仕事のミスから立ち直れないときこそ、自分を信じてみて
仕事のミスはつらいものですが、長い目で見れば、その一つ一つが大切な学びです。人は失敗の経験があるからこそ、観察眼や洞察力を身に付けることができるもの。新しいアイデアや発見は、ほとんどがミスや失敗の連続の中で生み出されるものなのです。
それに新人のうちは失敗が多いからといって、同じ作業を任せてもらえなくなる…なんてことはありません。
笑って許されるということもありませんが、新人が不慣れであることは周囲からも理解されているはずなので、長い目でみてくれる場合が殆どです。そういう意味で考えれば、むしろ「慣れ」が生じている新人でない場合の方が、ミスに対して油断が現れてきやすいのです。
新人ではなくなってからが本番なのだと身構えておきましょう。自信が過剰になりすぎると、今度は確認作業が怠慢になってきます。在籍年数が長くなればなるほど、その傾向は強くなり、新人時代の頃にあった緊張感もほぼ消失しています。注意力散漫になってしまっては、せっかく長年培われてきたはずの信頼度が、一瞬にして激減します。常日頃から初心を忘れずに、できるだけ集中できる環境で、仕事に励んでいきましょう。
あなたの上司も重役も、失敗知らずに見える人もみんな、数えきれない失敗しています。しかしミスをするたびに「前と同じ失敗はしないぞ」という気持ちで取り組んでいるのです。未熟なうちは、著者のように凹んで「死にたい」「逃げたい」「辞めたい」と思うかもしれません。
でも、それらの気持ちも乗り越えれば必ずチャンスが巡ってきます。失敗は成功のもと。明るい向上心を持つように心がけてみてくださいね。
「一度大きなミスをしてからは書類等、絶対に確認を怠らないことを心がけるようになりました。紛失したら困るものは置き場所を決めて、そこに必ず戻しておくとか。ミスした後の対応をメモしておくのもいいですね。一度したミスはその後の対応次第で十分挽回できます。自分がミスをしやすいのはどんなときかチェックしておくと役立ちますよ」(32歳・会社員)
失敗は誰でもする。仕事のミスから立ち直れないときは、冷静に自分を観察して乗り越えよう
仕事のミスは痛いものですが、誰でもします、落ち込みます。その痛い思いをバネにして、二度と同じ失敗をしない努力を惜しまずにいればそれでいいのです。あれこれとくよくよ悩んだり、深く考えすぎずにゆっくり少しずつ気持ちを立て直していけば大丈夫です。きっといつか、それが笑い話になる日が来ます。
また、どんな困難に当たっても乗り越えられるように、過去の自分をときどき振り返りましょう。ミスの多くは、ケアレスミスによるものなので、失敗をしてしまったときはなるべく焦らないでくださいね。冷静さを失うと、正しい判断ができなくなります。
新人の場合は、仕事の内容自体が追い付かないだけか、不慣れなだけであるパターンに分かれますが、中堅くらいになると、単なる確認ミスや、慢心からくるものが大半を占めています。
とはいえ、ミスをしたからネガティブになる必要はありません。気にしてしまうお気持ちはわかりますが、過ぎ去ったことを悔やみ続けても仕方ありません。どうしても気になるときは、信頼できる仲間に相談して、リフレッシュしながら上手に気持ちを切り替えましょう。
どんな失敗をしたとしても、そこから立ち向かえる素直な心と、初心を忘れなければ乗り越えることができます。今アナタに訪れた失敗と経験は、今後アナタを成長させてくれる糧となるはずです。
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