6月といえば連想するものを一挙紹介

6月といえば、どんなものをイメージしますか?梅雨の時期である6月は、紫陽花やかたつむりなど、雨にまつわる事柄を連想する方が多いのではないでしょうか。

今回は、6月の風物詩や歳時記、代表的な言葉などをたっぷり集めました。有名なものはもちろん、あまり知られていないこともまとめましたので、ぜひ読んでみてくださいね。

6月といえばこの行事

「6月といえば?」聞かれた時に答えられる行事・風物詩・言葉を集めてみました
(画像=unsplash.com Folkより引用)

まずは、6月といえばこの行事!と呼べる、代表的なイベントをご紹介します。6月は1年の中で唯一祝日がない時期として知られていますが、風物詩ともなるような6月らしい行事もあります。

雨続きで鬱々とした気分になりやすい6月だからこそ、6月ならではのイベントを見つけて楽しく過ごしてみたいものですね。世界的な行事から、日本独自の行事までお届けします。

6月といえば「父の日」

6月といえば、お父さんを労う日である「父の日」が有名ですね。実は父の日はアメリカ発祥の、世界的にポピュラーなイベント。6月第3週の日曜日になると、各国で父親へ感謝の気持ちを伝える行事が催されます。

アメリカやカナダでは家族そろって過ごすのが一般的であるのに対して、ドイツは父が羽目を外してもいい日といった位置づけ。5月の母の日と比べ忘れがちな人も多い父の日ですが、この時期にはぜひ父親に感謝の気持ちを贈りたいですね。

6月といえば「夏至」

日本では、春夏秋冬をさらに細かく24分割した「二十四節気」というものがあります。その中で6月21から22日にあたるのが「夏至」です。名前の通り夏の幕開けを意味するこの日は、一年でもっとも昼が長いことでも有名です。

夫婦岩の真ん中から現れる朝日に向かいながら心身を清める、二見興玉神社の「禊の祭典」はこの時期ニュースなどでも取り上げられますね。また、地域ごとに夏至を祝う行事食もありますので、自宅で楽しんでみるのもよいでしょう。

6月といえば「衣替え」

6月といえば、「衣替え」もすっかり恒例行事となっていますね。学生や銀行などで制服が夏服になる時期ですが、歴史は平安時代にまでさかのぼります。

このころには宮中行事として行われていましたが、現代ではクローゼットを整理する指針として一般家庭にも多く普及していますね。しかし一方で、6月といえば梅雨まっさかり。

雨の日が多く洗濯が捗らない上、カビが生えやすい時期でもあります。風物詩として楽しみつつ、現実には6月に入る前に衣替えを済ませてしまう家庭も多いようです。

6月といえば「よさこいソーラン祭り」

梅雨時期であることから、どうしても催しものが少ない6月。そんな中で、毎年北海道で行われる「よさこいソーラン祭り」は人々に活気を与えてくれます。

北海道には梅雨がありませんから、思い切って北海道にまで足を運んでみるのもよいかもしれません。

よさこいソーラン祭りは、高知のよさこいと北海道のソーラン節を融合させた、迫力のある踊りのお祭り。6月といえば、鳴子を手に街を練り歩くこの行事を想像する方も多いのではないでしょうか。

6月といえばこの風物詩

「6月といえば?」聞かれた時に答えられる行事・風物詩・言葉を集めてみました
(画像=unsplash.com Folkより引用)

次に、6月といえばイメージする、風物詩をご紹介します。本格的な梅雨時期となる6月は、街にも色とりどりの傘が広がりますね。

気分は下がるし、面倒だし、雨はあまり好きじゃない…という方も、6月ならではの風物詩に少し思いを馳せてみることで、例年と違う魅力を感じられるかもしれませんよ。雨にまつわる風物詩の他にもピックアップしましたので、いくつかまとめてお届けします。

6月といえば「梅雨」

6月といえば、もちろん梅雨。暦の上では6月11日頃が入梅と呼ばれ、梅雨が始まる時期となっています。もちろん実際には地域ごとに梅雨入りが違いますが、沖縄から北海道までぞくぞくと梅雨入りしてく様は、やはり6月の代表的な風物詩ですよね。

梅雨に関連して、傘などのレインアイテムやてるてる坊主も6月らしい風物詩です。また、入梅の時期に出回り始める青梅は排毒効果があるため、梅酒作りに挑戦してみるのもおすすめですよ。

6月といえば「紫陽花」

晴れ間が少なくじめじめとする6月に、ひときわ目を引くのが紫陽花。6月といえば、通勤途中やお散歩で紫陽花が開花するのを待ち遠しく思っている人も多いですよね。

青や紫など清潔感のある彩りが特徴的な紫陽花ですが、実は「移り気」という意外な花言葉を持っています。

これは、紫陽花が育つ土壌によって色を変えることに由来しているから。ですが、色ごとに素敵な花言葉も与えられており、近年では贈り物としても人気です。

6月といえば「ジューンブライド」

6月といえば、「ジューンブライド」を風物詩としてイメージする方もいるかもしれません。6月の花嫁は幸せになれるという言い伝えに起因するものですが、ギリシャ神話や農作業との兼ね合いなど、起源は諸説あります。

日本で6月といえば梅雨真っただ中ですが、ヨーロッパなどではもっとも雨の少ない月。そのため、海外挙式を予定しているカップルはジューンブライドを意識してみるのもよいかもしれません。

6月といえば「賞与支給」

仕事をしている人にとっては、6月といえば夏季賞与の時期!現実的な風物詩ではありますが、頑張ってきた分だけ楽しみになる時期ですよね。

公務員の支給日が6月30日と決められているため風物詩となっていますが、会社によっては7月に支給される場合も多くあります。

ちなみにボーナスの使い道については、ここ数年で「貯蓄」がぐっと上がり、「旅行」「外食」は下がっているという傾向があります。中には親へのプレゼントや、自己投資として使う人もいるようです。