記憶力アップ！イメージ問題
例題（イラスト／しゅんぶん）
こちらの問題は、全トレーニングの集大成といった趣向。記憶力を筆頭に、判断力、思考力、集中力、発想力、読解力、すべてバランスよく向上します。
やりかたはとても簡単。10秒間、絵を見た後、絵を見ないで5つの質問に答えてください。
まず1回目は1問だけでも答えられればOK、2回目2問、3回目はそれ以上を目指してみましょう。
（イラスト／しゅんぶん）
脳の機能をジャッジされる、と思うとつい身構えて挑んでしまいます。10秒間、しっかり絵を見つめて準備万端なはずが、細かな部分が間違っていたり。一点を凝視するよりは全体を俯瞰し、絵のイメージを膨らませたほうが正解に近くなるようです。
楽しむ心が脳を育む
筋トレする時も、つらい、きつい、しんどい、と自分に言い聞かせてしまうと、体ってこたえてくれないですよね。脳にも同じことがいえる気がするのです。楽しい、おもしろい、というようなワクワク感を持って取り組むと、自然に脳も生き生きしていくのではないでしょうか。
実際、問題をこなせばこなすほど、もう少しやってみよう、もっとやりたい、と意欲がわいてくるのです。同じ問題でも、回数を重ねると違った表情が見えてきます。 人生100年時代から120年時代へ。心身ともに長く健やかに生きるために、1分間脳トレ、あなたも習慣にしませんか。
＜文／森美樹＞ 森美樹 1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」（改題「まばたきがスイッチ」）で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』（新潮社）、『母親病』（新潮社）、『神様たち』（光文社）を上梓。Twitter：@morimikixxx
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