関節痛は手足に痛みを感じたり、日常生活にも支障をきたすことも多く辛いです。

お薬や治療で改善できることも多くなってきていますが、食事でも気をつけることができれば嬉しいですよね。

薬や治療のように劇的な変化は難しいと思いますが、日常生活でできることといえば食事!

関節痛にオススメな食事の取り方について解説していきます。

関節痛と食事

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用71.jpg)

関節痛とは、膝や肩、腰、手指などの関節の痛みが生じることです。

なぜ痛みが生じるのか?というと、肥満や加齢が原因で起こることもあります。

それ以外にも、歪みや関節の変形や炎症を起こすことで「変形性関節症」や「関節性リウマチ」などが挙げられます。

関節痛の原因になる、関節軟骨や結合組織なども食事から得られる栄養が成分にもなっています。

食事で改善できることを見つけながら、その食材を取ることで改善ができると嬉しいですね。

食事の話に入る前にここでよく聞かれる質問として”関節痛にサプリメントは有効ですか?”という質問。

「関節痛には◯◯」や「リウマチに良い△△」といった商品が販売されていますが、実は臨床試験を行った上で安全かつ効果的なものが見つかっていないとも言われてます。

実際に飲んで良くなったかもという声はありますが、サプリメントで改善しようというよりも食事の補助的役割のような形で考えるのがいいです。

まずは、根本的な食事の見直しから行ってみましょう。

関節痛にオススメな食材

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

関節痛にとって嬉しいオススメな成分とその食材について解説していきます。

コンドロイチン

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

関節痛で一番といっても過言でないほど、有名な成分がコンドロイチンではないでしょうか。

関節痛緩和のサプリメントでも多く販売されていますね。

コンドロイチンは、軟骨の主成分であるプロテオグリカンを構成する成分のため関節の痛みを和らげる効果があると言われています。

骨同士がぶつからないようにクッションのような緩衝材になっているのが軟骨ですので、その主成分を補うことで関節痛を改善をサポートしてくれます。

25歳をピークに加齢とともにコンドロイチンは減少するため、食事で摂取したい成分でもあります。

コンドロイチンが含まれる特徴としては、ネバネバした食材に含まれています。

コンドロイチンが多く含まれている食材
動物性:フカヒレ、うなぎ
植物性:山の芋、里芋、なめこ、納豆、オクラ

さらに、その中でも動物性の食材に含まれるコンドロイチンが吸収率が高いです。

ただし、動物性の食品でコンドロイチンが多い食材は日常的に摂取しづらい食材でもあります。

植物性のネバネバ食品を日常摂取するのもいいですね。

グルコサミン

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

先ほどのコンドロイチンと一緒に摂取することが推奨されているのがグルコサミンです。

軟骨の主成分であるプロテオグリカンを作り出す原料として使われます。

コンドロイチン同様、年齢とともに分解する速度が合成速度に追いつかずに欠乏しやすくなってしまいます。

食べ物としては、カニやエビなどの甲殻類の殻に多く含まれます。

グルコサミンが多く含まれている食材
エビやカニなどの殻、ウナギ、軟骨、オクラ、山芋

グルコサミンが多く含まれるネバネバ食品(オクラや山芋)は、実はコンドロイチンも多く含まれています。

オメガ3脂肪酸

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

オメガ3脂肪酸(n-3系脂肪酸)も関節痛に効果的と言われています。

身体に良い油としても有名ですが、炎症を抑えるという観点でオススメです。

炎症を抑えることで、関節の痛みを和らげる働きがあると言われてます。

オメガ3脂肪酸が多く含まれている食材
さば、さんま、ぶり、イワシなど青魚全般

オメガ3脂肪酸は青魚に多く含まれています。

青魚でなくとも、マグロなどにも含まれているので魚を積極的にとりたいですね。

手軽な使い方で言うと、魚の缶詰を使うのもいいです。

缶詰であればストックすることや調理の手間も省けるので、使ってみてくださいね。