退職金を節税する2つのコツ

これらのデメリットを解消する方法の1つは、両者を併用することです。

退職所得控除の上限いっぱいまで一括で受け取って、残りを年金受け取りにすれば、より節税できる可能性があります。

ただ、会社のルールで一時金と年金を併用できない方もいらっしゃるでしょう。

その場合、2つ目の方法として退職金の受け取りのタイミングをずらして節税する方法もあります。

国税庁の見解によると、60歳で確定拠出年金を一時金として受取り、65歳で退職金をもらえば、別々の退職金として計算され、2回とも退職所得控除が利用できます。

参考:国税庁ホームページ 同じ年に2か所以上から退職手当等が支払われるとき

もちろん、これらは一般論で、具体的な税額は個々人により異なりますし、退職時の税制が変わる可能性も否定はできません。詳細を確認されたい方は税理士に相談してみてください。

文・fuelle編集部

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