泣き上戸になる原因 (2)感情表現が大きくなる
お酒に酔うと感情の抑制が効かなくなります。つまり、普段以上に感情が出やすくなるという意味でもあります。普段は感動するような話を聞いたとしても、泣くことがない人でも、お酒に酔うと感動の表現が大きくなり、泣いてしまうことがあります。
また、感動の感情以外でも、仕事などで悔しいことがあったりすると泣きたくなることもあります。しかし、悔しくて泣く姿は人に見られると恥ずかしいという心理が働き、普段は押さえ込んでしまいます。ですが、感情が大きくなっている状態であれば、愚痴を言っているうちに、恥ずかしいという心理が働かなくなり、泣き出してしまいます。
泣き上戸になる心理 (1)ネガティブ
お酒に酔うと理性と感情の抑制が効かなくなることが、泣き上戸になる原因です。泣き上戸の人は普段、泣くことを我慢しているという意味でもあります。普段から泣くことを我慢してしまう人にはいくつかの特徴や働きやすい心理があります。一番の原因はネガティブな性格をしていることです。
ネガティブな性格をしていると、自分に自信が持てなかったり、否定的な意見を持ちやすかったりなどします。そして、そのネガティブな感情は自分に対して向けられます。自分には何もできない、自分がやっても無駄などの感情を持つようになり、自分が情けなく思うようになります。自分で情けないと普段から思っていると、お酒に酔ったときに普段の感情が溢れて泣き上戸となってしまいます。
泣き上戸になる心理 (2)真面目すぎる
しっかり仕事をこなして、人間関係にも特に問題なさそうな人でも、酔うと急に泣き上戸になってしまうことがあります。このような人は仕事や人間関係など、うまくいくように頑張り過ぎていることがあります。つまり、無理をしてちゃんとした人を演じているので、普段からストレスを抱えていうという意味になります。
このストレスを普段は押さえ込んでいるために、周囲からはしっかりした人に見えるかもしれません。しかし、お酒に酔うことで、理性がなくなると、普段の自分が演じられなくなります。そして、普段から無理していることを我慢できなくなって泣き上戸となってしまいます。