インナーマッスルのひとつである「腹横筋」。

あまり意識したことがない方も多いかも知れませんが、鍛えることでさまざまメリットが得られます。

今回は腹横筋を鍛えるメリットや、ヨガポーズについてご紹介します!

腹横筋とは?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

「腹横筋」とは、お腹まわりをぐるっとコルセットのように包んでいる筋肉。

そして、お腹の筋肉の中でも、最も深部に位置するインナーマッスルになります。

深く息を吐いていくと、お腹がぐ〜っとしぼんでくるのが分かりますよね。

それが腹横筋です。

普段の生活では鍛えるのが難しく、意図的に動かして鍛える必要があります。

腹横筋を鍛えるメリットって?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

腹横筋はカラダの表面にある筋肉とは違い、見えない深部にあるインナーマッスルです。

そのため、なかなか鍛えにくいのですが、鍛えるメリットはたくさんあります。

その一部をご紹介します。

くびれができる

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

お腹の深部にある「腹横筋」は、コルセットのようにお腹を包んでいる筋肉です。

そのため、ここが引き締まるとウエストがキュッと絞られて、くびれを作ってくれます。

また、腹横筋の重要な役割のひとつに、“内臓を正しい位置に保つ”というのが挙げられます。

腹横筋が衰えて、内臓の位置が下がってしまうと、ぽっこりお腹の原因になってしまいます。

お腹を理想的な形に保つためにも、腹横筋を鍛えることは重要なのです。

代謝が上がる

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

腹横筋は、上記で述べたように、内臓を正しい位置に保ってくれる役割があります。

内臓が正しい位置に保たれると、機能が活性化し、循環が改善され、カラダの代謝を上げてくれます。

腹横筋を鍛えて代謝が上がることにより、痩せやすく太りにくいカラダ作りが目指せるのです。

腰痛予防に!

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

腹筋が弱い方には、腰痛持ちの方が多いものです。

それは腹筋が弱いために姿勢が安定せず、背中や腰に負担がかかってしまうから。

腹横筋を鍛えていると、背筋が安定し、腰への負担も軽減されます。

腰痛持ちの方や腰痛になりやすい方は、ぜひ腹横筋を鍛えてみてください!

腹横筋を鍛える基本は呼吸法

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

腹横筋は息を吐く時に使われる筋肉です。

つまり、腹横筋と呼吸は切っても切り離せない関係にあります。

腹横筋を鍛えるためには、まずは呼吸法から身につけていきましょう。

腹式呼吸

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

ヨガの基本の呼吸法である「腹式呼吸」。

腹横筋を意識するためにも、まずは腹式呼吸から見直してみましょう。

やり方

  1. 楽な姿勢で座り、背筋をまっすぐに伸ばす。
  2. まずはお腹を凹ませ、息を吐き切る。
  3. 次に鼻からゆっくりと8秒かけて、お腹を膨らましつつ、細く長く息を吸い込む。
  4. 続いて、お腹を凹ませつつ、ゆっくり鼻から8秒かけて息を吐き出していく。
  5. 5〜8回くり返す。

お腹の動きを意識しにくい場合は、お腹に手を当てながら行ってもいいでしょう。

腹横筋を鍛えるヨガポーズ3選

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

それでは、ヨガポーズで腹横筋を鍛えていきましょう。

しっかりと呼吸を意識することで、より良い効果が得られます。

腹横筋が鍛えられる、3つのポーズをご紹介します!

キャットアンドカウ

ヨガのレッスンのウォームアップに使われることも多い「キャットアンドカウ」。

腹横筋を使う深い呼吸を感じやすく、呼吸とともに動く感覚をつかむのに役立つエクササイズです。

やり方

  1. 肩の下に手が、骨盤の下にヒザがあるようにして、四つん這いになる。
『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)
  1. ゆっくり息を吐きながら、両手で床を押し背骨を丸める(猫のポーズ)。
『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)
  1. ゆっくり息を吸いながら背中を反らせる(牛のポーズ)。
『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)
  1. 呼吸に合わせて3〜5回くり返す。

猫のポーズでは尾てい骨が下を向くように、牛のポーズでは上を向くように意識して動いてみましょう。