「糾う」の読み方、正解は……
「糾う」の読み方、正解は……
「あざなう」です!
わかりましたか?
有名な故事成語に「禍福はあざなえる縄のごとし」があります。
もっとわかりやすく言うと「不幸と幸福は交互に交え合った縄のようだ」みたいな感じ。
そこから転じて、
「不幸と幸福は交互に訪れるものだ」という意味が含まれるようになりました。
つらいことがあっても、それがずっと続くわけではなくかならず幸福が訪れる……と、前向きなメッセージが込められています。
もし身近で不幸に悲しんでいる人がいたら、ぜひ「禍福はあざなえる縄のごとし」を教えてあげてくださいね。
次の難読漢字は「戦ぐ」
漢字には、ときどき思いもしない読み方をするものがありますよね。
「戦ぐ」
もそのひとつ。
「戦艦大和」の「戦(セン)」や「戦う」など、日常的に使う漢字ですが、なかなか読めそうで読めません。
「戦ぐ」読み方のヒントは?
「戦ぐ」は、草や木の葉が風に吹かれ、揺れ動くさまを表すときに使います。
「秋風に揺られてススキが戦ぐ」
などなど……。
「戦」の字面から不穏な気配を連想してしまいますが、この読み方にはあまり怖い意味はありません。
おわかりでしょうか?
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