自信がある、またはセルフプロデュースが得意なら自分のヨガを作ることも
差別化のために色々な養成講座に参加したり、知識の習得のために継続学習に投資するインストラクターが多いですが、ある程度のレベルになってくると自分のヨガを作る、という方向に進むインストラクターも少なくありません。
自分の名前をつけた「○○ヨガ」にはじまり「骨盤ヨガ」「美脚ヨガ」「解剖学ヨガ」「子宮ヨガ」「股関節ヨガ」「セラピーヨガ」「チャクラヨガ」「呼吸ヨガ」などとにかく無限にさまざまなヨガが誕生しています。
自分が「これ!」と思えるようなメソッドを体系化できるのであれば、オリジナルのヨガを構築するのも差別化といえるでしょう。
無理に差別化しようとせず、等身大であることを大事にするのも武器になる
ヨガのインストラクターといえば、モデルさんのようなルックスに恵まれた人が多いですし、そういう印象を持っている生徒さんも多いですが、必ずしもそうでなければ指導できないということはありません。
ぽっちゃりしているけれどポーズが上手、小さいけれど力強いポーズができる、高齢であるのに柔軟性が抜群、腰痛持ちであるけれどヨガでセルフケアをし続けていて知識が豊富など、一見自分にとってはコンプレックスに思えるようなことも個性として受け入れ、その上で努力し、コンプレックスを金脈に変えているインストラクターも多くいます。
むしろ、そのようなインストラクターは一際輝いているようです。
ヨガインストラクターは、健康かつ幸せなら年齢が高くなるほど価値が上がるはずです。
何か特別なスキルを手に入れようとしなくても、自分らしさを受け入れ磨きをかけ、それを全面に出すことが一番の差別化になるのかもしれません。
イントラ歴12年!実際に私(aya)が意識している差別化ポイントとは?
私自身は、差別化になっているかはわかりませんが、あえて「教えるときは露出を控えたウエアで」ということを大事にしています。
これには2つの意図があります。
1つめがウエアなどの外見で私を判断して欲しくないという思い、2つ目が老若男女問わずクラスに参加して欲しいという思いです。
ピタピタのヨガウエアでポーズのデモをした方が親切かもしれませんが、ポーズをうまくとってもらうことは私の主催するクラスではそれほど大事ではありません。
それよりは、どんな方にもヨガを身近に感じてもらうために、そしてヨガを続けるためのハードルを下げてもらうため、私はあえて肌の露出を控えたウエアで教えるようにしています。
その成果なのか、私のクラスの生徒さんには20〜70代まで様々な世代の方がいて、私の希望が叶っていると感じます。
自分がどんな生徒さんに来て欲しいかをイメージし、そこからその生徒さんに相応しい先生像を作り上げ、そこに自分が向かっていくのも差別化のヒントになるかもしれませんね。
提供・yoganess
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