11.すこ

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

鮮やかな赤い色が印象的な料理「すこ」は、赤ずいきの酢漬けです。ずいきとは、里芋の葉柄(茎)のことで、中でも葉柄を食用とする専用の品種を赤ずいきと読んでいます。

里芋の栽培が盛んな大野市では、畑の端で赤ずいきを栽培しており、周辺の地域では古くから「すこ」が作られてきました。シャキシャキとした食感と素朴な甘酸っぱさが食欲を増し、ご飯のお供にはもちろん、日本酒との相性もばつぐんです。

12.たけふ駅前中華そば

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

越前おろしそば、ボルガライスと並ぶ ”越前市3大ご当地グルメ” のひとつ「たけふ駅前中華そば」。そば屋さんが多いこの地域ならではの、ダシ文化をベースに生まれた中華そばで、JR武生駅の周辺に味わえるお店が集まっています。

カツオや昆布のダシがきいた、黄金色の透き通ったスープが特徴で、昔ながらのホッとする素朴な味わい。提供するのはラーメン店ではなく、そば屋や食堂がほとんどです。具材は店舗ごとに異なりますがシンプルで、ネギ、メンマ、もやし、たまご、かまぼこに加えて、他ではあまり見かけないハムが乗っているお店が多いです。

13.敦賀ラーメン

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=photo-ac.com トリップノートより引用)

福井県のほぼ中央に位置する敦賀(つるが)市のご当地ラーメン。敦賀駅前近くの流しの屋台を発祥とし、誕生から60年以上経った現在でも、深夜まで営業をつづける屋台の店舗もあります。

敦賀ラーメンのスープの基本はとんこつと鶏ガラをベースに、醤油味に仕上げたもの。店舗によってあっさり系からこってり系まであり、幅広い世代に愛されています。

元祖のお店とされているのが「一力(いちりき)」で、1961年(昭和36年)に屋台からスタート。現在では行列が絶えない人気店となっています。一力のインスタントラーメンも発売されているのでお土産にもおすすめです。敦賀ラーメンが食べられる店舗はこちらのページで確認できます。

14.醤油カツ丼

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

福井県といえばソースカツ丼があまりにも有名ですが、大野市のご当地グルメとして「醤油カツ丼」が存在しています。誕生したのは2010年(平成22年)。大野市にある野村醤油がレシピと専用のタレを開発したのがはじまりです。

醤油カツ丼の条件は醤油味であることと、野菜を使用すること。店舗によってオリジナルの醤油カツ丼を提供しているので、食べ比べてみては?醤油カツ丼がいただける店舗はこちらのページで確認できます。

15.おおのとんちゃん

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

とんちゃんと言うと豚のホルモンを想像しますが、大野市では牛や豚のホルモンを味噌や醤油、砂糖、みりん、にんにく、唐辛子などで味付けしたものを「とんちゃん」と呼んでいます。

キャベツや玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めて食べるのが定番で、大野市の中心部にはとんちゃんを提供する居酒屋や焼肉屋が集まるほか、家庭でも日常的に食べられているため、とんちゃんを販売する精肉店も揃っています。とんちゃんを提供している店舗はこちらのページで確認できます。

16.三国バーガー

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

坂井市三国町にある「三國湊座」で味わえるご当地グルメ。福井県産のビーフと国産豚肉のブロックでつくるひき肉のパテはつなぎなし!ピクルスの代わりに入っている、三国の名産品である花らっきょうのコリコリとした食感がいいアクセントになっています。

そしてバンズはお米で作った米粉パン。マヨネーズやBBQソースなどの調味料はできるだけ手作りにこだわっています。

三国バーガーのおすすめ店:三國湊座(三国市)

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

三國湊座は三国湊の散策拠点として2006年4月末にオープンしました。東尋坊クルージングなどツリーストセンターとしての役割や、三国の名産品や特産品の販売、そして食事処や甘味処として利用することができます。

オープン当時からの看板メニューとなっているのが三国バーガーです。三国バーガーのほか、三国港で水揚げされた甘エビを使ったエビクリームカツバーガーや、揚げ酒まんじゅうなども名物となっています。

17.若狭路ご膳

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

福井県南部の若狭湾沿岸は嶺南(れいなん)地域と呼ばれています。この地域ならではの新鮮な海の幸や山の幸を生かそうと生まれたご当地料理が「若狭路ご膳」。若狭ふぐをはじめとする魚介はもちろん、うなぎや焼き鯖、若狭牛、ジビエ、へしこなどの地元食材を使い、お米には福井県産米を使うことも条件となっています。

提供しているのは、敦賀市、小浜市、美浜町、高浜町、おおい町、若狭町内の飲食店や民宿。こちらのページで、若狭路ご膳を提供している店舗や料理の内容を確認することができます。

若狭路ご膳のおすすめ店:地魚料理 まるさん屋(敦賀市)

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

おいしい地魚料理が食べられるとして大人気の「地魚料理まるさん屋」。昼はお食事処として、夜は居酒屋としてお客さんでにぎわいます。地魚だけではなく、越前おろしそばや油揚げ(厚揚げ)などのご当地グルメもいただけます。

若狭路ご膳として提供しているのは「お刺身丼」と「名物セット」。名物セットとは、越前おろしそばと、バッテラ、焼き鯖、穴子の中から好きなお寿司を全部で6貫選べるものです。

18.越前坂井うららの極味膳

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=sozai.fuku-e.com トリップノートより引用)

2011年(平成23年)に地産地消推進事業のひとつとして誕生した「越前坂井うららの極味膳」。定義はつぎの5つ。

  • 福井県坂井市の食材を使用した料理であること
  • 通年提供できること
  • 坂井市内で調理し提供されるもの
  • オリジナリティがあり坂井市の食文化がイメージできること
  • 商品名に「膳」をつけること

30店舗以上が参加しており、海鮮丼やラーメン、越前おろしそば、ソースカツ丼、天ぷら、花咲牛ステーキなどメニューのジャンルはさまざまです。「越前坂井うららの極味膳」をいただける店舗やメニューの内容はこちらのページで確認できます。

19.ほうばめし(朴葉飯)

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=maff.go.jp トリップノートより引用)

福井県ではその昔、田植えが終わると「さつきあげ」というお祝いをしていました。その時にふるまわれていたのが「ほうばめし」です。

朴の葉っぱ2枚を十文字に置き、砂糖と塩を加えたきな粉をたっぷりと広げ、その上に熱々のごはんを乗せます。さらにその上にきな粉をかけて包み、重しを乗せ冷ましたものです。

熱々のごはんを乗せる理由は、朴葉の香りをうつすため。きな粉のごはんに、朴葉の香りが風味良く食欲をそそります。

20.ぼっかけ

【福井】郷土料理のおすすめ27選!福井名物の食べ物特集
(画像=maff.go.jp トリップノートより引用)

福井県で100年以上前から伝わる郷土料理。名前のとおり、炊きたてのご飯の上に、具材たっぷりの汁ものをぼっかけた(ぶっかけた)ものです。汁ものの具材は地域や家庭によって様々ですが、ごぼうやにんじんなどの根菜類を中心に、かまぼこ、こんにゃく、油揚げなどの食材を、かつおの出汁と醤油で煮込みます。

最近では「勝ち山ボッカケ」という進化系も生まれています。勝山市独自のぼっかけで、勝山産の具材を使うことや、見た目を楽しくするなどの定義があり、市内の10店舗以上でオリジナルの「勝ち山ボッカケ」を提供しています。

勝ち山ボッカケがいただける店舗はこちらのページで確認できます。