「戦ぐ」の読み方、正解は……

【今日の難読漢字5選】「美人局」「侘しい」「糾う」「戦ぐ」「凡例」ぜひ考えてみてください!
(画像=DO-GENより引用)

「戦ぐ」の正解は……

「そよぐ」です!

「風に揺られて草木が戦ぐ」は小説やお手紙、歌などでは定番の言い回しですよね。

「戦」には一般的な「たたかう」という意味のほかに「震える」の意味があります。
「草木が戦ぐ」と言う際には、後者の「震える」「振動する」が由来だと考えてよさそうですね!

ちなみに送り仮名を「く」に変えると、また別の読み方ができます。

「戦く」

読めますか?
こちらは「おののく」と読みます!
恐怖や不安で体がぶるぶると震えている様子を表します。

「そよぐ」と「おののく」

ぜひ覚えておいてくださいね!

最後の難読漢字は「凡例」

「雰囲気」の「ふんいき」「ふいんき」問題のように、漢字の読みをニアミスで覚えてしまうことがしばしばあります。

そこで今回紹介したいのは

「凡例」

です。

これ、正しくはなんて読むかわかりますか?
実は「ぼんれい」と読むのは間違いなのです。

「凡例」読み方のヒントは?

「凡例」は、本のはじめに掲載する、本の編集方針や利用方法についてまとめた箇条書のこと。

「凡」の字には「いろいろ」「ありふれた」「おしなべて」などの意味があります。

「平凡な人生」
「凡ならざるセンス」

などの「凡」は「ぼん」と読みますね。

だからこそ「ぼんれい」と読んでしまうのだと考えられます。

正しく読むためには「ぼん」以外の、もう一つの音読みを思い出してみてください!