「勧誘されそう」「献金の負担が大きそう」と思われやすい

結婚相談NPOの代表・影山さんによると、結婚相談所で活動している方から、宗教についてのクレームが発生したこともあったそうです。それは、相手の実家が新興宗教を信仰していると知った会員からの「なんでこんな人を紹介したんだ!」という内容でした。 でも具体的に何がよくないのか聞いてみると、よく分からないけれどイメージで拒否反応しているだけというケースが多いようです。

“親が宗教信者”な女性、婚活の現実に絶望「お祈りでドン引きされると思わなかった」
(画像=『女子SPA!』より引用)

「宗教への一般的なネガティブイメージとして、①勧誘されそう、②子どもへの影響懸念、③献金負担、の3つがあります。 当団体が特別にサポートすべきと考えているのは、積極的に活動参加していない宗教2世3世です。そのため、結婚相手に入信を課すという人はほぼいません。今は親の付き合いで活動にも参加しているけれど、結婚を機会に宗教と距離を置きたい方もいます。 献金に関しても、付き合いで宗教(団体)が発行している有料情報誌をとっているだけという程度の方の割合が圧倒的に多く、献金といえばそうかもしれませんが、月額2000円いかない程度です。

相手に対しては、『いろんな情報があると思うけど、不安があれば何でも聞いてね。隠すつもりはないからね』という姿勢が大事です」

宗教にマイナスイメージを持っていたけれど、結局はその相手と結婚した、というカップルもいるそうです。

1500人に聞いた「宗教2世との結婚・交際をどう思うか」

この取材の前に、未婚で信仰なしの人たちを対象に「親が信仰しているだけで本人は信仰していない宗教2世との結婚・交際についてどう思うか」を、筆者のTwitterアカウントでアンケート調査してみました。次のような結果でした。

“親が宗教信者”な女性、婚活の現実に絶望「お祈りでドン引きされると思わなかった」
(画像=『女子SPA!』より引用)

======== 結婚・交際も相手によってはできる……26% 交際は可能。結婚は難しい……20% 交際も結婚も不可能……21% 未回答(閲覧用)……33% ※2,341票の集計結果 ======== 「宗教名 結婚」で検索すれば、いろんなネガティブな情報が出てくるでしょう。でも考えてみてください。実家の信仰の違いを乗り越えて平和な家庭を築いている人たちは、おそらくネットに何も書き込みをしないでしょう。このことも、心に留めておきたいなと思いました。

【結婚相談NPOブライダルサポーター】 IBJ加盟の結婚相談所で、一般の婚活では困難な方のサポートも行っている。宗教2世3世の優待プランも。Twitter:@BridalNPO

【他の記事を読む】⇒連載「私が結婚できないワケ」の記事一覧はこちらへどうぞ

<取材・文/菊乃> 菊乃 恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt

提供・女子SPA!



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