2020年1月15日に日本で初の新型コロナウイルスの感染が確認されて以来、早いもので2年が経過しました。長きに渡り制限のある生活を強いられる中で、実家の家族との距離感について悩む方も多いことと思います。そこで今回この記事では、兵庫県に住む筆者の実家との距離感について実体験をお話いたします。ほかにも弟夫婦や筆者周囲の方の帰省に関する価値観についてもお話しますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

みなさま、こんにちは!

新型コロナウイルスの感染が日本国内で初めて確認されてから、今年の1月15日で2年が経過しました。この2年間で私たちの生活様式も本当に大きく変わり、いろんなことに制限を掛けながら生活をしてきましたよね?

またウェディングシーンにおいても、結婚をしたくても両家挨拶が執り行えずに延期、感染収束の見通しが立たないため結婚式は延期など、胸が締め付けられるような話題も本当に何度も耳にしました。

そして、筆者自身も結婚式や新婚旅行の延期を経験しているので、結婚を控えるみなさまの不安な気持ち、心配な気持ちは痛いほどによく分かります。

今回この記事では、入籍・結婚式を終えた筆者が、コロナ禍での実家との距離感について、実体験をお話させていただきます。今後、結婚のご挨拶を予定している方や、コロナ禍における実家との距離感に悩んでいる方の参考になりますと幸いです*

コロナ禍における実家との距離感

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

コロナ禍の今、実家に帰省することに躊躇する方も多いかと思います。実際に、この2年間においては実家に帰るのをずっと見送っている…という方もなかにはいらっしゃるでしょう。

特に、ご自身が感染拡大エリアに住んでおり、実家は感染者が少ないエリアですと、実家に帰りたい気持ちはあるものの、帰りにくいものです*

結論から申し上げますと、筆者は自宅と実家が同じ兵庫県内にあるため、コロナ禍においても年に2回程度は実家に帰っています…!

この2回という回数を多いと捉えるか、少ないと捉えるかは人それぞれかと思いますが、筆者としては、車で1時間という距離に実家がある中で、年に2回の帰省は少ない方だと感じています^^

では、なぜ同じ県内でありながら、実家と距離を取るのか、その理由をお伝えします。

同じ兵庫県内でも実家と距離を置く理由

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

大阪府と隣接することもあり、都会のイメージを持たれやすい兵庫県ですが、実は京阪神エリアを除いては、自然豊かな地域も多く、人口が少ないエリアも多く存在します。なかには電車が通ってないようなエリアや、単線電車が1時間に1本のみ走っている…と言うようなエリアも。そう、一言でお伝えすると、結構田舎も多いのです◎

筆者が居を構えるエリアは兵庫県の中でも百万都市と言われる大きな街で、職場も大阪屈指の繁華街である梅田エリア。通勤にも電車を使いますし、どちらかと言うと、感染リスクが高い生活を送っています…!

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

それに対して実家は兵庫県の中でもいわゆる田舎に該当するエリアなので、感染者数も少なく、また両親は車移動を主としているため、どちらかと言うと感染リスクが低い生活を送っています^^

また、母は喘息の持病があるため、新型コロナウイルスに感染した場合、重症化のリスクも。そのため同じ県内であっても「今は怖いから」という理由で帰省をすることを遠慮するよう言われていました。

もちろんそれ以外にも、小さな町なので、感染でもしたら一気に噂が広まり、生活しづらくなる、というのもあったかと思います。

弟夫婦の実例:コロナ1年目

一方、筆者には弟がおり、弟もすでに結婚をしており、二人の子供にも恵まれています。弟はコロナ1年目を東京都で過ごし、2年目から仕事の都合で鹿児島県に転居をしています◎

そんな弟夫婦と実家との距離感についても、併せてご紹介していきたいと思います。コロナ1年目に関しては、弟夫婦は東京都内に住んでいることもあり、実家はいわゆる「帰ってきてくれるな」状態。

幼い子供を連れての飛行機、新幹線での移動に抵抗があったことと、関西よりもさらに感染者数を上回る関東エリアからの息子夫婦の帰省が素直に怖かったというのが理由でしょう。

そのため、コロナ禍以前は年に2~3回は帰省をしていた弟夫婦ですが、その年の帰省は一切なしに。その代わり、2~3週間に1回程度、LINEのTV電話を通して、両親との交流を図っていたようです*

両親も孫の成長を直で見られないことに、多少残念な気持ちはあったようですが、TV電話を通して話せることを心底喜んでいる様子でした♡

弟夫婦の実例:コロナ2年目

コロナ禍2年目になり、弟夫婦は鹿児島県に。この時少しコロナが落ち着いたこともあり、両親が弟夫婦を兵庫県に誘ったところ、今度は弟夫婦が難色を示すことに…!

鹿児島県と言えば、当時感染者数は十桁台まで落ち込み、全国的に見ても感染者数が少ないエリアでした。また、鹿児島県の方から見ると、どう考えても関西エリアは都会です。コロナが完全に終息したわけでもないのに、関西に帰ろうとする弟夫婦が「今は辞めておいた方が良いよ」と周りの方が止めたようでした。

居住地域による対応差は大きい

結果、弟がこの2年間で関西に帰省できたのは、たったの1回です。それも筆者の結婚式に参列するために、2日間だけ関西に帰ってきました。このように冠婚葬祭など、特別な理由がない限り、帰るのが難しい状況だったのです。

弟夫婦の事例からも分かるように、当たり前ですが、居住地と帰省先、どちらの感染者数が多いのかで、周りの反応は大きく変わってきます。やはり、感染者数が多いエリアからの帰省や、感染者数が多いエリアへの帰省、これらは人によっては「怖い」と捉えられることもあるので、配慮が必要です*