まだ喋れない新生児の赤ちゃんが風邪を引いてしまうとなかなか厄介です。どこが痛いのか何がツライのか聞くことができず、ママやパパは赤ちゃんの様子を見て判断するしかありません。当記事では新生児の赤ちゃんの風邪の症状や病院に行くべきタイミングなどをご紹介します!
新生児も風邪をひく?免疫力と風邪の関係
皆さんは新生児の赤ちゃんは風邪をひかないと思っていませんか?生まれたばかりの赤ちゃんはお母さんからもらった免疫力があるため風邪をひくことはないと思っている人も多いのですが、実際は新生児の赤ちゃんも風邪をひくことがあります。
生まれたばかりの体の小さな赤ちゃんが風邪をひくと、ママやパパは可哀相で思わずその症状を代わってあげたいと思うこともあるでしょう。
新生児の赤ちゃんの免疫力は母乳で育てるかミルクで育てるかによって多少変わってきますが、現在のミルクは栄養面でもとても優秀なためそこまで大きく違いがあるわけではありません。
母乳が出なかったりフルタイムで仕事をしているママは、赤ちゃんにミルクを飲ませて育てている人も多いと思いますが、赤ちゃんの風邪は母乳やミルクだけが関係しているわけではありません。
風邪はどれだけしっかり予防策を施していてもかかってしまう事があります。赤ちゃんを母乳ではなくミルクで育てているママも、母乳との違いにそれほど悩む必要はありません。
新生児の赤ちゃんの風邪の症状とは?
それではさっそく新生児の赤ちゃんの風邪の症状についてご紹介していきます。
新生児の赤ちゃんは自分の症状をお母さんに訴えることはできませんが、毎日注意深く赤ちゃんを観察していれば普段とは違う様子に気付くことができます。
赤ちゃんに対してお母さんが違和感を感じる時は、その勘はたいてい当たっていることが結構あります。
赤ちゃんの風邪に気付くことができれば早めに対処したり、それ以上悪化することを予防することもできますので、子育て中のお母さんやお父さんはぜひ以下の赤ちゃんの風邪の症状8つをご覧いただき、覚えておくようにしましょう。
新生児の赤ちゃんの風邪の症状(1)鼻水がでる
新生児の赤ちゃんの風邪の症状の1つめは、鼻水がでることです。鼻水は風邪の症状の中でも特に分かりやすい症状の1つです。
新生児の赤ちゃんの鼻水が出ている時は、その鼻水が透明か色がついているかどうかをチェックしなければなりません。鼻水が透明の時はそれほど心配はいりませんが、もし鼻水が黄色い色をしていたり緑色をしている時は細菌に感染している場合があります。
鼻水は放置しておくと慢性の鼻炎や中耳炎を併発することもあり、そうなれば赤ちゃんは非常にツライ思いをすることになります。
またいつも鼻水が出ている赤ちゃんは、成長するにつれて鼻呼吸ではなく口呼吸が癖になってしまうこともあります。口呼吸は口内の衛生環境に悪いだけでなく、風邪をひきやすくなるなどデメリットがたくさんあります。
鼻水を長く放置しておくのは赤ちゃんの健康にはあまり良いとはいえません。口呼吸を予防するためにも赤ちゃんの鼻水は甘く考えず、風邪が悪化しないように注意してあげましょう。
ただし市販の薬を新生児の赤ちゃんに安易に与えるのは控えてなくてはいけません。薬を与えたい時は小児科で診察を受けて医師から処方してもらったものを与えるようにしましょう。
新生児の赤ちゃんの風邪の症状(2)咳をする
新生児の赤ちゃんの風邪の症状の2つめは、咳をすることです。赤ちゃんの咳はコホコホという軽い咳から、体全体を使って大きく息を吐きだす重い咳までいろいろあります。
赤ちゃんは体の機能が発達していないため、少しの刺激で咳が出ることもあります。ミルクや母乳がつまって咳が出てしまったり、冷たい空気を吸い込むことが原因で咳が出る事もあります。また空気中のほこりや布団の綿、ペットの毛などが原因になって咳がでることもあります。
まれに咳をして息を吸い込む時にヒューヒューというすきま風のような音がすることがありますが、その時は喘息を発症しているケースもあります。
お父さんやお母さんがアレルギー体質である場合などは、赤ちゃんも何らかのアレルギーを持っている場合もありますので、気になる場合は病院で診察を受けたり薬をもらったりして対処するようにしましょう。