私の股下って平均と比べるとどうなの?と、疑問に思ったことはありませんか。疑問を解消するために、日本人の股下の平均について、身長別にご紹介していきますね。気になる測り方や、理想の比率などもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
日本人の股下の平均と基準は?
①股下比率45%が平均
日本人の股下は、比率45%が平均だと言われています。股下とは、脚の付け根から踵までの垂直の距離のことです。体全体の長さである身長に対して、45%の部分が該当すれば、日本人としては平均だと判断することができます。
ただし、男女で同じというわけではありません。厳密に股下の比率を調査すると、女性よりも男性のほうが長めの傾向にあると言われています。そのため、男女で分けるのであれば女性の平均が45%、男性の平均が45.5%だと考えておくと良いでしょう。
POINT
衣類の股下は定義が異なる
股下は、ズボンやパンツのサイズでも使われる表現ですね。しかし、人体における股下と、衣類の股下は定義が異なります。ズボンやパンツの場合、股下の縫い目から裾までの長さになります。人体の場合は、踵までの長さも考慮されるので、衣類の股下よりも長くなっています。
②比率47%以上だと長め
股下の比率が45%なら、脚の長さは普通の範囲という印象になります。平均が分かると、スラッとした印象を与えて、脚が長めだと判断される基準についても気になりますね。日本人の場合、身長に対して脚の比率が47%以上であれば、長めだと判断されます。理想の股下の長さと考えて良いでしょう。
女性の平均身長である158cmを例に比較してみると、平均比率である45%なら股下の長さは71.1cmとなります。理想の長さである47%だと、74.26cmです。平均と理想値では、およそ3cm以上の違いがあります。
③比率44%以下だと短め
逆に、股下の比率が44%以下だと、脚の長さは短めという印象になります。女性の平均身長である158cmを例に計算してみると、比率44%だと股下の長さは69.52cmとなります。平均と比較すると0.6cmの差ですが、脚の長さの印象としては、大きな差ですね。
また、理想の長さと比較すると5cm近い差になります。股下の平均の長さや理想の長さは、身長によって異なってくるので、自分の身長を当てはめながら計算してみましょう。
股下の長さを測って平均よりも脚が短い場合でも、ファッションなどでカバーすることができます。
日本人の股下の性別・身長別の平均は?
①女性の身長別の平均
日本人の股下の長さは、平均となる比率を当てはめる計算式で、簡単に計算することができます。しかし、一覧表があれば、身長別の平均が探しやすくて便利ですね。女性の身長別の平均を、以下にまとめてみたので参考にしてみてください。女性の場合、45%を平均として計算しています。
股下の平均値(女性)
身長 | 股下 | 身長 | 股下 |
141cm | 63.5cm | 156cm | 70.2cm |
142cm | 63.9cm | 157cm | 70.7cm |
143cm | 64.4cm | 158cm | 71.1cm |
144cm | 64.8cm | 159cm | 71.6cm |
145cm | 65.3cm | 160cm | 72cm |
146cm | 65.7cm | 161cm | 72.5cm |
147cm | 66.2cm | 162cm | 72.9cm |
148cm | 66.6cm | 163cm | 73.4cm |
149cm | 67cm | 164cm | 73.8cm |
150cm | 67.5cm | 165cm | 74.3cm |
151cm | 68cm | 166cm | 74.7cm |
152cm | 68.4cm | 167cm | 75.2cm |
153cm | 68.9cm | 168cm | 75.6cm |
154cm | 69.3cm | 169cm | 76.1cm |
155cm | 69.8cm | 170cm | 76.5cm |
②男性の身長別の平均
日本人の男性の身長別では、股下の平均値を45.5%の比率で計算しています。男性の場合、身長の平均も高いので、161cm~180cmの身長別に長さを出していきますね。詳しい股下の長さは、以下の一覧表をチェックしてみてください。
股下の平均値(男性)
身長 | 股下 | 身長 | 股下 |
161cm | 73.3cm | 171cm | 77.8cm |
162cm | 73.7cm | 172cm | 78.3cm |
163cm | 74.2cm | 173cm | 78.7cm |
164cm | 74.6cm | 174cm | 79.2cm |
165cm | 75.1cm | 175cm | 79.6cm |
166cm | 75.5cm | 176cm | 80.1cm |
167cm | 76cm | 177cm | 80.5cm |
168cm | 76.4cm | 178cm | 81cm |
169cm | 76.9cm | 179cm | 81.4cm |
170cm | 77.4cm | 180cm | 81.9cm |
日本人モデルの股下の平均は?
①股下比率は47%以上が平均
一般的な日本人の股下の平均以外にも、モデルの平均も気になりますね。モデルは、高身長で手足が長いことが条件となります。国内で活躍するショーモデルの場合は、女性でも170cm以上あることが理想だとされています。
そんな女性のモデルの場合、股下の比率は47%以上が平均だと言われています。身長170cmの47%というと、79.9cmが股下の長さということになりますね。一般人の平均よりも3.4cmほど長いことが分かります。
ただし、身長170cm以上で股下47%というのは、理想ではありますがモデルの絶対条件というわけではありません。日本人の女性モデルの中には、平均よりも身長が低く、股下が短くても活躍している人も一定数います。
②股下比率50%以上の人もいる
日本人モデルの股下の平均は47%以上ですが、なかには比率50%以上の人も見られます。外国人モデルの平均並とも言える比率ではないでしょうか。
調べた限りでは、最も股下が長いモデルで、股下比率52.2%という記録が見られます。もはや身長の半分以上が脚なのですね。具体的な長さに計算すると、93cmが股下の長さになるので驚きです。
股下の測り方は?
測り方①道具を準備する
股下の測り方では、まず道具を準備する必要があります。人に測ってもらうのであれば、メジャーだけでOKなのですが、一人で測る場合は、いくつかの道具を必要とします。脚の付け根から踵までを垂直に測らなければいけないので、メジャーだけでは難しいのですね。
一人での測り方では、メジャーの他に本や空箱などがあると便利です。また、印を付けるための付箋も準備しておきましょう。特別なものは必要としないので、簡単に揃えることができますよ。
股下を測るための道具
本または空箱などの四角くてしっかりとしたもの
印を付けるための付箋または押しピン
長さを測るためのメジャー
測り方②壁を背にして印を付ける
一人で行う場合、壁を背にして股下の長さを測ります。必要な道具を準備したら、下記の手順を参考に測っていってください。正確な数値が測れたら、ご紹介した股下の長さの平均や理想値などと比較してみましょう。
股下の測り方
壁を背にして立ち、股下に本を挟みます。
股間に触れる部分まで、本の位置を調整します。
背筋を伸ばして、壁に本を押し当てるように立ちます。
本が壁に当たった部分に、付箋などで印を付けます。
床から印の位置まで、メジャーで長さを測りましょう。
股下の測り方で正確な長さが分かったら、足を長くする方法についてもチェックしてみましょう。短めの人にも長めの人にも役に立つテクニックや運動を紹介しているので、理想の長さに近づける参考にしてみてください。