アメリカの加工食品メーカーがプロデュースした、ボロニアハム風シートマスクが話題になっています。
見た目の楽しさからか、発売されると直ぐにソールドアウトしてしまったという商品。多くのメディアが写真や動画付きで商品レビューを掲載しています。
ネットでバズり、発売から24時間で完売
ここで言う「ボロニアハム」は、イタリア・ボローニャ原産の「ボロニアソーセージ」のこと。直径36mm以上と太さがあり、スライスして食べるのが一般的なことから、アメリカではサンドイッチ用のハム(ランチミート)として重宝されています。
(画像:オスカー・メイヤー公式サイトより)
またその大きさから、子供の頃にボロニアハムに穴をあけ、マスクのように顔に被せて友達を驚かして遊んだ思い出を持つアメリカ人も多いといいます。
今年1月に米大手加工食品メーカーのオスカー・メイヤーが発売したシートマスクは、そんなアメリカ人に馴染み深いボロニアハムをモチーフにした遊び心満載のスキンケアアイテム。
ハムと美容製品を組み合わせた意外性でバズりまくり、4.99ドル(約573円)のシートマスクは発売から24時間で完売。CNNビジネスによると、米アマゾンのビューティーカテゴリー・新商品ランキングで一時売上1位になったそうです。
「間違って食べちゃいそう」なルックスで本物と間違えそう!?
『ワシントンポスト Washington Post』をはじめ、『デリッシュ delish』『カット Cut』など多くのメディアが「本物のボロニアハムと見間違えてしまう」と紹介するシート素材には、ハムのしっとり感を表現するため、ハイドロゲルシートを使用。パッケージ背面に「これは食べ物ではありません」と大きな文字で表記しなければならないほどの再現度です。
YouTubeでのレビューも、「サンドイッチに挟まれていたら間違って食べちゃいそう」「使用中は完全にシリアルキラーだね」など見た目を面白がるコメントがほとんどでした。
リアリティを追求するあまり少し薄いのが難点のようで、メーカーが推奨するパック時間(10~20分)を待つことなく、顔からシートが剥がれ落ちしてしまう様子も一部の動画で報告されています。