デスクワークが多い方は、あまり動かしたり緩めたりする機会のない「股関節」。

股関節がコチコチに固まっていると、実はカラダに悪影響…。

今回は、股関節を緩めるヨガポーズをご紹介します。

股関節とは?

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

股関節がどのような形状か、ご存知でしょうか?

股関節とは、太ももの骨である大腿骨(だいたいこつ)の上端にある骨頭(こっとう)と呼ばれる球状の部分が、寛骨臼(かんこつきゅう)と呼ばれる骨盤のくぼみにはまり込むような形になっています。

長時間のデスクワークや運動不足などで股関節を動かさないでいると、どんどん可動域が狭まってしまいます。

股関節まわりをよく動かして緩めつつ、まわりの筋肉を鍛えることで、可動域を広げることができます。

股関節を緩める効果4つ

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

スポーツやヨガなどの習慣がない方は、あまり大きく動かすことのない「股関節」。

動かすことが少ないと、股関節はガチガチに固まってしまうもの…。

ここでは股関節を緩めることで、得られる効果をご紹介します。

代謝が上がる

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

カラダの真ん中に位置する股関節が固まっていると、血流が悪くなり代謝が下がりがちになってしまいます。

特に、長時間のデスクワークなど、ずっと同じ姿勢でいると、股関節は固まりやすくなってしまうもの。

股関節のまわりには大きな血管やリンパ節があり、ここが固まってしまうと血行不良や冷え性にもつながってしまいます。

股関節を緩めることで循環が改善され、代謝アップ効果が期待できるのです。

足のむくみの改善

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

デスクワークや立ち仕事などで「足がむくむ」とお悩みの方は多いものです。

むくみの改善には、足裏やふくらはぎのマッサージも効果的ではありますが、股関節を緩めて根本の血流をアップさせることも重要です。

股関節まわりをほぐして緩めることで、下半身の血行が促進され足のむくみの改善につながります。

怪我の防止

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

股関節の可動域が狭まると、怪我をしやすくなってしまいます。

年配の方々が怪我をする理由のひとつとして、股関節が動きにくく転倒しやすくなってしまう、というのがあげられます。

股関節を緩めることによって、下半身の動きを改善する効果が期待でき、怪我の防止にもつながるのです。

姿勢の改善

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

猫背や反り腰の方の多くは、骨盤が傾いていて正しい位置にない場合があります。

骨盤を正しい位置に戻すことで、まっすぐな姿勢につながり、猫背や反り腰の方に多い肩こり・腰痛の緩和にもつながります。

骨盤を正しい位置に戻すためには、股関節を緩める必要があります。

股関節が緩んで柔らかいと、骨盤が前や後ろに引っ張られることなく、正しい位置に収まることが期待できるのです。