ヨガを始めると、耳慣れないポーズの名前をたくさん聞きますよね。
ヨガのポーズはたくさんあるので、一度に覚えるのは大変かもしれません。
そこで今回は、初心者向け基礎ヨガポーズとともに、ヨガポーズの名前を覚えるコツをご紹介します。
ヨガポーズの名前を覚えるコツは?
ヨガポーズには約8,400万もの種類があると言われています。
ヨガのレッスンで主に使われるのはその中のごく一部ですが、どのポーズも名前の成り立ちはとてもシンプルです。
動物、自然、人物などから名前がつけられており、ポーズの形から名前が連想されやすいでしょう。
ヨガポーズの名前はサンスクリット語、英語、日本語のいずれかを使って言われます。
例えば、ヨガの代表的なポーズである「ダウンドッグ」はダウンドッグ(英語)、アドムカシュヴァナーサナ(サンスクリット語)、下向きの犬のポーズ(日本語)、と3パターンあります。
このポーズは「ダウンドッグ」と呼ばれることが主流ですが、インストラクターによって呼び方は変わってきます。
1番耳慣れないのはサンスクリット語ですが、実はとてもシンプルな成り立ちをしており、理解するとヨガポーズの名前も覚えやすくなるのです。
サンスクリット語を理解すると、ヨガポーズを覚えるのも楽になるでしょう。
ヨガポーズの名前を覚えよう!基本のポーズから読み解くサンスクリット語
サンスクリット語で言われると、初めは混乱してしまうかもしれませんが、実はとても簡単なのです。
基本のポーズから、サンスクリット語を読み解いてみましょう。
まずは4つの基本的なヨガポーズをご紹介します。
猫のポーズ(マールジャーラーサナ)
「猫のポーズ」または「キャットアンドカウ」と呼ばれることが多いポーズ。
ヨガレッスンの序盤にウォームアップとして使われることが多いポーズです。
サンスクリット語では「Marjar(猫)+Asana(ポーズ)でMarjarasana=マールジャラーサナ」と呼ばれます。
ダウンドッグ(アドムカシュヴァナーサナ)
主に「ダウンドッグ」と呼ばれるポーズですが、日本語名は「下向きの犬のポーズ」です。
代表的なヨガポーズのひとつであり、全身で三角形を描きます。
サンスクリット語では、「Adho(下の)+Mukha(顔)+Svana(犬)+Asana (ポーズ)でAdho Mukha Svanasana=アドムカシュヴァナーサナ」と呼ばれます。
立位の前屈(ウッタナーサナ)
前屈、立位の前屈、ウッタナーサナと呼ばれることが多いポーズ。
英語では、forward bendやfoldなどと言われますが、日本のヨガレッスンではあまり使われません。
サンスクリット語では、「Uttana(強く伸ばす)+Asana(ポーズ)でUttanasana=ウッタナーサナ」と呼ばれます。
これは形というより、カラダを伸ばすと言う作用が名前で表されています。
ハーフリフト(アルダウッタナーサナ)
立位の前屈から上半身を前方に伸ばす「ハーフリフト」。
英語名のハーフリフトと呼ばれることが多く、日本名は「半分の前屈のポーズ」です。
サンスクリット語では、「Ardha(半分の)+Uttanasana(強く伸ばすポーズ)でArdhauttanasana=アルダウッタナーサナ」と呼ばれます。
上記のウッタナーサナにアルダ(半分の)を加えたものです。