大迷惑!話が止まらない人への上手な対策は?
おしゃべりが止まらない人は、とにかく誰でもいいから話を聞いてほしいだけで、たまたま相手になった人はマシンガントークで身も心もぐったり疲れて本当に気の毒な状態に陥ります。我慢して、何一つ得るものがない長話を聞かされていると、まるで相手の「ゴミ箱」にされているような気持ちになって、ムカムカしたり、イライラして精神的にストレスが溜まってしまうことも多いでしょう。いったいどうしたら、こんな状態に陥らずに済むのでしょう。話が止まらない人への上手な対策方法はあるのでしょうか。
優しい人ほど話が止まらない人のゴミ箱にされがち
話が止まらない人から一方的なマシンガントークを聞かされやすいのは、常識人で心がやさしい人がほとんどです。彼女は自分語りでストレスを発散させたいだけなのですが、やさしい人は、真摯に聞き役になってぐったりと消耗することが多いはずです。本人は周囲に自分のおしゃべりが嫌がられていることを知っているため、やさしい人、話を聞いてくれる人をダシにして「嫌われてもいいや」とゴミ箱がわりに使っている可能性もあるでしょう。
▼新しい部署に移動してから、デスクが横の同僚の愚痴のゴミ箱役状態。仕事も覚えなきゃいけないのに足を引っ張られて精神的にやられそうになりました。舐めんなと思って思い切り冷たくあしらうようにしたら、少しマシになりましたね。今は聞いてくれそうな別の社員にべったりです。マシンガントークで自分語りする人は、基本人を人と思ってない。ストレス発散の道具だと思っているんだろうなと思いましたね。最低。(32歳・会社員)
話が止まらない人の被害を防ぐ7つの方法
話が止まらない人の被害を防ぐ方法①返事や相槌の仕方を変える
話が止まらない人の被害を防ぐには、返事や相槌を打つときに、相手を調子に乗らせるようなことを言って、余計に焚き付けていないか気をつけましょう。たとえば、上司が話が止まらない場合、部下が「すごいですね」「おもしろいですね、さすがです!」などとゴマをすったり、褒めたりすることで話が止まる気配がなくなるため、周囲も大迷惑です。ここは、敢えてスルーするか、「へえ~」「そうなんですね」といった気のない相槌を打つだけで、自分の仕事や勉強に戻ると良いでしょう。それを繰り返していると、さすがに話も止まるはずです。
▼狭い部署で自分語りする人がいて大迷惑です。イヤホンしたり耳栓したりして何とか作業に集中していますが、なんで関係ない人の家族構成や愚痴とか不倫の話とか聞かされなきゃならないのかとイラっときますね。新人は特にサンドバッグになりやすく、かわいそう。現場の士気に関わる問題なので、そろそろ上に言って対策を考えてもらおうと思っています。(30歳・広告)
話が止まらない人の被害を防ぐ方法②話すチャンスを与えない
話が止まらない人の相手をしてイライラしたり、頭がガンガンしてきたり、動揺してしまう人は、極力そういった状況に陥ることを避けることです。そもそも、相手が話しかけるチャンスを与えないようにする、接点をもたないようにするのは有効です。特に同じ職場に話が止まらない人がいる場合は、お猿さんと同じで、目を合わせないことです。目が合えば、話をしたい人はあなたに話しかけるチャンスと思って必ず話しかけてくるでしょう。逆に目を合わせなければ、会話が成立しづらくなるので少しはマシになるはずです。
▼話が止まらないタイプって、電話やLINEも相当ひどい。夜中に電話してきて長電話。出なければLINEのコメントで自分語りエンドレス。スタンプもわけがわからないのを連続で送ってきますよ。頭おかしい人ですね。最近は本当に疲れるのでブロック&シカトです。(29歳・デザイン)
話が止まらない人の被害を防ぐ方法③会話は事務的に
職場に話が止まらない人がいるときには、あえて事務的に対応するのが効果的です。私語を一切やめ、プライベートな感じを出さず、こちらから相手に話しかける必要があるなら要点をまとめて伝えたり、資料ベースで説明して、そこから脱線させないよう、圧を与えながら話をするのが良いでしょう。話が本筋から逸れそうになったら「今は仕事で時間がないので」と言ってうまく退席しましょう。
▼相手はただ聞いてほしいだけ。話し相手が相槌を打たずにいても平気でずっと一人でしゃべってるので、頭にきて「うるさい!ちょっと静かにしてくれませんか!はっきり言って業務妨害だ!」とキレたら、沈黙。周囲からは「よくぞ言ってくれた!」と励ましのメールが。敵が怖いけど、もうあと戻りできません。がんばれ自分。(27歳・プランナー)
話が止まらない人の被害を防ぐ方法④一通り話を聞いたら話題を変える
たとえばグループで話しているときに、話が止まらない人の長い話が始まったら、一通りキリの良いところでうまく別の誰かに話を振って、違う会話を始めるのは効果的です。
「話は全然違うんだけど」「そういえば、夕べね」などと言って、無理やりでも別の話の流れを作ることです。話が止まらない人は、その流れにも入って来ようとするかもしれませんが、入られたらまた同じことを繰り返すだけでOKです。
▼話しの途中でマシンガントーク女が自分の話にすり替えたら、少し話しをさせておいて「そういえば○○の件だけど」って話を変えて、別の誰かに話しかける。そういうとき、マシンガントーク女はポカンとしているよ。ああいう輩は言語の通じない人間だと思ってる。相手にしなくて良いなら疎遠になった方が自分の健康のためになる。(35歳・ディーラー勤務)
話が止まらない人の被害を防ぐ方法⑤適当に聞きながらスマホでも見る
話が止まらない人は、隙あらば自分の話を聞いてもらいたいだけなので、話の内容を真摯に聞こうという姿勢でいると、ガツンと疲労感だけが残ることになりかねません。そもそも、話を聞いてくれるなら相手が誰でも構わない話です。話の内容をいちいち真面目に聞かず、「ふーん、そうなんですか」程度で軽く受け流すことが、最も簡単な被害を防ぐ方法です。あなたの感情が揺さぶられて疲れ果ててしまうのを防ぐために、話している間、スマホでニュースを読んだり、SNSチェックしてよそ見することです。それは「あなたに興味がありません」というアピールでもあるので、ぜひやってみてはいかがでしょうか。
▼職場の同僚がうるさいほど愚痴る。独り言も多い。とにかくしゃべり倒すことが多く、横にいて疲れてしまう。イライラするんで最近は耳栓して髪の毛で隠してる。最初は「大変だね」などとねぎらっていたんだけど、人の相槌に被せてくる勢いで愚痴るってほんと異常。今、上司に席変えを提案中。(29歳・デザイン)
▼有吉が「おしゃべりクソ野郎」って誰かにあだ名つけてたけど、そのあだ名、うちのお局様にも与えることにした。(26歳・ホテル勤務)
話が止まらない人の被害を防ぐ方法⑥予定があることを告げる
話が止まらない人にどうしても捕まってしまったときには、あらかじめ時間がないことを伝えて、5分だけなどと限定しておくと被害は最小限に防げるでしょう。運悪く長話に捕まった場合は、「あれ、今何時?」と時計を見て切り上げたり、適当に用事をでっちあげて切り上げましょう。スマホを見ながら「ごめん、電話かかってきた」と言って席をはずすのも効果的です。
長電話で鬱陶しいときは「誰か来たみたい、またね」でOK。
▼うんうんうんと、適当に相槌を打ってたら「私の話なんて聞いてないんでしょ」と言われてかわいそうで「ちゃんと聞いてるよ~」なんて言ってしまう自分も悪いことに気づきました。彼女はずっとしゃべりっぱなしで立板に水状態。忙しいふりして、徐々に距離を取り、話しかけられることが減ってきたのでホッとしています。(24歳・派遣)
話が止まらない人の被害を防ぐ方法⑦話の腰を折る
話が止まらない人を黙らせる方法として、自己陶酔しておしゃべりし倒す相手のリズムをわざと途切れさせるのは効果的です。わざと違うことを言って、相手に「えっ?何?何のこと?」と思わせることを言って、話の腰を折るのも良いでしょう。「さっきのその話、意味がわからなかったのでもう一回言ってもらえます?」と、大した話ではない部分を何回か繰り返させると、向こうが呆れて黙ってくれるでしょう。もちろんあなたが苦痛でなければ、の話ですが。
話が止まらない人の被害を防ぐ方法⑧思い切って距離を置く
話が止まらない人の相手をしている時間は、正直言って時間の無駄であることがほとんどです。相手をしていても自分の得にならない、ムカついて気分が悪くなるなら、距離を置くことです。いちばん良いのは完全無視して相手にしないことです。彼女の周囲をよく見てみると、同じように完全無視している人は必ずいるはずです。悪く言われるのが怖くて嫌々ながら聞き役になっているなら、今が縁切りのチャンスです。あなたの態度に彼女が文句を言っても、誰もあなたに非があるとは思いませんよ。動じることなく意思を貫きましょう。
▼職場でうつになって休んでいる人がいたんですが、その人にわざわざ電話して「調子はどう?こっちはこんな感じよ、ところでちょっと書類のことで聞きたいことがあって」と始まり、いつものように自分語り「私もうつだったからわかるんだけどね、私なんか・・・」と1時間電話でしゃべりっぱなし。相手が気の毒すぎて泣けてきた。(36歳・会社員)