北海道札幌市へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!札幌市の魅力や人口などの基本情報や周辺へのアクセス、移住支援制度を調査しました。札幌市に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

北海道札幌市ってどんなところ?

人口 1,952,000人(推計人口、2015年)
自治体HP 札幌市HP

札幌市は北海道の南西部に位置し、人口1,971,279人(2022年2月1日現在)、日本で5番目の人口を有する北海道の政治、経済、文化の中心地です。アイヌの人たちが住んでいた蝦夷地は、1869年に北海道と改称されて、開拓使が置かれ札幌本府の建設が始まりました1875年、最初の屯田兵が入植し、人々は札幌建設計画に基づいて鉄道を敷き、産業を興して、道都・札幌を築きました。

1922年の市制施行以来、近隣町村との度重なる合併・編入によって、市域・人口を拡大してきた札幌市は、1970年には人口が100万人を突破し、1972年に政令指定都市へ移行しています。またこの年、札幌で冬季オリンピックが開催されました。札幌市の気候は日本海型気候で、平均気温はおよそ8.9℃、 30℃を超える日は6日しかありません。

6月下旬から日中暑い日もありますが、本州地方のような梅雨もなく、台風の接近もほとんどないので、夏はさわやかな気候です。9月に入るとひと雨ごとに気温が低下し、雨量も多くなります。10月には紅葉が始まり、最低気温が0℃近くまで下がることもあります。10月下旬には初雪が見られ、12月上旬には根雪となります。

12月から2月の冬季は、最深積雪は約1m、ひと冬の降雪量は約5mにも達します。3月に入ると、寒気も緩み始め、春分のころには平均気温が0℃を超え、4月上旬には根雪の終日を迎えます。最低気温0℃未満となる日は年間120日程度で、1~2月の平均気温は-3℃前後になっています。1ヶ月のうち雪が降る日数は12~2月には、月に20~27日になります。冬の積雪が気になるところですが、天候に左右されない地下鉄や、都心部には「地下歩行空間(チ・カ・ホ)」などの地下通路があり、冬でも安心して移動できるほか、住宅は気密性や断熱性が高く、冬も暖かく過ごせます。

空の玄関口である新千歳空港までは、J Rで最速36分です。 東京(羽田空港)までは約1時間30分で着きます。 また、新千歳、羽田間は1日平均約54便(片道)もの飛行機が飛んでおり、東京へのアクセスも良好です。また、市内には、JR・地下鉄・市電・バスが走っています。1日のうち通勤にかかる時間は、関東圏の90分にたいして66分と短く、混雑率も東京圏が199%であるのに対して128%と低くなっており、余裕のある暮らしができます。3.3㎡当たり1ヶ月の平均家賃は、東京都区部が8631円なのに対して3723円と半分以下です。物価も安く、北海道の美味しい食を手軽に味わうことができます。

北海道札幌市の移住支援制度

北海道札幌市に住みたい!基本情報や移住支援制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

ではさっそく、北海道札幌市の移住支援制度をみてみましょう。

移住による就業者・起業創出事業

2019年4月1日以降に東京23区(在住者又は通勤者)から札幌市に移住し、移住支援金の支給要件を満たす方に、国・北海道・札幌市が共同で移住支援金を支給します。ただし、テレワークに関しては、自己の意思により移住した場合であって、移住先を生活の本拠とし、移住元での業務を引き続き行うことが必要です。2人以上の世帯の場合 100万円、単身の場合60万円の移住支援金が受けられます。移住から1年以内の申請が必要です。就業の場合、マッチングサイト掲載の企業に応募してください。起業の場合は地域課題解決型起業支援金に応募してください。要件等詳しいことは、札幌市経済観光局雇用推進部雇用推進課に問い合わせてください。

札幌版次世代住宅補助制度

市民になれば受けられる住宅に関する支援制度です。札幌市独自の高断熱・高気密住宅の基準である「札幌版次世代住宅基準」のベーシックレベル以上の認定を受ける新築戸建住宅を建てる場合、建築費用の一部を補助する「札幌版次世代住宅補助制度」があります。

子育てサポート

子育ての不安や悩みを相談できる場所として、市内各所に「子育てサロン」を開設し、安心して子育てできる環境づくりをしています。市内各地に「子育てサロン」という親子が交流できる場があります。公園も多く、子育て環境は充実しています。また、条件はありますが、中学校修了前の子どもの医療費の一部を助成します。0歳~小学1年生の子どもに対し、通院・入院医療費ともに保険診療の自己負担分を助成しています。小学2年生~中学生に対しては、入院医療費のうち、保険診療の自己負担分を助成しています。