今回は反り腰の方におすすめの正しい椅子・床への座り方や、姿勢について解説します!骨盤を立てるための椅子や、タオルを使用した反り腰の矯正方法なども合わせて紹介していますよ!反り腰にお悩みの方は、是非こちらの記事を参考にしてくださいね。

椅子編|反り腰におすすめの座り方・姿勢とは?

反り腰の正しい座り方・姿勢①骨盤をまっすぐ立てて座る

反り腰におすすめな座り方や姿勢を紹介!タオルを使った矯正方法や椅子も
(画像=『BELCY』より引用)

骨盤がまっすぐに立った状態は、正しい座り方だとされています。反り腰の人は骨盤が前傾しており、骨盤が正しい位置にない状態です。この姿勢を続けてしまうと、腰椎に負担がかかって痛みを引き起こします。また腰だけでなく肩や首にも負担がかかり、長時間座り続けられなくなります。

骨盤をまっすぐに立てるためには、股関節を110度に開いて座ることを意識してください。背骨と股関節が110度に開いている状態は、体にとって最も自然な状態です。脊椎が骨盤に乗るため、体が楽になり長時間座っていても疲れません。

反り腰の正しい座り方・姿勢②背中を伸ばす

反り腰におすすめな座り方や姿勢を紹介!タオルを使った矯正方法や椅子も
(画像=『BELCY』より引用)

反り腰の方の正しい座り方に、背筋を丸めずに座ることがあります。反り腰の人は、背中が湾曲するような形で歪んでしまっています。これは背骨や腰などが歪んだ状態ですので、体に大きな負担がかかります。できる限り背中を真っ直ぐに伸ばして座るのが、正しい座り方ですよ。

正しい姿勢で背中を伸ばすためには、腹筋や背筋を鍛える必要があります。筋肉が弱まっていると背中が歪み、反り腰の原因になりますよ。

反り腰の正しい座り方・姿勢③椅子に深く腰掛ける

反り腰におすすめな座り方や姿勢を紹介!タオルを使った矯正方法や椅子も
(画像=『BELCY』より引用)

椅子に座る時は、椅子に深く腰掛けるよう意識してください。反り腰の方は椅子に座る時、 浅く腰掛ける傾向にあります。「綺麗な姿勢を意識したい」と考えるあまり、腰部分をそらしてしまうのです。できるだけ椅子に深く腰掛けることで、腰や骨盤が正しい位置に戻りますよ。

反り腰の正しい座り方・姿勢④かかとを床につけて座る

反り腰におすすめな座り方や姿勢を紹介!タオルを使った矯正方法や椅子も
(画像=『BELCY』より引用)

反り腰を治す正しい椅子の座り方とは、背中だけでなく足元を意識することでも実行できます。特に意識するべきなのはかかとを床にしっかりつけて座ることです。かかとが浮いていると体の重心が不安定になり、腰が反りやすくなります。かかとは必ずぴったり床につけて座りましょう。つかない場合は台の利用がおすすめです。

床編|反り腰におすすめの座り方・姿勢とは?

反り腰におすすめの座り方・姿勢①正座で骨盤を立てる

反り腰におすすめな座り方や姿勢を紹介!タオルを使った矯正方法や椅子も
(画像=Photo by Emran Kassim、BELCYより引用)

床に座るときにおすすめなのは、正座をして骨盤を立てる座り方です。床に座るとどうしても骨盤が倒れやすく、結果反り腰が進行すると言われています。しかし正座なら、骨盤を正しい位置で立てられるため反り腰を防ぐことができます。

正座を行う時のコツは、かかと同士をくっつけて、できた窪みにお尻を乗せる座り方です。この座り方をすれば、坐骨に座面があたり、理想的な座り方となりますよ。足首の柔軟性や筋肉が足りない方は、最初は難しいでしょう。無理をせず、毎日トレーニングすることで綺麗に座れるようになりますよ。

反り腰におすすめの座り方・姿勢②あぐらをかく

反り腰におすすめな座り方や姿勢を紹介!タオルを使った矯正方法や椅子も
(画像=『BELCY』より引用)

あぐらは「骨盤がずれる座り方」「反り腰が助長される」と言われがちです。しかしこういった症状が出るのはきちんとあぐらがかけていない証拠です。正しくあぐら座りをすれば骨盤が立ち、反り腰を改善することができます。

正しいあぐら座りをするコツは、両足をできるだけ床に近づけることです。床と足が近づくことで体のバランスが取れ、骨盤が立ちやすくなります。また長時間あぐらをかく時は左右の足を入れ替えながら座るのもおすすめです。

股関節が硬く両足と床を近づけることができない方には、膝立てあぐらもおすすめです。これは片足だけあぐらをかき、もう一方の足は立てる座り方です。足の筋肉が固まっている方でも座りやすいですよ。あぐらと同様左右の足を交互に入れ替えながら座ってください。

反り腰におすすめの座り方・姿勢③長座

反り腰におすすめな座り方や姿勢を紹介!タオルを使った矯正方法や椅子も
(画像=『BELCY』より引用)

長座も反り腰におすすめの座り方です。長座とは足をまっすぐ前方に伸ばして床に座る姿勢です。背中と足が垂直になるので骨盤が立ちやすく、正しい姿勢をキープできますよ。

ただし正しい長座をするには、ハムストリングという太もも裏の筋肉を鍛える必要があります。ここの筋肉がなかったり筋が強張っていると、正しい姿勢をキープできません。

タオルを使った反り腰・骨盤の位置の矯正方法とは?

タオルを使った矯正方法①ポスチャーチェンジ法

反り腰におすすめな座り方や姿勢を紹介!タオルを使った矯正方法や椅子も
(画像=『BELCY』より引用)

ポスチャーチェンジ法は、タオルを使った反り腰矯正方法です。タオルを体と椅子の間に挟むだけで、反り腰を矯正できます。姿勢に意識を向けなくても、自然と体勢が矯正されていきますよ。仕事や自宅など、椅子に座る時間が長い人は、是非この方法で反り腰を改善してみてください。

ポスチャーチェンジ法のやり方

バスタオルなどの厚めのタオルを8つ折りにします。

骨盤を立てるように座り、バスタオルを椅子と腰の間に挟みます。

時間が経ったらタオルを腰から骨盤の後ろ、お尻の下と、移動させていきましょう。

タオルを使った矯正方法②就寝姿勢改善法

反り腰におすすめな座り方や姿勢を紹介!タオルを使った矯正方法や椅子も
(画像=『BELCY』より引用)

寝る時の姿勢を改善すれば、反り腰も同時に矯正することができます。仰向けで膝を伸ばして寝ると、どうしても腰が反ってしまいます。そこでおすすめしたいのが、タオルを使った姿勢矯正方法です。

やり方は簡単で、丸めたバスタオルを膝の下に置いて眠るだけです。少し膝を曲げた状態を作ることで腰と床を密着させ、反り腰を改善してくれますよ。寝ながらできる改善方法ですので、気楽に試せるのもポイントです。是非試してみてください。

タオルを使った矯正方法③タオルの上にお尻を乗せて座る方法

反り腰におすすめな座り方や姿勢を紹介!タオルを使った矯正方法や椅子も
(画像=『BELCY』より引用)

この方法は、床に座るときにできる矯正方法です。バスタオルを巻いてお尻の下に敷き、その上に座るだけで反り腰が矯正できます。高低差が生まれるため骨盤が正しい位置でキープできるようになり、結果反り腰が改善するのです。床に座る機会が多い方は是非試してみてください!