静岡県静岡市へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!静岡市の魅力や人口などの基本情報や周辺へのアクセス、移住支援制度を調査しました。静岡市に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

静岡県静岡市ってどんなところ?

人口 705,000人(推計人口、2015年)
自治体HP 静岡市HP

静岡県静岡市は、県中部に位置する県庁所在地です。日本でもっとも新しく制定された政令指定都市でもあり、同県の浜松市とともに大都市圏を形成しています。駿河湾から広大な平野を経て南アルプスまで南北に大きな市域を有し、葵区・駿河区・清水区の3区で構成されています。森林面積割合が市域の約80%と高く、人口のほとんどが中心市街地に集中した、便利なコンパクトシティが形成されてきました。

市の中心地は駿河国の中心都市・駿府として栄え、今川家や徳川家の城下町として発展を遂げてきました。江戸時代初期には江戸や大坂と並ぶ大都市であったとされ、現在も利便性の高い都市機能が備わっています。
静岡市は温暖で穏やかな気候が特徴です。雪が降ることはほとんどなく、年間を通じて晴れ間が多く見られます。駿河湾や日本平などの雄大な自然がすぐそばにあり、アウトドアや豊かな食の恵みを楽しめる環境です。

市内には東海道新幹線の静岡駅があり、東京方面・大阪方面のいずれにも出やすい立地です。牧之原市にある富士山静岡空港へも、車で40分、電車でも1時間以内でアクセスできます。東名高速道路や新東名高速道路のICを経由して市内や周辺のさまざまなエリアに短時間で出られるため、車移動の便が高いでしょう。とはいえ、JRや私鉄のほか、バスが山間部を含めた市内の広い範囲をカバーしているため、車を運転しやすい人にも生活しやすい環境があると言えます。また中心部は商業施設や行政機関、文化施設などがまとまったコンパクトシティで、自転車移動が便利という声もあります。

静岡市は古くからものづくりが盛んで、さまざまな製造業が立地しています。それだけではなく、小売業やサービス業、陸海の交通網を活かした物流業など、「産業のデパート」と呼ばれるほどのバリエーションに富んだ産業が行われています。幅広い職種の求人があり移住者の職探しに心強いですね。また、この産業のバランスのよさからテストマーケティングの地としてもよく選ばれ、起業者率が高いことも静岡市のビジネスの特徴です。
日経DUALと日本経済新聞社による「自治体の子育て支援に関する調査」で、静岡市は2015年「共働き子育てしやすい町ランキング」地方編の第1位を獲得しました。医療費助成の充実、待機児童園や病児保育室を創設するなど、行政による子育て支援も活発に行われています。

静岡県静岡市の移住支援制度

静岡県静岡市に住みたい!基本情報や移住支援制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

静岡市の移住支援制度をご紹介します。

静岡市空き家情報バンク

静岡市では、市街化区域内の空き家を売りたい・貸したい所有者から物件情報を募り、利用希望者に情報提供する「空き家情報バンク制度」が運営されています。市のWebサイトに物件一覧が掲載されており、外観や内観の写真だけでなく、具体的な間取りや設備状況、修繕の要否などの詳細が見られます。物件情報の登録や、所有者と利用希望者の間の契約は、不動産関係事業者が仲介して行います。

静岡市空き家改修事業補助金交付制度

空き家情報バンクを利用して物件を購入すると、改修費の補助が受けられる「静岡市空き家改修補助金交付事業」を利用できます。補助金額は対象経費の1/3で、子育て世帯や県外からの移住者は100万円が上限です。居住用の面積が40㎡以上であること、取得した物件に10年以上居住する予定であることなど、諸条件があります。