デンマーク発の補聴器メーカー「ワイデックス」が、世界的なジャズ・トランぺッターの日野皓正(ひのてるまさ)氏を「ワイデックス サウンドパートナー」に起用した。

補聴器装用率が低い日本

日本では「補聴器を使うこと」をためらう人が多く、聞こえにくいと感じてから補聴器を買うまで6年近くかかると言われている。補聴器装用率も難聴者のうち14.4%と欧米に比べて圧倒的に低いのが現状だ。

生活や人生を変える補聴器

これには、費用や供給体制などさまざまな要因があるが、最も大きな障壁となっているのが「年寄りくさい」「他人に知られたくない」といった補聴器に対するネガティブイメージ。

しかし、補聴器は単に聞こえを補うだけの器械ではなく、補聴器を着けることで生活が変わり、気持ちが変わり、人生が変わることもある。

補聴器ユーザーのプロミュージシャン

ジャズ・トランぺッターの日野皓正氏は、プロのミュージシャンでありながら、10年程前から難聴に悩み補聴器を使用。

今回、「ワイデックス」の補聴器を使用し、その音質を認めたことから、「ワイデックス サウンドパートナー」に就任することとなった。

日野氏はインタビューの中で“いい音楽を演(や)れるんだったら、補聴器でもなんでも使えばいい。僕にとって大切なのは、みんながハッピーになれる音を追求することなんだ。”とコメント。インタビュー内容は、「ワイデックス」HPやカタログに掲載されている。