ひょっとして1日中しゃべってる!?話が止まらない人にうんざり
人間関係は会話のキャッチボールが大切ですが、どこにも驚くほどおしゃべり好きな人っているものです。話が止まらない人は、こちらが聞いていても聞いていなくてもおかまいなしにマシンガントークをしてくることが多いはず。中には自分語りに夢中になる人、同じ話を何度もする人など癖が強い面々が。
▼言葉尻をとらえてマシンガントークしてくるお局様に精神やられそうになりました。営業から帰ってきて「疲れた~」とでも言えば、「あなたなんてまだマシよ、私なんてね」から始まって小一時間は自分語りのマシンガントーク。その間、私がため息ついても、スマホ見てても平気で話してる。ずっとこの調子です。で、午後6時、みんなが帰る時間になったら「さぁ、仕事するわよ~」って言い出す。サイテーですね。後日、残業があまりにも多いと厳重注意受けてて心の中で大笑いしました。(34歳・会社員)
周囲に大顰蹙!話が止まらない人の特徴とは
一度捕まったら延々と話が止まらない人。時に話の腰を折ったり、相手の話にはまったく耳を貸さずに一方的に自分語りを始めたりする、あなたの身近にいる大迷惑な、話が止まらない人の特徴をチェックしてみましょう。
話が止まらない人の特徴①無駄話を延々と続ける
思いつきやひらめきでおしゃべりが始まるタイプ。TPOなんて関係なく、いきなり話が始まり、延々と話が止まらなくなります。一応誰かに話しかけてはいるのですが、その人が聞いていようといまいと構わず話し続けることが少なくありません。辻褄が合ってなくても、話があっちこっちに飛んでもおかまいなし。上司などに「私語を慎みなさい」と注意されない限りは、おしゃべりをやめません。
▼うちの会社はランチを休憩室でとるんだけど、一度話し出したら長い長い女性がいて休んだ気がしない。結局何が言いたいのかまったく分からない無駄話で昼休みが台無しにされてしまう。それが嫌で結局、自分のクルマの中でお弁当食べてる。ランチタイムぐらい静かにしろ!(26歳・専門職)
話が止まらない人の特徴②他人の話に興味がない
話し出したら相手のことはどうでも良い、超自己中なタイプです。自分の話は延々とするのに、こちらが話をしようとすると、ほぼ興味がないため聞かないか上の空。相手の話をすぐに終了させて、ひたすら自分の話が止まりません。もちろん、相手が興味のない様子でも無視、ひたすらしゃべり続けます。相手が話を変えたくて口を挟んでも、まったく聞き入れません。
一方的に相手の話を聞かされた上、自分の話は一切受け入れられないため誰も話をしたがらなくなります。
▼会社の先輩。よくもまぁ、自分語りであれだけしゃべれるよねぇ。公共の場だろうと電車の中だろうとおかまいなし。声が大きいし一緒にいるのが恥ずかしい。別れた後、一気に疲労感が襲ってくる。(33歳・学芸員)
話が止まらない人の特徴③人の話を自分の話にすり替える
話が止まらない人の中でも結構悪質なのは、人の話を横から聞いて、話題を自分の話にすり替えたり、話の腰を折ったりするタイプです。たとえばグループで話をしていても「最近寒くなってきたよね」などと話を始めれば、横から出てきて「ほんと、寒くなったよね!私なんかこの前ね」と自分の話にすり替えて延々と話が止まらなくなって、周囲はドン引き状態。一人、二人といなくなり、最後の一人がいなくなるまで自分語りは終わりません。
話が止まらない人の特徴④空気や人を一切読まない
所構わず話が止まらない人の中には空気も人も読めないタイプが存在します。特に自分語りをしたくてウズウズしている人は、会話の流れさえも考慮せず、「そういえばね」と唐突に自分のしたい話を始めるので周囲を驚愕させてしまうものです。最初は陽気に話していても、だんだんスピードアップして、声のトーンも大きくなってある意味興奮状態になる人も少なくありません。自分の話したい内容で頭がいっぱいになっているため、誰も聞いていないのに急に話し出すので怖がられることもあるはずです。本人は流れや状況を無視していることにまったく気付いていないのです。
▼場違いな所でとうとうと自分語りをする。結婚式のスピーチで延々と自分語りをし始めたときは、誰もが「誰か止めて!」と思ったはず、花嫁も花婿も顔が凍りついてて気の毒でした。司会者が慌てて巻きを入れて。ムッとして席に戻った顔が超怖かった。ちょっと病んでる。(28歳・放送)
話が止まらない人の特徴⑤ 社交的で人見知りをしない
話が止まらない人、よくおしゃべりする人の褒められる特徴は、人見知りしたり物怖じせずに、誰にでも平気で話しかけることかもしれません。知人からはウザいと思われる特徴でも、語彙力が豊富なので社交性の強みを生かした広報やレポーター、取材などの仕事は案外適職かもしれません。人見知りしないので、相手の様子を探る時間が必要なく、1度2度会う分には良い印象も残せるでしょう。結果としてコネクションが多く、顔が広いのがおしゃべりな人の最大にして唯一のメリットと言えるでしょう。
しゃべり出したらノンストップ!話が止まらない人の心理状態とは?
早口で一方的にまくしたてるおしゃべり、マシンガントーク、自分語り。ノンストップのおしゃべり攻撃は、付き合わされるだけでこちらはぐったり。話が止まらない人の心理とは、いったいどのようなものなのでしょうか?
話が止まらない人の心理状態①しゃべることでストレスを発散している
話が止まらない人にとっては、しゃべることが最適なストレス発散方法です。頭の中にあるさまざまな話題がどんどん出てくるおしゃべりは、スポーツと同じで、相手が話を聞いてようがいなかろうが、ほぼ関係ありません。相手が相槌を打ってくれればモチベーションが上がり、ストレス解消にも拍車がかかりますが、相手とのコミュニケーションは求めていないことがほとんどです。
▼お局ヤバイ。2時間ぐらいずっとひとりでしゃべってる。今部内に彼女と私だけってことは、私にしゃべってるのか!?(26歳・会社員)
話が止まらない人の心理状態②承認欲求が強い
話が止まらない人は、自分がどういう人間なのか、何を考えていて、何を成し遂げた人なのかを周囲に知ってもらいたいという承認欲求が強いものです。あれも知ってもらいたい、これも教えたいという気持ちはどんどんエスカレートするので、話は止まらなくなります。結果として人の話を聞かないことにつながります。また、コンプレックスがあり人より優越感を得たいため、他人に話題をコントロールされるのを嫌います。そのため、マウンティング行為として誰かの話の途中で割り込んで自分の話を始めたり、相手の話の腰を折って自慢話を始めたりすることも平気です。
▼一方的に聞かされっぱなしにならず、「ちょっと待ってよ、それってどうして?」と聞き返して相手のリズムをぐちゃぐちゃにしてやります。相手も強者なので、またマシンガントークに戻ろうとするかもしれないけど、基本無視で良い。相手はただしゃべりたいだけ、こっちのことなんて全然気にしてないから。(36歳・小売)
話が止まらない人の心理状態③沈黙が苦手
話が止まらない人の中には、相手との無言の状態が怖くてマシンガントークしてしまうという人も少なからずいます。たとえばクルマなどで二人きりになったり、休憩室などで二人きりになったときに、相手との沈黙が気になって落ち着かず、空白を埋めようと、ひっきりなしにしゃべることでごまかそうとするのです。言葉や会話の隙間が空くことへの恐怖心だけにとらわれているため、話が止まらなくなってしまい、隣で話し終わるのを待っている人がいることにも気付くことができない状態で、こういった人の場合、精神的なバランスを崩していることも少なくありません。
▼会議なんかで早口でマシンガントークする人がいる。何言ってるのかまったくわからない。私にとってはただただ騒音にしか聞こえなくて、内容が頭に入ってこない。だから適当に聞き流して、終わったら「よくわかりませんでした」とでも手短に答えて、余計な質問や反論は絶対にしないことが大事。時々誰かが余計な質問して、それで小一時間ほどトーキングタイムが始まることがある。死ぬ。(37歳・NPO)
話が止まらない人の心理状態④しゃべる自分に酔っている
特にプライドが高く、話が止まらない人の中にはしゃべっている自分にうっとりと自己陶酔する人もいます。自分のことをあれこれ人に話すのは気分が良いので、終わりがないのです。また、マシンガントークをしていると、誰もが自分に注目してくれているような高揚感が出てきます。こういった場合、会話とは相手があってのコミュニケーションとは別物で、ある意味マスターベーションです。ただ自分大好き、自分が気持ちよければそれで良いのです。相手が迷惑がっているなんて思う余裕などみじんもありません。
話が止まらない人の心理状態⑥寂しがり屋
話が止まらない人は寂しがり屋で承認欲求が強く、誰かに構ってほしい気持ちが人一倍強いことが少なくありません。一人でいるのは寂しいのに、相手に合わせるのは嫌という自己中心的な気持ちが根っこにあるため、誰かいたらとにかく話しかけて過剰に話を長引かせます。寂しいゆえに、相手にしてくれそうな人に時間も考えず片っ端から電話をして、長々と自分語りをすることも多いでしょう。もちろん、ブロックされたり、迷惑だと言われても一向に気にしないこともあるようです。