”オートファジー”、この言葉を聞いたことありますか?

聞いたことある方は、ダイエットや断食などに興味のある方かもしれませんね。

「16時間断食」で一躍有名にもなった言葉です。

では、オートファジーって一体何なのか?ダイエットにどんな良いことがあるのか?

今回はその疑問に迫ります。

オートファジーとは

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

オートファジーとはギリシャ語で、「オート(自己)」ファジー(食べる)」を意味し、それらを組み合わせた造語です。

細胞の中の余分なものを細胞自体が自食し、取り除く仕組みです。

簡単に言うと、”古くなった細胞を、内側から新しく生まれ変わらせる仕組み”となります。

細胞は主にたんぱく質で作られていますが、古くなったり壊れたりするものも出てきます。

古くなったものは排出されますが、排出しきれなかったものが細部内に溜まり、カラダの不調や病気の原因になってしまいます。

そこでオートファジーは古くなったたんぱく質を自ら分解し、新しいものを作り出してくれます。

しかし、ここで問題が!

オートファジーは栄養状態が十分あると作られなくなってしまいます。

そこで誕生したのが16時間空腹ダイエットですね。

16時間空腹状態が続くと、オートファジーが機能してくれると言われています。

オートファジーが動けば、不要なものや老廃物が排出され、細胞の働きが活性化することで肥満の解消にもつながります。

さらに嬉しいことは、老廃物が排出されるということは美容や健康にも効果的ですね!

オートファジーがダイエットに嬉しいポイント

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

オートファジーのダイエットにありがたい点をまとめると、

  • 空腹状態を作るため内臓を休めることになる
  • 臓器を休めることで活性化される
  • 老廃物を排出する働きをしてくれる
  • 古くなった細胞を生まれ変わらせてくれる

結果、ダイエットを促進させてくれるのではないかと言われています。

オートファジーダイエットの実践

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

では、オートファジーをうまく使ったダイエット方法はどのように行うのか解説していきます。

「16時間断食ダイエット」がまさにそのやり方でもあります。

オートファジーを機能させるには、1日24時間のうちに16時間は空腹状態を作り、それ以外の8時間で食事を済ませる方法です。

細かく言えばどんなものを食べた方がいいかといった食事内容も関係してきますが、時間で管理するというとてもシンプルな方法です。

そういった手軽さから、実践しようとされる方も多いのでしょうね。

オートファジーを行う生活スタイル

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

16時間ダイエットの詳しい方法については書籍などでも取り扱われているので、この記事ではどうやって16時間の断食を作ってオートファジーを働かせるかについて考えてみます。

どのタイミングで食事を抜くかという点で解説しますね。

朝食を抜く場合

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

昼食が1回目の食事となるため、昼食時間を食事開始の基準とします。

12時に昼食を食べた場合は、20時までは食べて良い時間帯です。

ですので、夕食は19時〜20時ごろに済ませるスタイル

これは一番実践しやすい生活パターンなのかなと思います。

夕食を抜く場合

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

朝食が1回目の食事となるため、朝食時間を食事開始の基準とします。

仮に7時が朝食の方であれば、15時までは食べて良い時間帯ですね。

昼食を少し遅めに取るといいですね。

夜は残業で絶対に帰りが遅くなってしまうような方におすすめです。

昼食を抜く場合

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

このパターンは難しいかもしれません。

ただし、夜勤がある方には昼食を抜くスタイルが合っている可能性があります。

夕食を夜勤直前の21時ごろの食べて、夜勤明けすぐに朝食を食べる。

そんな風にできると夜勤の方でも実践しやすいかと思います。

どれが正解はありませんが、どんな生活スタイルの方でもその時間に応じて取り入れることができるのは嬉しいですね。