目的に応じて、アカウントの運用方法は変わる
清水:2人のアカウントは「フォロワーを増やして事業内容をPRしたい」という意向もあると思うんですが、私の目的はシンプルに見込み客開拓と新規アポの獲得。これまでテレアポメインだった新規営業をTwitterでも実施するようになりました。
清水:Twitterを営業活動で利用するメリットは、担当者とダイレクトにつながれる点。完全新規開拓の場合、代表番号に電話しても人事・採用担当者とは直接話せないことも多々あって、アポ獲得率は4%ほど。一方、Twitterを使ったアポ獲得率は14%とハッキリ差が出ました。ただ、アポ獲得のハードルが低い分、契約には至らず「情報交換」で終わるケースも多い印象です。
相葉:確かに、電話や対面、SNSなどのオンラインツールでは、それぞれ反応が変わりますよね。
井崎:そうですね。対面営業の機会が減ったのは営業としてはマイナスですが、一方で物理的距離による営業ハードルは下がったと感じています。例えば、これまで取引のなかった地方企業もオンラインでの商談が可能になったり、地方在住求職者の方の支援も増えたり。
井崎:Twitterもロケーションに依存せず使えるツールなので、私は採用企業と求職者の方いずれとも接触機会を増やせるチャンスだと思っています。
相葉:私が所属しているWORX事業部は、IT人材を未経験から育成するプロジェクトなので、TwitterではSESやIT派遣関連企業の方と積極的にコミュニケーションを図っています。Twitterを介して知り合い、事業内容に興味を持っていただけた企業の方に、別途営業担当をご紹介するのがひとつの目標です。
相葉:あとは、単に私にかまってくれる人をTwitterで見つけたい、というのもあります(笑)
ーみなさんそれぞれの業務に応じてうまく活用できていますが、プライベートでもSNSを利用していますか?
清水:Twitter、Instagram、Facebookと、ひと通り使ってますよ。それぞれ用途が違って、Twitterは趣味に関するディープな情報収集用、Instagramではエリア情報などを広く浅くチェック、Faceboookは外国人の方や海外在住の友人との連絡やアルバム共有ツールとして主に使用しています。
相葉:私も以前開設したプライベートアカウントがありますが、そちらがバレて困るようなこともないので、厳密に使い分けてはいませんね。
井崎:私はその昔mixi沼で廃人化したことがあって(笑)。Twitterも以前ハマってしまい使用を中止した経緯があるので、このアカウントも過剰にのめりまないよう気を付けています。