現代パレスチナ料理のレストラン「ファウダ」の料理のメニュー
料理は予約制のためメニューがあらかじめ決まっていますが、 店内のボードにて英語で料理内容を確認できます。4品によるコースのようでした。
- Cauliflower Foam (カリフラワーのピュレ)
- Cauliflower Foam (カリフラワーのピュレ)
- Freekeh + Peas (フリーカ&グリーンピース)
- Freekeh + Peas (フリーカ&グリーンピース)
- Slowcooked Lamb, Potatoes, Palestinian herbs(長時間調理のラム、ジャガイモ、パレスチナのハーブ)
- Slowcooked Lamb, Potatoes, Palestinian herbs(長時間調理のラム、ジャガイモ、パレスチナのハーブ)
- Strawberry Knafeh(いちごのクナーファ)
それでは料理の詳細を紹介します。
前菜
オリーブ
テーブルには容器が置かれており、中にはおつまみのオリーブが入っています。オリーブのおつまみはイスラエル料理でも馴染みのあるスタイルです。
アミューズブッシュ各種
アミューズブッシュ(一口サイズのオードブル)は3品で、それぞれ簡単に説明すると、1: ザアタル入りのパン、2: タパス/ブルスケッタ、3: スマック入りの目玉焼きです。
1のザアタルは中東の調味料で、イスラエルの地中海系レストランでも見られる、定番の組み合わせのひとつです。
2はスペインのタパスやイタリアのブルスケッタに似ていました。カレー風味のソース、牛肉、パセリの組み合わせです。
3の目玉焼きにかかっていたスマックは、日本のゆかりのような調味料です。※基本的にはイスラエルの定番料理とほぼ同じと言えます。詳細は記事末に挿入している関連記事もご参照ください。
メイン4品
- Cauliflower Foam (カリフラワーのピュレ)
要はカリフラワーのピュレです。イスラエルでもカリフラワーは人気でよく見かけます。 粘り気のないすりおろした山芋を食べているような感覚です。味付けもニュートラルなので、日本食と言われると信じてしまいそうなほど親近感のある食べ物でした。
なお、お椀に添えられているのはブドウの葉の素揚げと推測します(※店員さんは英語でbasilと言っていましたが、バジリコではないと思います)。海苔のような感覚でしょうか。
- Freekeh + Peas (フリーカ&グリーンピース)
フリーカは中東でよく食べられる穀物の一種です。日本では健康に良いスーパーフードとして紹介されることがあります。まめのおかゆを食べているような独特の食感です。
- Slowcooked Lamb(長時間調理のラム)
ラムは文句なしの美味しさです。付け合わせのサラダには、角切りのじゃがいもとパレスチナでとれた野菜&ハーブが入っています。シンプルな味付けですがニンニクが効いていて、個人的にはラムより印象が強い一品でした。
- Strawberry Knafeh(いちごのクナーファ)
クナーファは中東の定番デザートでイスラエルでも人気です。サクサクとした食感の紐状の生地が特徴的です。ファウダでは、甘さが控えめなカスタードのようなクリームとの組み合わせでした。
現代パレスチナ料理のレストラン「ファウダ」のおすすめポイント
屋台メシやファストフードとは違った、ハイエンドかつホームメイド感あふれるパレスチナ料理を食べたい方にはおすすめのレストランです。 「パレスチナの食材を使ったパレスチナの料理でここまで表現できる」というような、習慣や国籍に頼らない挑戦も感じられました。
そして料理だけでなく、やはり評判のレストラン/宿泊施設の一部ということもあり、店員さんの対応も親切で真摯でした。高級ホテルなどとはまた違い、真心が感じられる旅館のような雰囲気です。
こと接客に関して、イスラエルでは高価格で評判のレストランでも質が確保されていないことがままあるので、それに関してはファウダを称賛せざるをえないといった印象です。中東で「接客サービス」という概念を思い出させてくれる稀有なレストランでした。
※記事内に登場するパレスチナ料理やイスラエル料理の詳細は以下の記事をどうぞ。
※記事内のイスラエル通貨シェケルから日本円への換算は、1シェケル=30円で計算しています。
提供・トリップノート
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