熊本県の子育て環境

熊本県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

熊本県では、「子育てするなら熊本で」と言われる子育て先進県を目指し、地域社会で子育てを支える体制作りに取り組んでいます。中心都市の熊本市は政令市の中でトップクラスの保育所数を有し、2020年・2021年と待機児童0を達成しました。また子育てに関する支援制度も各市町村で実施されています。医療費助成制度は全ての市町村が設けており、中には18歳まで医療費無料の市町村も複数あります。教育面では、理工系学部が多く、公立学校のコンピューター導入率が高いなど、優秀な理工系人材を育てる環境が見られます。何より、山・川・海の美しく力強い自然に触れながら、のびのびと子育てできることは大きな利点でしょう。

熊本県で住むならどこがいい?

熊本県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

熊本県には、自然豊かな環境と、都市機能の充実や中心部へのアクセスといった利便性、どちらも享受できる場所が多くあります。地域ごとの特産品も見逃せません。

熊本市の周辺に住むなら

熊本県の県庁所在地は、人口730,899人(2021年6月1日現在)の熊本市です。日本最南端の政令指定都市で、中心部には百貨店や高層ビルが建ち、活気溢れるビジネス・繁華街が広がっています。豊富な湧水の恩恵を大きく受けており、市内の水道が100%地下水でまかなわれている希有な市です。透き通った湧水が周囲約6kmに渡って広がる江津湖は、水生生物や野鳥の生息地として、また水遊びなど憩いの場として、市のシンボルのひとつとなっています。市を象徴する熊本城は、日本三名城に数えられる勇壮な歴史ある城です。熊本地震の被害から復旧が進められ、進捗に応じて公開が再開されてきました。市では前述した移住支援金や空き家バンクの他、移住者向け中古住宅購入補助金の制度が設けられています。周辺都市から通勤する人も多く、嘉島町、益城町、合志市などが通勤率の上位に来ています。

八代市

県第2位の人口を有する市で、西部は不知火海に面し、東部は宮崎県との県境にまで広がります。かつては日本有数の石工集団が活躍しました。畳に使われるい草の国内生産量の大半を占める畳の町でもあります。日本最大の柑橘類「晩白柚(ばんぺいゆ)」やトマトも、日本一の生産量を誇る特産品です。日本三大急流の1つ球磨川が不知火海に向かって流れ、山や高原などの自然を活かした公園が各所にあるなど、自然と触れ合いながら生活ができるでしょう。支援制度としては、医療費が18歳まで無料になる助成制度が設けられています。市内に九州新幹線新八代駅があり、他都市とのアクセスに優れています。

天草市

キリシタンの歴史で知られる天草市は、県西部の天草諸島の多くの地域を占め、県内最大の面積と県3位の人口を有します。有明海・東シナ海・八代海の3つの海に囲まれ、地形のほとんどが山林で占められています。自然豊かでありながら、市街地をはじめ市内全域に商業施設があり、総合病院をはじめ医療施設も充実しているなど、利便性とのバランスが保たれています。最長3年間滞在できるお試し住宅がある他、空き家バンクを通じて売買・賃貸借した物件について改修などの補助金制度があります。八代市と同様、こども医療費助成は18歳まで対象です。

阿蘇市

世界最大級のカルデラで知られる阿蘇市は、九州島のほぼ中央に位置します。日本書紀に「阿蘇国(あそのくに)」という名称が記され、日本最古の神社のひとつである阿蘇神社が建つ、たいへん歴史のある地域です。多様性ある自然や壮大な景観はユネスコのジオパークにも認定されました。標高が高く九州の中では寒さの厳しい場所で、冬には真冬日となることや積雪が見られることもあります。空き家バンクがある他、移住定住コンシェルジュによる移住サポートが受けられます。

合志市

熊本市の北東部に隣接する人口約60,000人の市です。私鉄の熊本電気鉄道や道路網が充実しており、熊本市のベッドタウンでもあります。車で熊本市へ10分程度、阿蘇くまもと空港へ車で30分以内、阿蘇エリアへも車で1時間程度と、都市部にも自然豊かな場所へも便利にアクセスできます。火山灰が降り積もって形成された広大で豊かな土壌は、県内有数の穀倉地帯を産み出しました。野菜や果物も豊富に採れ、大きな河川や山がない緩やかな台地で災害の心配が少ないことも魅力です。利便性と自然のバランスがよいことなどから人口も増加傾向にあり、「住みよさランキング」で九州1位になるなど活気ある町といえるでしょう。空き家バンク制度があります。

まとめ

火山灰がもたらす、雄大な景観と肥沃な土壌、豊富な地下水といった、自然の恵みいっぱいの熊本県。神話や建造物、伝統あるお祭りなど、歴史とともに暮らしが営まれてきた風土に心惹かれる人も多いのではないでしょうか。熊本市を中心として都市の利便性も十分にあり、生活しやすいバランスのよさを感じさせます。


提供・移住支援.com

【こちらの記事も読まれています】
コンビニエンスストア店舗数の都道府県ランキング!コンビニエンスストアが多い地域はどこ?
持ち家比率の都道府県ランキング!一軒家に住みたい人におすすめの都道府県は?
車の普及台数が多い都道府県ランキング!田舎に移住したら車生活?車購入は必要?
【田舎暮らしをしたい!】地方移住をして農業を始めたい人向けの就農支援制度を紹介!人気の地域や仕事の見つけ方も
リタイア後に地方移住した夫婦の家計を公開!(50代・60代夫婦編)