「当たり前」という表現には色々なニュアンスが隠されていますね。
「それは当然だ」と相手を少し見下す時にも使われますし、「当たり前のことをきちんと行う」というように、マイナスのイメージを持たないこともあります。英語でも同様に色々な表現があります。
(1) Expected
中立的な印象です。言い方次第で(声の調子など)良くも悪くも聞こえるでしょう。
【例文】
It was very much expected that we would not win the contract.
契約を取れないのは実に当たり前の結果だ。
*Very muchで強調することで、「予想通り」のニュアンスが含まれます。
(2) Take it for granted
学校の英語の授業できっと学んだと思われる表現です。
【例文】
I never take your kindness for granted.
あなたのご親切を決して当たり前とは思いません。
*Take it for grantedのItを色々な言葉で入れ替えることができます。
(3) Obvious
Obviousは「明確な」という意味で良く使われますが、「当たり前」の意味でも使われます。
【例文】
Don’t you think it was obvious that that merger would not go well?
あの合併がうまくいかないのは当たり前だと思わなかった?
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