3月17日はアイルランドの聖人「聖パトリック」の命日で、アイルランドでは祝日にもなっています。アイルランドに行かなくても、セント・パトリックス・デーを楽しむ方法と、アイルランド発祥のビール「ギネス」を飲める都内のおすすめパブを紹介します。
セント・パトリックス・デーって?
3月17日はキリスト教をアイルランドに広めた聖人、聖パトリックの命日で、「セント・パトリックス・デー」と呼ばれています。アイルランドでは祝日にもなっていて、3月17日から数日間はお祭りムード。緑色を身に付けた人々で、街中埋め尽くされます。
また世界中にアイルランド系の人達が住んでいるので、各国でイベントが開催されています。日本でも、多くの都市でイベントが開催されていますが、中でも表参道で開催されるパレードは、アジア一とも言われるほど。アイルランド大使も参加するイベントなんです(2022年は感染症のため中止)。
表参道のイベントは例年、アイルランド人だけでなくアイルランドに関係のある人達も参加しています。アイリッシュ・ダンス、アイルランド音楽、アイリッシュ・セッター、アイリッシュ・パブ、アイルランド発祥のギネスビール、そしてアメリカ軍人の音楽隊までも参加する大規模なイベントなんです。
何で緑を身につけるの?
セント・パトリックス・デーでは、皆、緑色のものを身に付けてパレードやパブに行きますが、何故緑色を身につけるのでしょうか?それは、アイルランドはオーロラ・アイランドという別名があるぐらい、緑が多い国だからなんです。
アイルランドに行ったことがある人は、緑の多さに驚かされたでしょう。また国花のシャムロック(三つ葉のクローバー)を、プリントしたTシャツや髪飾りなども身につける人も多くいます。
緑の洋服がなくても大丈夫!手頃な値段で購入できるお店に行けば、緑色のスカーフやTシャツ、帽子などが購入できます。多くの外国人は、ここまで緑にするの?というぐらい全身緑でコーディネートしているので、ぜひ緑で着飾ってイベントやパブに行ってみましょう。