「戦ぐ」の読み方、正解は……
「戦ぐ」の正解は……
「そよぐ」です!
「風に揺られて草木が戦ぐ」は小説やお手紙、歌などでは定番の言い回しですよね。
「戦」には一般的な「たたかう」という意味のほかに「震える」の意味があります。
「草木が戦ぐ」と言う際には、後者の「震える」「振動する」が由来だと考えてよさそうですね!
ちなみに送り仮名を「く」に変えると、また別の読み方ができます。
「戦く」
読めますか?
こちらは「おののく」と読みます!
恐怖や不安で体がぶるぶると震えている様子を表します。
「そよぐ」と「おののく」
ぜひ覚えておいてくださいね!
最後の難読漢字は「凡例」
「雰囲気」の「ふんいき」「ふいんき」問題のように、漢字の読みをニアミスで覚えてしまうことがしばしばあります。
そこで今回紹介したいのは
「凡例」
です。
これ、正しくはなんて読むかわかりますか?
実は「ぼんれい」と読むのは間違いなのです。
「凡例」読み方のヒントは?
「凡例」は、本のはじめに掲載する、本の編集方針や利用方法についてまとめた箇条書のこと。
「凡」の字には「いろいろ」「ありふれた」「おしなべて」などの意味があります。
「平凡な人生」
「凡ならざるセンス」
などの「凡」は「ぼん」と読みますね。
だからこそ「ぼんれい」と読んでしまうのだと考えられます。
正しく読むためには「ぼん」以外の、もう一つの音読みを思い出してみてください!
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