「愛犬用に知育玩具を探しているけど、どんなものがいいの?」「そもそもどんなメリットがあるの?」とお悩みの方もいるでしょう。犬用の知育玩具は頭を使うことでストレス解消にもつなげることができる便利なおもちゃです。
そこで今回は、犬用知育玩具がおすすめの理由や選び方、おすすめの知育玩具を10個厳選して紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。
犬に知育玩具がおすすめの理由や効果
「犬用知育玩具の存在は知っているけれど、どう良いのか、遊び方を知らない」という飼い主さんもいると思います。犬用の知育玩具とは、おもちゃの中におやつをいれたり隠したりして、嗅覚を使っておやつを探して取り出す遊びをするものです。 犬に知育玩具がおすすめの理由には、以下のようなものがあります。
・飼い主と愛犬のコミュニケーション
・散歩に行けない時のストレス解消
・フードの早食い防止
・高齢犬の認知症予防やストレス発散
1つずつ、詳しく解説していきます。
飼い主と愛犬のコミュニケーション
犬用の知育玩具で一緒に遊ぶことは、飼い主さんと愛犬のコミュニケーションの時間になります。上手くできた時にたくさん褒めることで愛犬にとっても嬉しい時間になるでしょう。知育玩具によっては、飼い主さんが難易度を調整したり、隠す場所を変えたりすることでステップアップを共に楽しめるものもあります。愛犬と過ごす時間をより豊かにできるおもちゃと言えるでしょう。
散歩に行けない時のストレス解消
知育玩具を使い、嗅覚を刺激し、おやつを探させることは、犬にとっての脳のトレーニングになり、脳を使うことでストレス発散につながります。雨の日や夏の暑い日など、散歩に行けない時、愛犬はストレスが溜まってしまいます。そんな時に知育玩具を活用することでストレスを発散し、お家時間を楽しむことができるでしょう。
フードの早食い防止
知育玩具の中にフードをいれることで、ゆっくり食べる効果も期待できます。ごはんが大好きで一気に食べてしまう子には、転がしてゆっくりフードが出てくるものなどを選ぶと良いでしょう。ゆっくり食べてもらうことで満腹感もアップするので、食べすぎなども防ぐことができるでしょう。
高齢犬の認知症予防やストレス発散
知育玩具はふせをした状態でも遊ぶことが出来ます。運動量が減った高齢犬でも嗅覚を使って遊べるので、認知症の予防につながるとも言われています。寝る時間が増え、あまり遊ばなくなったとあきらめずに、できる遊びを一緒にすることでコミュニケーションの時間を作っていきましょう。
知育玩具の選び方
「知育玩具のメリットは分かったけど、自分の愛犬にあったものはどう選べばいいの?」とお悩みの方もいると思います。知育玩具にはさまざまな種類があるため、迷ってしまうのも当然です。初心者の方はまず、以下のポイントを押さえて選ぶことをおすすめします。
・簡単なものから徐々に難しいものに
・愛犬の大きさに合わせて選ぶ
・遊び方に合わせて選ぶ
・素材や耐久性で選ぶ
1つずつ、詳しく解説していきます。
簡単なものから徐々に難しいものに
知育玩具は、それぞれで難易度が異なります。初めての場合は簡単なものから選んでみましょう。次の項目で、おすすめ商品と難易度について紹介するので、チェックしてみてください。簡単なものを選んでも、遊んでいくうちに慣れてしまうと、飽きる原因になります。最初は難しすぎないものを選んでから、だんだん難易度を上げていくのがおすすめです。知育玩具によっては、難易度を変えられるものもあるのでチェックしてみましょう。また、犬によってクリアできるレベルはさまざまです。焦らず、愛犬のレベルに合ったものを選ぶことも大切です。
愛犬の大きさに合わせて選ぶ
知育玩具にはさまざまな大きさのものがあります。うまく活用するためだけではなく、事故を防ぐためにも、愛犬の大きさに合ったものを選ぶことが重要です。例えば、口を使って遊ぶ知育玩具の場合、愛犬の大きさに合わないものを選んでしまうと口の中にすっぽり入ってしまい、誤飲の可能性も考えられるので注意が必要です。また、誤飲が不安だからと言って大きすぎるものを選んでもうまく遊べません。愛犬に最適なサイズのものを選びましょう。
遊び方に合わせて選ぶ
知育玩具はそれぞれ遊び方が異なります。転がしておやつを出すもの、鼻を使って蓋をスライドさせるもの、口で蓋を開けるものなどがあります。高齢で運動が苦手な子は、伏せで遊べるスライドタイプ。動くのが好きな子は転がるタイプなど、愛犬の状態や興味に合わせて選ぶとよいでしょう。
素材や耐久性で選ぶ
知育玩具にはさまざまな素材が使われており、耐久性も異なります。長く遊ぶために、素材や耐久性にも注目しておきましょう。素材に関しては、布製やプラスチック製、木製などがあります。布製はやわらかく軽いので持ち運びがしやすく、コンパクトにたためるものが多くみられます。プラスチック製であれば、丸洗いができたりと清潔に使えるものもあります。木製は温かみを感じられ、重みもあるので、遊んでいる途中にずれにくいという良さがあります。耐久性に関しては、プラスチックや木製のものを選ぶと長く使えるでしょう。
知育玩具を使用する際のポイント
多頭飼育をされている方もいらっしゃるでしょう。そのような場合は、それぞれの子が集中して知育玩具で遊べる環境にするのがおすすめです。一人が挑戦している間、他の子は別の部屋に居てもらうなど、集中できる空間を作ってあげましょう。また、おやつを隠す場合、愛犬の目の前でおやつを隠さず部屋の外で待機させて、準備をしてから部屋に入れるのがおすすめです。おもちゃまで自分で歩いて近づくようにスタートするとさらによいでしょう。
いきなり完璧を目指さず、ますは簡単な挑戦から初めて上手くできたらたくさん褒めてあげましょう。