ネイルオイルを使うことで爪を保湿する効果を得られます。使い方も簡単なので、爪トラブルに悩んでいる人にはおすすめのアイテムです。この記事では、ネイルオイルの正しい使い方を紹介していきます。記事の後半ではネイルオイルの選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ネイルオイルとは

スッキリ解決!ネイルオイルの正しい使い方と得られる3つの効果
(画像=『Rolmy』より引用)

ネイルオイルは「キューティクルオイル」とも呼ばれ、爪と指先を保湿するものです。
オイルには、爪や皮膚に浸透しやすい特徴があります。

乾燥によって爪周辺がカサついている人や、爪の割れ・欠けで悩んでいる人にはネイルオイルがおすすめです。
爪の悩みが特になくても、健康な爪を育てたい人やネイルが趣味の人も使ってみると良いでしょう。

マニキュアと異なって除光液で落とさなくても良いため、24時間つけていられます。

ネイルオイルの効果3つ

スッキリ解決!ネイルオイルの正しい使い方と得られる3つの効果
(画像=『Rolmy』より引用)

ネイルオイルには、5つの効果があります。
主な役割は爪・指先の保湿ですが、「育爪」として健康な爪をつくることが可能です。

ここでは5つの効果を詳しく見ていきましょう。

1.爪・指先を保湿する

ネイルオイルの主な効果は、爪・指先を保湿することです。
オイルは内部まで浸透する特徴があり、ひどい乾燥にも効いて爪・指先が健康になります。

そのため、以下のような人にネイルオイルがおすすめです。

  • ささくれができやすい
  • 爪に縦すじが入っている
  • 爪がひび割れしている
  • 爪の表面が剥がれて「二枚爪」になっている

ネイルオイルに加えてハンドクリームを使いたい場合、ハンドクリームは表面にしか効かないため、爪・指先の乾燥に悩んでいる人はネイルオイルを使うと良いでしょう。

2.マニキュアが長く持つ

マニキュアを塗ったときにネイルオイルを塗ると、長持ちする効果があります。
なぜならネイルオイルで爪をコーティングすることで、マニキュアが剥がれにくくなるためです。

マニキュアの後にトップコートを塗ると剥がれにくくなる効果がありますが、その上にネイルオイルも塗ると、マニキュアの長持ち効果がより強化されます。

マニキュアやトップコートの上にネイルオイルを塗ると、マニキュアを長く楽しむことが可能です。

3.リラックスできる

ネイルオイルを使用することで、リラックス効果も得られます。
ネイルオイルによってはアロマ成分が入っているものもあり、ストレス解消に効果的です。

アロマの香りは、自律神経やホルモンバランスを整える働きがあります。
たとえばラベンダーやローズなどの香りは、不眠やPMS(月経前症候群)を緩和するなど嬉しい効果がたくさん。

香り付きのネイルオイルを一つ買うと、アロマディフューザーやお香がなくても香りを楽しめます。

ネイルオイルの正しい使い方4STEP

スッキリ解決!ネイルオイルの正しい使い方と得られる3つの効果
(画像=『Rolmy』より引用)

ネイルオイルの使い方を、4つのステップに分けて解説します。
シンプルな手順で使えるため、初めて使う人や正しいネイルオイルの使い方を知りたい人は参考にしてください。

STEP1.手を洗う

ネイルオイルを爪に塗る前に、きちんと手を洗いましょう。
手に汚れや菌が残っていると、ネイルオイルの効果がなくなります。

爪を1本ずつ優しく撫でて、爪の表面や周辺に付いている汚れ・脂を取ります。
爪の中も綺麗にする必要があるため、手のひらに爪を立てて優しく円を描いて洗いましょう。

STEP2.爪の生え際に塗る

ネイルオイルは、まず爪の生え際から塗っていきます。
生え際はささくれが起きやすいため、最初にケアしましょう。

ネイルオイルの量は、たっぷりではなく生え際を覆う程度で構いません。
生え際にネイルオイルを塗ったら、指の腹を使って馴染ませます。

こするのではなく、優しく撫でて浸透させましょう。
1本ずつ、塗って馴染ませるを繰り返してください。

STEP3.爪の側面に馴染ませる

すべての爪の生え際に塗って馴染ませたら、そのまま側面も塗ります。
側面も乾燥しやすいため、しっかり保湿しましょう。

爪の生え際に塗った分が残っていれば、そのまま側面にも塗って指の腹で優しく馴染ませます。
足りない場合は、側面がしっかり覆われるように付け足してください。

すでにささくれていたり皮膚が割れていたりする場合は、悪化させないように注意して優しく馴染ませてください。

STEP4.爪先・爪全体に塗る

爪の生え際と側面に塗ったら、最後は爪先・爪全体に塗ります。
爪先は乾燥によって割れやすいため、冬は特に重要です。

ネイルオイルを爪先に適量塗り、指の腹で伸ばします。
そして爪全体にも広げると、ネイルオイルを効率よく使うことが可能です。

また、爪と指の間にもネイルオイルを塗ることで、爪割れや二枚爪(爪の表面が薄く剥がれること)を防げます。

ネイルオイルを使うおすすめのタイミング6選

スッキリ解決!ネイルオイルの正しい使い方と得られる3つの効果
(画像=『Rolmy』より引用)

ネイルオイルを使うおすすめのタイミングを6つ紹介します。
どれも乾燥しやすいタイミングであるため、こまめに保湿すると早く爪・指先を健康にすることが可能です。

爪・指先の乾燥に悩んでいる人は、参考にしてください。

1.手を洗った後

手を洗った後は、なるべくネイルオイルを塗ると良いでしょう。
これは洗顔した後にスキンケアをするのと同じで、手を洗った後に何もしないと水分が蒸発して乾燥するためです。

帰宅したときや家事が終わった後、トイレの後など1日に数回手を洗うタイミングがありますよね。
ハンドクリームを使っている人は、ネイルオイルによるケアも追加するとより効果的です。

2.外に出かける前

外に出かける前に、ネイルオイルでケアしておくのがおすすめです。
室内に比べて外は乾燥しているため、爪・指先を保護してあげましょう。

外の風に当たると、肌や髪と同じように爪・指先も乾燥します。
夏と冬はエアコンを使うため、室内だとしてもネイルオイルで忘れずに保湿しましょう。

最低限、ささくれや手荒れがある部分だけでもネイルオイルを塗っておくと安心です。

3.夜寝る前

夜寝る前は、ネイルオイルを使って爪・指先を保湿してください。
数時間も無防備な状態になるため、何もしないと乾燥しやすくなります。

お風呂上がりに塗った乳液やボディクリームがついたままだと、効果が薄れます。
そのため、寝る前にネイルオイルを塗るときは最初に手を洗いましょう。

4.マニキュアを落とした後

マニキュアを落とした後にも、ネイルオイルを塗るのがおすすめです。
除光液に含まれるアセトンという成分が、爪・指先の油分を奪って乾燥します。

マニキュアを落とすときは除光液をたくさん使うため、乾燥を避けるのは困難です。
そのため、マニキュアを落とした後は手を洗い、ネイルオイルで爪・指先に潤いを与えましょう。

5.パソコンを使った後

パソコンを使う機会がある人は、使い終わった後にネイルオイルでケアしましょう。
意外かもしれませんが、指が乾燥した状態で長時間パソコンを使っていると手荒れの原因になります。

キーボードを打つと指先に負担がかかり、徐々に指先が荒れてひび割れが起きる恐れもあります。
症状がひどくて辛い場合は、ネイルオイルを使うだけでなくパソコン用指サックを使うのがおすすめです。

6.乾燥が気になったとき

爪・指先の乾燥が気になったときは、ネイルオイルをこまめに塗りましょう。
ネイルオイルは使用制限がなく、何回塗っても爪・指先へのダメージはありません。

たとえば仕事のお昼休憩に1回塗ると、朝・昼・夜にバランス良く保湿することが可能です。
ささくれや爪割れがすでにある場合は、お昼以外に夕方にも塗ると良いでしょう。