を振り充てる権限を持っているため、直接的な原因が上司にある場合がもっとも多いでしょう。
上司に嫌われている
中には「あいつは気に入らない」というだけで嫌がらせとして仕事を与えないという上司も意外と多いです。
本来、部下を指導したり管理したりする立場の人間が仕事に私情を持ち込んではいけませんが、このようなタイプの上司も多く存在するのも実情です。
上司に教育能力がない
部下を干すつもりはなくても、自身の能力が低くいために目先の仕事に追われて部下に指示出しができないという上司もいますし、部下の教育を面倒に感じる上司も少なくありません。
そのような上司は、社歴が長いというだけで役職が付いているだけだったり、総力戦で仕事をする利点を理解していなかったり、マネジメントを学んでこなかったため、部下を教育する能力に欠けているというわけです。
会社が原因のパターン
仕事で干される原因は上司にあるとも限りません。会社が組織としてうまく機能していないことがおおもとの原因の場合も多々あります。
指揮・命令系統があいまい
簡単な例で言うと、仕事の指示は社長→部長→課長→一般社員という流れで伝達されます。
ところが、零細企業で従業員が数人という小さい組織では、指揮・命令系統があいまいなケースもあります。
これにより、仕事が取り合いになるなどして、特定の人が干される役回りになってしまうこともよくあります。