男性の本音と心理が隠された甘い言葉⑤
「すっぴんの方が絶対かわいいよ!」
普段からそれほど濃くメイクしているわけじゃないけど…「すっぴんを想像したくなるくらい想ってくれているのかな?」と、思わず期待したくなる甘い言葉です。
たしかに想像するにはしていますが、恋心というよりは「すっぴんがどんな顔か確認したい」という、事件捜査をする刑事のような感覚が近いかもしれません。そんな感覚を甘い言葉でごまかしているのです。
そこには「すっぴんもメイクしてるときと同じくらいかわいいといいな」という本音が隠されています。
普段からすっぴんでいる女性ならともかく、ナチュラルメイクや薄化粧であったとしても、容易にすっぴんをさらすのは要注意。
その男性が彼氏・恋人にならない限りは、いつものメイクで接するのがいちばんです。
男性の本音と心理が隠された甘い言葉⑥
「毎日メールがあるとうれしいな」
メールが好きな女性にとって、こんな甘い言葉を言われるとますますテンションが上がって、どんどんメールしちゃいますよね。
最近は家族や友達とメールで連絡するのが当たり前になっていますが、とりわけ好きな人とメールをするのは楽しいものです。「今何してるんだろう?」など、他愛もない用事がすぐにやり取りできるのもとても便利です。
ですが、常に相手とつながっていたい女性とは正反対で、男性はひとりきりの時間がほしいと思っているものです。口ではどう言っても、頻繁に届くメールが煩わしく感じるときもあります。
メールのやり取りはそれなりに時間も取られますので、自分の時間を拘束されることを男性は嫌がるかもしれません。
自分のメール頻度を見つめ直してみて、「ちょっと多いかな?」と思ったら、少し控えるようにしましょうね。
男性の本音と心理が隠された甘い言葉⑦
「もっと甘えてくれていいのに」
男性の強さを感じさせる甘い言葉ですね。女性がネコのように愛らしく男性に寄りかかって甘える姿は微笑ましくもあり、男性の「女性を守りたい、甘えられたい」という本能を満たしているような気もします。
そう、これは本能レベルのことなので、嘘偽りのない甘い言葉なのです。
ですが、この甘い言葉の裏には「度量の小さい男と思われて、興醒めされたらどうしよう…」という不安があるのです。ある意味強がりと言えますね。
女性ばかりが一方的に甘えるのはフェアではありません。男性も疲れている時もあれば、だれかに寄りかかりたいと思う時もあります。
ときには男性を甘えさせてあげましょう。大人の女性はこうした甘え方のバランスをうまくとることができるものです。アメとムチのように、時折甘えさせてくれる女性は女神様のように見えることでしょう。
男性の本音と心理が隠された甘い言葉⑧
「君がいっしょにいるだけで安心できる」「癒し系なんだね」
その甘い言葉は彼にとって真実なんでしょう。決してマイナスの意味合いは込められていません。
ただ、そこに薄らぼんやりとした好意はあるにしても、「恋人にしたい」とか「好き」という気持ちはない可能性が高いのです。
実際付き合っているのなら、本当に心が癒されるのでしょうが、付き合っていないのにこの甘い言葉が出るのは、「恋人にはしない、でも癒してほしい」という下心が存在することがよくあります。
女性は「私が彼のことを癒してあげられるんだ」と思って、恋に落ちてしまいそうになりますが、ここは普段の彼の言葉や行動を思い返してみましょう。
そこで「信頼に足る」と思えるのであれば、彼の甘い言葉を額面通りに受け止めても問題ないでしょう。
男性の本音と心理が隠された甘い言葉⑨
「君に隠し事なんてしない」「本当のことしか言わないよ」
こんな甘い言葉で正直っぷりをアピールされると、「真摯に本音で自分に向き合ってくれてるんだ」と勘違いしそうになります。「勘違い」と言うからには、こうした甘い言葉はほぼ嘘であると断言できるからです。
本当に正直で率直な男性であれば、わざわざこのような甘い言葉を言うことはまずありません。
下心を始めとする男性心理には、とてもじゃないけど女性に正直に披露できない種類のものもあります。「あり得ない!」とドン引きされるようなものも多々あるでしょう。
男性としては悪気なく、また彼氏・恋人の立場関係なく、「こう言っておけば、自分の言うことをなんでも信用するようになる」と伏線を張っているにすぎないのです。
男性に下心があるのは当然のこと。男性への強い信頼があるなら、どんな下心が見えたとしても毛嫌いすることなんてないし、こんな甘い言葉に踊らされることもないでしょう。
男性の本音と心理が隠された甘い言葉⑩
「君は自分の好きなことをしていいよ」「何をするのも君の自由だよ」
まるで自分の自由を尊重してくれているかのように聞こえる甘い言葉ですね。しかも男性の懐の広さも表しているようで、一見何も問題はないように感じます。
その甘い言葉に隠された本音はずばり!「自分の世界にズカズカ入り込まないで」ということです。
女性は彼氏や恋人とつながっていたいという心理が強くはたらくので、どうしてもメールや電話の頻度が多くなります。
最初は快く返事していた男性も、「自分の時間がなくなる…男友達と自由に遊ぶこともできないし、いつもやってるスポーツや勉強がおろそかになる…」と窮屈に感じ、不安を積もらせていきます。
そんなことで関係がご破算になったら、目も当てられないですよね?
それこそ男性の甘い言葉を額面通り受け取って、さっさと自分のやりたいことを見つけるのが得策です。もしかすると、それが生きがいになっていくかもしれませんよ!