「頃く」の読み方!正解は…?

【今日の難読漢字5選】「存える」「掌る」「設える」「頃く」「済う」使いこなせたらかっこいい!
(画像=DO-GENより引用)

「頃く」の読み方、正解は……

「しばらく」です!

読み方通りの意味ですが、

「わずかな時間」「少しの時間」などと言い換え可能です。

「頃く」の用例は?

用例についても見ていきましょう。

  • 頃くお待ちいただけますか?
  • 彼が来るのを頃く待ったが、とうとうその場に現れなかった

接客の経験がある人にとっては、なじみ深い言葉のひとつですよね。

ちなみに、しばらくと読む漢字はほかにも複数あります。

  • 暫く

  • 姑く
  • 且く
  • 須臾

「暫く」以外はほとんど見かけることのない漢字ですよね。

古文や漢文の作中で見かけることはあっても、
現代作品で使用されるケースは少ないでしょう。

その点、「頃」は中学校で習う漢字ですし、
「しばらく」の読み方も関連付けて覚えやすいです。

これを機に頭のなかに入れておくと箔がつきますよ!

最後の難読漢字は「済う」

「済う」

「決済(けっさい)」「救済(きゅうさい)」など「さい」と読むことが多いこの漢字ですが「さいう」ではありません。

訓読みでは「済む(すむ)」「済ます(すます)」と読みますが「すまう」でもありません。

「済う」読み方のヒントは?

ヒントは、困難な立場にいる人を助け出すことを表す言葉です。

類語は

「助ける」

「救出する」

「救助する」などが挙げられます。