「手水」の読み方、正解は……

【今日の難読漢字】「横柄」「杮」「手水」「曰く」「栗鼠」あなたは読めますか?
(画像=DO-GENより引用)

「手水」の正解は……

「ちょうず」です!

「てみず」がウ音便で変化し「てうず」になり、「てふてふ(ちょうちょう=蝶々)」と同じルールで「ちょうず」と読むようになりました。

ちなみに、神聖な手水ですが、実は「トイレ」のことも「手水」と表現することがあります。

「神聖な神社やお寺周りの言葉を「トイレ」代わりの言葉にしてもいいの!?」

と思いますよね。

実はこれは
「トイレから出たあとに不浄を極めますよ」
という意味で使われていると考えられます。

「トイレに行く」は「お花摘みに行ってくる」や「クマ狩ってくる」など色々な表現が編み出されていますが、人と差をつけたい方は「お手水に行ってくる」と言ってみてはいかがでしょうか。

4つ目の漢字は「曰く」

「曰く」

「日付」「本日」などで使う、「日」という字に似ているため「にちく」って読んでしまっていませんか?
漢字をよく見ると、真ん中の横棒がちょっと短いですよね。
そのため「日」とは別の漢字です。

では「曰く」は、なんと読むのでしょう。

「曰く」読み方のヒントは?

曰くには、「言うことには」という意味があります。
古典の授業でよく出てくる「子曰くー」というフレーズがまさにそうです。

ほかにも「理由」「隠れた事情」という意味があり、日常生活で耳にする「曰く」はこの意味で使われていることが多いです。

類語には
「ゆえん」「いわれ」などが挙げられます。

そろそろわかりましたか?