リモートワークが普及すると会社側にもメリットがある

リモートワークでの移住は田舎がおすすめ!田舎移住のメリットデメリット
(画像=『移住支援.com』より引用)

被雇用者にとってメリットの大きいリモートワークですが、企業側にもさまざまなメリットがあります。リモートワークの普及で発生する会社側のメリットには、以下が挙げられます。

・幅広い人材を探すことができる
・会社にとってのアピールになる
・コスト削減につながる

従来の働き方よりも幅広い人材を探せるほか、高い宣伝効果やコスト削減を実施することもできます。それでは、各メリットの詳細を確認していきましょう。

幅広い人材を探すことができる

リモートワークの導入には、これまで以上に幅広い人材を探せるというメリットがあります。会社以外の場所から働けるリモートワークでは、県外や遠方に住む求職者を採用することが可能です。日本全国はもちろん、海外からも優秀な人材を募ることができるため、会社全体の質を高めることに繋がります。また、リモートワークの普及により、外で働けない層にも新たな雇用機会が生まれました。能力や経験があっても、育児、介護、その他の理由で家を空けられない人は多く存在しています。しかし、自宅を職場にできるリモートワークなら、家から一歩も出ることなく働くことが可能です。これまで採用市場に上がってこなかった層が新たに参入するため、会社は幅広い層から人材を吟味できるという利点があります。

会社にとってのアピールになる

​​リモートワークの実施は、会社のイメージ向上に繋がるというメリットがあります。出社することなく仕事ができるリモートワークは、比較的新しい働き方です。そのため、積極的にリモートワークを取り入れている会社は、「出社して働くという固定観念にとらわれず、多様な働き方を取り入れた会社」というプラスイメージを獲得することができます。従業員にとってもライフワークバランスを取りやすい働き方となっており、リモートワークの実施は会社側にとって大きなアピールポイントとなります。また、企業のイメージが向上するということは、世間や求職者からも高い評価を得るということです。提供している製品・サービスの売り上げアップを狙えるほか、質の良い人材が集まりやすいという利点もあります。

コスト削減につながる

リモートワークを導入することで、会社側はコスト削減を実現できます。初期費用こそ掛かるリモートワークですが、長期的な視点から見ると、以下のようなコストが節約可能です。

・従業員への交通費支給
・消耗品の出費
・光熱水費
・会社のテナント料

従業員へ交通費を支給している会社の場合、リモートワーク導入により交通費の全額を節約することが可能です。さらに、従業員が会社に出社するか否かで、事務用品、日用品、光熱水費の出費が大きく異なります。リモートワークなら文房具、トイレットペーパー、洗剤、水道代、エアコン代といった幅広い経費が削減できるため、大幅なコストダウンに繋がります。また、リモートワークで働く従業員が増えれば、その分オフィスやワークスペースを縮小することが可能です。全従業員のデスクを取り揃える必要もなく、必須設備を置ける広さがあれば十分なので、小規模でテナント料の安い場所を選べるというメリットがあります。

まとめ

今回は、田舎に移住してリモートワークを行うメリットとデメリットについて解説しました。田舎でのリモートワークには、経済面やライフワークバランスの観点におけるさまざまなメリットがあります。しかし、仕事の効率低下やコミュニケーション不足といったデメリットがあるのも事実です。田舎でリモートワークを行う場合は、事前調査を行う、積極的にコミュニケーションを図る、自身のモチベーションアップを意識するなど、仕事がしやすい環境を整えることが大切です。リモートワークでも仕事が捗る工夫を凝らし、田舎でのストレスフリーな働き方を実現しましょう。


提供・移住支援.com

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