TOPIC2:PMSの「むくみ」と「イライラ」

「むくみ」と「イライラ」の関係について、アンケート調査※をしたところ、むくみの症状が強い人ほど、イライラなどの否定的な感情が強いことが分かりました。

これらの原因として、イライラなどの月経前特有の心身の不調が出る時期は女性ホルモンであるプロゲステロンが分泌され、妊娠しやすい体質に変えます。妊娠しやすいように栄養や水分をため込みやすくなり、太りやすく、むくみやすくもなります。

また、人間の体は塩(塩化ナトリウム)の濃度を一定に保つ必要があります。そのため、ナトリウムが多くなりすぎると水分を体内にキープして薄めようとします。この状態を「むくみ」と呼び、塩分が多いものを食べると顔や体がむくみやすくなるのもこのためです。

※出典:産科と婦人科; 83(12): 1434-1439,2016 対象:閉経前女性68人

TOPIC3:「むくみ」を軽減すると考えられる成分は?

新注目の2つのビタミンE

ビタミンEは、ビタミンCと協調して働く「抗酸化ビタミン」として知られています。また、血流を良くして女性に多くある冷え性を緩和する成分もあり、さらにPMSのむくみを改善する作用を持っていることが判明しています。

ビタミンEは8種類あります。ビタミンEのサプリといえばα-トコフェロールのみを含むのが一般的です。しかし近年の研究では、ビタミンEのうち「γ-トコフェロール」と「γ-トコトリエノール」の2種類がむくみを軽減してくれる成分であることが分かってきています。

「γ-トコフェロール」より希少な「γ-トコトリエノール」は植物油に多く含まれています。

「γ-トコフェロール」と「γ-トコトリエノール」は、肝臓で一部が「γ-CEHC」に代謝されます。この「γ-CEHC」が体内にナトリウム量が多くなりすぎて、水分を溜め込んだ状態になったときだけ腎臓で働き、ナトリウムを緩やかに対外に排出して、むくみが軽減されると考えられます。

ビタミンEの他にも…!

2つのビタミンEに加え、エクオールとカルシウムもPMS対策において注目を集めています。

・エクオール
大豆の力の源であるエクオールは、女性ホルモンの1つであるエストロゲンに似た構造を持っていて、女性ホルモンが関わる様々な不調や病気の予防改善に役立つと言われています。

・カルシウム
骨の健康維持に欠かせないのはもちろん、神経間の情報伝達に必要な成分なので、「イライラするのはカルシウム不足」と呼ばれるほど精神症状と深いつながりを持っています。

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