覚えておきたいムードラ4つ!
今回はヨガレッスンでも登場する頻度の高い、4つのムードラをご紹介します。
「あ、これやったことある」というムードラも、いくつかあるかも知れません。
意味や詳しいやり方を知り、「ムードラ」を深めてみましょう。
アンジャリムードラ
両手を合わせる「アンジャリムードラ」は、日本人にも馴染み深いハンドジェスチャーですよね。
「アンジャリ」とは、「合掌」という意味のサンスクリット語です。
ヨガのレッスンの終わりでもよく、インストラクターが締めに「ナマステ」と言いながらアンジャリムードラを行います。
尊敬するものや、神仏、聖者などに対する挨拶としても使われるムードラです。
また、インドでは 、右手は「神聖なもの」、それに対して左手は「不浄なもの」という考え方があります。
両手を合わせることで、相反する2つのものを合わせる「調和」という意味も持ちます。
心を落ち着けるムードラとも言われています。
やり方
- あぐらで座る、もしくはタダーサナ(山のポーズ)で立つ。
- 息を吸って両手を合わせ、ゆっくりと吐きながら親指をかるく胸骨に当てる。
- 両手を均等な力で、しっかりと合わせます。
- また、両手を合わせたときに、手のひらが固くならないように注意、手のひらは少し丸みを持たせ、親指の力も少し抜きましょう。
ディヤーナムードラ
仏像を見ると、片方の手ひらの上にもう片方を乗せ、太モモの上で休めていたりしますよね。
よく見るこのハンドジェスチャーは、瞑想するときに使われることが多い「ディヤーナムードラ」です。
サンスクリット語で「ディヤーナ」とは、「瞑想」のこと。
このポーズを行うことで、集中力が高まったり、心が落ち着いたりする効果が期待できます。
手を重ねたときに、右手が上の場合は男性的なエネルギーが、左手の場合は女性的なエネルギーが強くなると考えられています。
やり方
- あぐら、もしくは蓮華座のポーズになり、背筋を伸ばす。
- 両手の平を上に向けて好きな方を上にして重ねる。手は太モモの上に休める。
- 親指同士の先を合わせる。
手はお椀のように、少し丸くしましょう。
チンムードラ(ジニャーナムードラ)
オーケーマークを少しつぶしたような形の「チンムードラ」。
瞑想の時に使われたり、「ダンサーのポーズ」などでも使われるムードラです。
サンスクリット語で「チン」とは、「思う、考える」などの意味を持つ言葉。
手のひらが下を向くときは、「ジニャーナムードラ」とも呼ばれます。
「チンムードラ」を行うことにより、エネルギーがカラダを循環し、出て行かないようにすると言われています。
やり方
- 人差し指と親指の先が触れるようにして、円を作る。
- 中指、薬指、小指の3本は、揃えて軽く伸ばす。
人差し指と親指で作る輪がキレイな円形になるように、軽く親指で人差し指を押すとやりやすいでしょう。
ロータスムードラ
「蓮の花」という意味の「ロータス」ムードラ。
「半分の鳩のポーズ」や、「戦士のポーズ1」のときに使われることもあるムードラです。
泥の中からでも力強く咲き、美しい花を咲かせる「蓮の花」をイメージしています。
見た目にも美しいので、ヨガポーズに華を添えてくれます。
やり方
- 手首を向かい合わせでぴったりと合わせ、親指同士と小指同士をくっつける。
- 花のような形にする。
指先を花びらのように、軽く開きましょう。
4つのムードラを覚えておこう!
ムードラは、覚えておくことでヨガポーズを行う楽しさも増し、より一層ポーズを深めてくれます。
ぜひ、4つのムードラを頭の片隅に入れておいてくださいね!
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