「糾う」の読み方、正解は……

【今日の難読漢字5選】「美人局」「侘しい」「糾う」「戦ぐ」「凡例」ぜひ考えてみてください!
(画像=DO-GENより引用)

「糾う」の読み方、正解は……

「あざなう」です!

わかりましたか?

有名な故事成語に「禍福はあざなえる縄のごとし」があります。

もっとわかりやすく言うと「不幸と幸福は交互に交え合った縄のようだ」みたいな感じ。

そこから転じて、
「不幸と幸福は交互に訪れるものだ」という意味が含まれるようになりました。

つらいことがあっても、それがずっと続くわけではなくかならず幸福が訪れる……と、前向きなメッセージが込められています。

もし身近で不幸に悲しんでいる人がいたら、ぜひ「禍福はあざなえる縄のごとし」を教えてあげてくださいね。

次の難読漢字は「戦ぐ」

漢字には、ときどき思いもしない読み方をするものがありますよね。

「戦ぐ」

もそのひとつ。

「戦艦大和」の「戦(セン)」や「戦う」など、日常的に使う漢字ですが、なかなか読めそうで読めません。

「戦ぐ」読み方のヒントは?

「戦ぐ」は、草や木の葉が風に吹かれ、揺れ動くさまを表すときに使います。

「秋風に揺られてススキが戦ぐ」

などなど……。

「戦」の字面から不穏な気配を連想してしまいますが、この読み方にはあまり怖い意味はありません。

おわかりでしょうか?