忙しい日々が続くと気持ちが滅入り、焦りやイライラ、疲れ、無気力を感じたりしますよね。
そんなストレスを緩和するのに手軽な方法がヨガの呼吸法です。
難しい技術は必要なく、初心者の方でもストレス緩和の効果が期待できる簡単なメソッド。知っていて損はありません。
ヨガ講師の筆者が、ヨガの呼吸法がもたらす効果ややり方について詳しくご紹介していきます。
ストレスは自律神経の乱れと浅い呼吸から起こる
ストレスによる自律神経の乱れ
忙しい毎日を過ごしていると、誰だってストレスがたまります。
その結果、自律神経が乱れて様々な悪い変化を感じるようになるので、早めにどうにかしたいですよね。
自律神経の乱れによる症状
- 何となくイライラする
- 悲しい気持ちになる
- やる気が起きない
- 不眠
- 頭痛
- 冷え
自律神経のバランスを整えるためには、しっかり呼吸をすることが有効です。
ストレスを受けると呼吸は浅くなる
「え?呼吸なら毎日しているけど?」と思った方も多いはず。
ですが、普段私たちが何気なくしている呼吸は、ほとんどが「胸式呼吸」です。
- 「胸式呼吸」とは?
- お腹のへこみに変化がない、肩が上がるといった状態での呼吸。
比較的浅めの呼吸で、肺の一部にしか酸素を届けることができず、血液中の酸素(特に脳へ行き渡る酸素!)が不足した状態になりがち。
ただでさえ浅くなりがちな胸式呼吸ですが、ストレスや不安、緊張を感じている時には、さらに呼吸が浅くなります。
忙しない毎日を送っている方は、まさに浅い呼吸が続いている状態でしょう。
そうなると、どんどん疲れやすくなり、気持ちもギスギスしていきます。
そんなストレスを緩和するために行って欲しいのが、腹式呼吸です。
ストレス解消できる腹式呼吸で一瞬でリラックス
- 「腹式呼吸」とは?
- 息を吸うときにお腹が膨らませ、息を吐くときにお腹を凹ませる呼吸法。 酸素を多く取り込む。
胸式呼吸とは違い、意識して行わないかぎり日常生活ではあまり登場しません。
腹式呼吸は、頭がスッキリして誰でも自然とリラックスすることができます。
リラックスすることで、カラダの力が抜けて肩こりや首こりが起こりにくくなる、イライラや不調の元凶となる自律神経の乱れが整う、血流が良くなるなど様々なメリットが得られるでしょう。
さらに「腹式呼吸」は、体幹部のインナーマッスルが使われるため、お腹を引き締める効果も期待できちゃいますよ!
腹式呼吸で得られる効果
- リラックスできる
- 緊張がなくなりカラダがこりにくくなる
- 自律神経の乱れが整う
- 血流が良くなる
- 体幹が整う(お腹痩せ効果が狙える!)
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