骨格診断を自己診断する時のポイント
骨格診断がわからない理由は理解できましたか?
つぎは、自己診断をするポイントを見ていきましょう。
骨格診断をするときの参考にしてくださいね。
骨格診断のポイント1.全体の印象から判断する
骨格診断は1つの部位だけでは判断できません。
部位ごとの特徴をみることも大切ですが、全体の印象が重要な判断基準になります。
「どこにボリュームがあるのか」に注目して見ていきましょう。
各タイプの全体の印象は下記のようになります。
・ストレート……肉厚でメリハリがある、上半身にボリューム感
・ウェーブ……下半身にボリュームがある、上半身は薄い
・ナチュラル……全体のバランスがいい体格
自己診断をするときは、全身を鏡にうつしたり、写真にとったりして判断しましょう。
ボディラインがよくわかるように、下着やキャミソールで骨格診断するのがおすすめです。
骨格診断のポイント2.肌の質感を見る
骨格診断では「肌の質感」も重要な判断ポイント。
ストレート、ウェーブ、ナチュラル、それぞれ質感に特徴があります。
・ストレート……筋肉を感じるようなハリのある質感
・ウェーブ……脂肪のやわらかさが目立つソフトな質感
・ナチュラル……骨っぽさを感じる質感
上記のように、タイプによって肌の質感に差があります。
ボディラインだけではなく、肌の質感にも着目しましょう。
骨格診断のポイント3.「手」に注目しよう
骨格診断で意外と特徴がでるのが「手」です。
・ストレート……肉厚な手。関節は小さく目立たない
・ウェーブ……線が細く薄い手。関節は少し目立つ程度
・ナチュラル……骨っぽい手。関節は大きく目立つ
手には、ストレート、ウェーブ、ナチュラルの特徴である「肉感・やわらかさ・骨っぽさ」が出ます。
そのため、骨格診断がわからない人にも判断しやすいです。
厚みを確認するときは、手を縦にして横から見るとわかりやすいので試してくださいね。
スリム・ポッチャリで骨格診断がわからない!自己診断するコツ
スリムな人やポッチャリしている人は、「骨格診断がわからない」と感じる傾向があります。
その理由は、骨格診断の判断材料となる「肉感」「脂肪のつき方」「骨っぽさ」がわかりづらいから。
しかし、骨格診断は体型によって結果がかわるものではありません。
ポイントをおさえれば、スリム、ポッチャリでも自己診断することが可能です。
「スリム」「ポッチャリ」タイプ別の骨格診断のコツを解説していきます。
スリムな人は横からのシルエットがわかりやすい
スリムな人は肉感が少なく華奢な印象から、「ウェーブ」と自己診断する傾向にあります。
そのため、間違った診断をしがちです。
スリムな人が骨格診断をするポイントは、横から見たシルエット。
「カラダのどこにメリハリがあるか」を見ていきましょう。
贅肉が少ないぶん、カラダの特徴がわかりやすいはずです。
・ストレート……胸や腰の位置が高い、メリハリのあるボディライン
・ウェーブ………上半身が薄い、胸やウエストの位置が低め
・ナチュラル……肩の骨が目立つ、平面的なヒップ
スリムな人は、一度横からのシルエットを確認してみてくださいね。
ポッチャリさんは太りやすい部位がポイント
ポッチャリさんは肉感が強いので、ストレートと自己診断しがち。
たしかに、肉感が強く、もともとの骨格がわかりにくいのが事実です。
ポッチャリさんが骨格診断する時は「どこに贅肉がつきやすいか」が、診断する際の参考になります。
骨格や体質によって太り方に特徴があるからです。
タイプ別の太りやすい部位は下記のとおり。
・ストレート……二の腕、お腹まわり、太ももの前側
・ウェーブ……下腹部、太ももなど下半身から太る
・ナチュラル……部分的にではなく、太ると全体的に大きくなる
太り方の特徴から見ると、ストレートは「リンゴ型」ウェーブは「洋ナシ型」と言えそうです。
ナチュラルは太ってもわかりにくく「ガタイがよくなるタイプ」ですね。
ポッチャリさんが骨格診断をする時は、「どこから太るのか」に着目してみてください。