爪を綺麗に保つには爪トラブルも理解しておくことが大切!
爪を綺麗に保つ方法を意識することも大事ですが、爪のトラブルも知っておくことでさらに綺麗を保ちやすくなります。
爪のよくあるトラブルは5つ。
原因も含めしっかり頭に入れておきましょう。
二枚爪や割れやすい爪
爪先が二枚になり、上の爪が剥がれることが二枚爪。
二枚爪の主な原因は乾燥です。
乾燥することで先の爪が脆くなり、上の爪が剥がれることで爪は薄くなってしまいます。
薄い爪は折れやすく、折れ続けると爪がどんどん小さくなってしまい深爪の原因にも!
爪の長さや形も指先を綺麗に見せる重要ポイントです。
バランスの良い爪にするために、二枚爪や割れやすい爪にしないよう気を付けましょう。
亀裂
亀裂が入ると髪の毛やストッキングに引っかかったりと、とにかく気になってイライラしてしまいがちに。
そうなると余計なストレスを感じてしまいますよね。
亀裂の原因の一つは乾燥ですが、亀裂の入る部分を酷使している場合も考えられます。
同じ部分にばかり亀裂が入る方は、その部分を特に酷使している可能性が!
指先を使う時になるべく意識し、同じ部分にばかり負担をかけないよう心がけましょう。
縦や横に筋が入る
縦の筋は乾燥と加齢、横の筋はぶつけたり何か負荷がかかってしまった結果入ってしまうことが多いです。
乾燥対策はもちろん、手の扱いに気を付けることでこれらの筋は防ぐことが可能です。
モノを置く時に丁寧に置いたり、キーボードを打つときに激しく打たないようにするなど、少し意識してみましょう。
ささくれやサカムケ
ささくれは特に冬の時期にできやすくなり、多くの方が悩む爪周りのトラブルです。
いつの間にか爪周りにささくれがどんどんでき、気になるとつい剥いてしまいませんか?
剥いてしまってひどくなった場合が、サカムケです。
大きなサカムケだと痛みを伴ったり、場合によっては出血してしまう可能性も。
サカムケにしないためにはまずささくれを予防することが大切です。
しっかり乾燥対策をして、爪周りにささくれが出来ないよう心がけましょう。
爪周りの皮膚が硬くなる
爪周りの皮膚が硬くなっている方は、その部分に何かしらの圧力がかかっている可能性が高いです。
一番多いのはペンダコ!
ペンをしっかり握ることが多い方は、利き手の中指の内側、ペンを支える部分が特に硬くなっています。
硬くなった皮膚は白く乾燥して厚みが出たり逆に黒ずんだりしてしまい、綺麗な手元とは程遠くなってしまいます。
爪を綺麗に整えることはもちろんですが、爪周りの皮膚や手全体もしっかりケアしてあげるとより一層綺麗な手元に近づくことができます。
圧力がかかる部分にしっかりオイルやクリームを塗りこむなど、皮膚をやわらかく保つためにこまめにケアをすることが大切です。
爪のトラブルを起こさないために押さえるべき6つのポイント
爪のトラブルは日常生活でとても起こりやすく、意識しないうちに起こっている場合もあります。
爪トラブルをなるべく避けるために次の6つを意識し、出来ることからはじめてトラブルを予防しましょう。
爪切りを使わない
爪を切る時に爪切りを使う方がほとんどだと思いますが、爪切りを使うと二枚爪になりやすくなってしまいます。
これは爪切りの構造上カットする部分に強い圧力がかかるので、その圧力に耐えられず爪が二枚に割れてしまうのです。
特に乾燥して硬くなった爪の方は二枚爪になりやすいですね。
やすりを使ってこまめに爪を整えると二枚爪になりにくいので、爪を短くする場合なるべくやすりを使いましょう。
どうしても爪切りを使う場合は切りたい長さよりちょっと長めに残し、最後にやすりで整えるようにすることで二枚爪を予防することができます。
ネイルオイルやクリームでしっかり保湿
爪周りが乾燥していると、割れやすい爪や亀裂の入りやすい爪が生えてしまいます。
そうならないためにはしっかり保湿してあげることが大事!
ハンドクリームやネイルオイルを使って保湿してあげることで、外部の刺激や乾燥から手を保護することができます。
保湿が十分行き届いているとささくれも出来にくくなりますし、爪周りの皮膚もやわらかくふっくらした印象に。
さらには爪にも柔軟性がでて、亀裂や欠けの起こりにくい丈夫な爪を育成することができます。
保湿はこれから生えてくる爪の育成のサポートをしてくれるのです。
マニキュアを塗ったらしっかり落とす
マニキュアを塗る方は多いでしょうが、きちんと綺麗に落としていますか?
マニキュアトラブルでよくある問題は色素沈着です。
特に濃い色味のカラーはしっかり落とさないと色味が爪に残ってしまい、そのまま色素沈着を起こして変色の原因に。
爪が黄ばんでいたりマニキュアの色味がうっすら残っていると、決して綺麗な爪には見えないですよね。
マニキュアを付けたらしっかり落とす、カラーを塗る前にきちんとベースコートを塗るなど、色素沈着を起こさないために気を付けましょう。
良質なたんぱく質を摂取
爪の主な成分はたんぱく質。
たんぱく質が足りないと乾燥した爪が生えやすくなりますし、爪だけでなくお肌や髪の毛にも影響があります。
お肌も髪の毛も主成分はたんぱく質なので、良質なたんぱく質を摂取することが健康的な身体を作る秘訣!
綺麗な爪を保つことはお肌や髪の毛の綺麗さにも繋がります。
爪だけではなく、肌や髪の毛もツヤがあって綺麗な方が断然良いですよね。
食事の面でもたんぱく質をはじめバランスの良い食事を意識し、健康的な爪の育成を心がけましょう。
指先の扱いを気を付ける
巣ごもり需要でネットショッピングの利用機会が増えた方も多いのではないでしょうか?
よく利用する方は家に段ボールが届くことが増え、段ボールから荷物を取り出したり潰したりと細かい作業がきっと多くなったはずです。
細かい作業をしたり指先を酷使することで、折れたり欠けたりと爪先のトラブルも起こりがち。
段ボールをはじめ書類やお札など、紙をよく扱う方は特に注意が必要です。
指先の油分が紙に奪われてしまって爪も乾燥しやすくなり、その結果折れたり割れたりしてしまいます。
紙類の取り扱いやキーボードをたたく時など、指先を使う時は意識をして丁寧に作業しましょう。
紫外線対策
爪先だけでなく、手は常に外に出ている部分です。
つまり、紫外線の影響を一番受けやすい箇所でもあります。
紫外線のダメージは爪先の乾燥を起こしやすくしてしまい、その結果亀裂や欠け、さらには縦筋などの爪トラブルの原因になってしまいます。
爪を作る組織が爪の根元にあるので、日焼け止めを指先にもしっかり塗り、その組織を紫外線から守ってあげることが大事です。