Amebaの公式トップブロガーのillallanさんは、自身のブログ「銀の滴降る降るまわりに…」でユニクロやGUのプチプラファッションを取り入れながら、シニア世代に似合うファッションや美容の情報を発信しています。
illallanさん
illallanさんは現在、63歳。3人の娘さんが独立し、ご主人と暮らしながら「シュリンク(収縮)していかないシニアライフ」をテーマにブログを運営しています。
そんなillallanさんに、コーディネートのコツや健康に美しく年を重ねるためのヒントを聞きました。
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初めは娘たちに向けたブログだった
――illallanさんがブログを始めたきっかけは何だったのですか?
illallan:10年程前から始めました。50代で大きな病気をして、幸い回復したので職場復帰することができたんです。その時に離れて暮らす娘たちに「今日もお母さんは元気で会社に行ってるよ」と伝えるためにブログをスタートしました。
出勤前に自撮りをして写真をアップするだけの簡単なブログでした。それが段々と会社の同僚から「ブログ見たよ」と言ってもらったり、じわじわと読者数が増えて今に至ります。読者数を意識していなかったので、2年ほど前にAmeba公式トップブロガーにしていただいたときに、とても多くの方に見てもらっていると知り驚きました。
――現在はお仕事を引退されているそうですが、どんなお仕事をしていたのですか?
illallan:オンライン上の漢方薬店の管理責任者として、薬膳に基づいた食事療法や、副作用の少ない医薬品やサプリメントの摂り方などをアドバイスしていました。
美しく年を重ねる準備はアラフォーから
illallanさんの3月3日(桃の節句)の投稿 ※illallanさんInstagramより
――お仕事柄、若い頃から健康に気をつけていたのですか?
illallan:自分の健康にフォーカスして取り組み始めたのは50代前半からです。その頃までは仕事に邁進して自分のことは二の次にしていました。でも病気をしたことで「自分をないがしろにするのは主客顛倒だ」と初めて気づいたんです。
そこから自分を大切にすることを第一に優先して、自分本位の丁寧な生活を心がけるようになりました。「丁寧な生活」というと「白湯を飲んでスローフードを作る」みたいなイメージがありますが、そうではなくて「自分が心地いいと思う生活を毎日続ける」ことが重要だと思っています。
多くの人は20代の頃から内面的な意味ではあまり変化を感じないと思います。でもハードウェアである身体には色々な変化が起こります。お花と同じで、手入れをすればするほど長く綺麗に咲き続けることができます。自分の身体に向き合ってケアをすれば健康寿命は伸ばせるんです。
――何歳頃から自分の健康について意識したほうがいいですか?
illallan:40代くらいから「若い頃と身体が違ってきたかも」と感じることが多くなると思います。まさにその時期が、若さでは補い切れない老化のスタートなんです。
私くらいの年齢になると同窓会で友人に会うと、若々しい人と、いかにもおじいちゃんおばあちゃんという感じの人との差がとても大きいと感じます。60代に備えて、40代から身体に必要なケアを始めてほしいと思います。