【7】島寿司

【東京】郷土料理のおすすめ20選!東京名物の食べ物特集
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

八丈島から伝わった伊豆諸島の伝統的なお寿司で、独自のタレに漬けた白身魚がネタとなっています。冷蔵庫が流通する以前の伊豆諸島で保存食として広がり、現在では伊豆諸島の郷土料理として愛されています。

島寿司のおすすめ店:栄寿司

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伊豆諸島のひとつ、新島の中でも最も飲食店が多い本村に位置するお寿司屋さん。地元の人だけでなく、観光客にも大変人気のお店です。ネタは、写真の上からメダイ、カンパチ、金目鯛となっています。島寿司は、わさびではなくネタの上にちょこんとのっているカラシが特徴的。島寿司とカラシとの相性が良く、口の中であっという間に溶けてしまいます。

【8】うなぎ

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うなぎが広く食べられるようになったのは、江戸時代。嘉永5年に発行されたうなぎ店のランキング『江戸前大蒲焼番付』には、200店舗以上のうなぎ屋さんが載っていたほど、江戸っ子に愛されてきた料理です。老舗のうなぎ店が使う秘伝のタレは、継ぎ足されながら今でも受け継がれていることも。江戸の味を、現代の東京でも味わえる、貴重な郷土料理です。

うなぎのおすすめ店:赤坂ふきぬき 新宿タカシマヤタイムズスクエア店

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

新宿高島屋のレストランフロアにある老舗鰻屋の「赤坂ふきぬき」は、東京赤坂で大正12年に創業した鰻専門店。ランチタイムには、うな重がリーズナブルな値段で味わえます。創業以来継ぎ足されている秘伝のたれがたっぷりかかった、ふっくらとした食感の鰻は、一度食べたら虜になること間違いなし!

店内からは新宿の風景も見渡せて、明るく落ち着いた雰囲気の中、ゆったりとお食事を楽しめます。ランチタイムは行列の絶えないお店なので、開店時間直後の早めの時間帯の来店がオススメです。

【9】江戸前天ぷら・江戸前天丼

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江戸前天ぷらとは、東京湾でとれた新鮮な魚介類を、たまごを入れた衣をつけ、ごま油で揚げたもの。たまごを使わない関西風の天ぷらと区別されています。衣はこんがりキツネ色をしており、塩ではなくつゆを付けて食べるのが江戸風。江戸時代は、江戸っ子のファーストフード的存在でした。

そんな江戸前天ぷらを、ご飯と一緒にさっと食べられるようにしたものが江戸前天丼。濃い目の丼つゆに揚げたての天ぷらをくぐらせ、衣にタレをしっかりしみこませるのが江戸前天丼の特徴です。

江戸前天ぷらのおすすめ店:天ぷら船橋屋 新宿本店

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)
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明治19年創業、新宿にある老舗天ぷら店「船橋屋」は、行列の絶えない名店として知られています。厳選された旬の食材をこだわりの胡麻油でサクッと揚げた天ぷら。胃にもたれることなく、いくらでも食べられてしまいそうな軽くて上品な食感です。

船橋屋名物と言えば、いか、貝柱、エビ、三つ葉がたっぷり入って食べ応えのあるジャンボかき揚げが有名。こちらはかなりボリュームがあるので、このかき揚げの普通サイズがいただけるコースメニューも人気があります。

江戸前天丼のおすすめ店:天丼 金子半之助 日本橋本店

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日本橋室町に本店を構える江戸前天ぷらの老舗「金子半之助」。浅草出身で、日本料理の紹介案内所「一心会」の会長を務めた金子半之助が考えた「秘伝の江戸前丼たれ」を孫が受け継いだ人気店です。

看板メニュー「江戸前天丼」は、新鮮なアナゴやエビ、イカ、半熟卵が豪快に盛りつけられたボリューム満点な一品。高温で揚げた天ぷらのサクサクとした食感に加え、秘伝のたれとご飯の絶妙なバランスを楽しめます。

【10】蕎麦

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こちらも江戸前天ぷら同様、江戸っ子のファーストフード的な位置づけで江戸中期に人気を博した蕎麦。江戸には、蕎麦御三家と呼ばれる「藪」「更科」「砂場」の蕎麦屋があり、それぞれ暖簾分けして現在に至ります。蕎麦つゆも「真っ黒」と表現されるほど濃く、関東独自の蕎麦文化を築いてきました。

蕎麦のおすすめ店:並木藪蕎麦

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1913年(大正2年)創業した老舗の蕎麦店。人気マンガ『美味しんぼ』にも登場した名店です。また『鬼平犯科帳(おにへいはんかちょう)』や『剣客商売(けんきゃくしょうばい)』といった時代小説で有名な作家・池波正太郎(いけなみしょうたろう)が足繫く通った蕎麦店としても知られています。

なんと言っても特徴は、蕎麦つゆです。日本一辛い!とも言われる濃い目に味付けされたつゆに、蕎麦の先端だけをつけて食べるのがツウ。人気メニューは定番のざるそば、天ざる蕎麦、そして季節限定で提供される鴨南蛮蕎麦などとなっています。

【11】関東風すき焼き

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肉を焼き、割り下を使わない関西風すき焼きと違って、関東風は肉や野菜を割り下で煮込むのが特徴。肉食が禁止されていた江戸時代にも江戸っ子は隠れて肉を食べていたそうで、肉食が解禁された明治時代には牛鍋が一気に庶民の間にも広がりました。それが関東風すき焼きのルーツです。

関東風すきやきのおすすめ店:今半 本店

浅草・新仲見世通りにある「今半(いまはん) 本店」。明治時代に創業したすき焼きの老舗で、割り下を使った昔ながらのすき焼きを味わうことができます。

おすすめの「すき焼き定食」は、上質な霜降りの牛肉を使用。割り下で牛肉や豆腐、糸こんにゃく、ネギ、白菜を煮ていき、生たまごをつけて食べます。ご飯との相性も抜群ですよ。

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【12】佃煮

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小魚や貝などを、醤油やみりん、砂糖などで煮詰めたもの。江戸の漁業の中心地であった佃が発祥であることから「佃煮」と名付けられました。江戸時代当初は保存食として食べられため、おにぎりの具材やお弁当に使っても傷まないよう、今よりも辛口に味付けされていたそうです。

佃煮のおすすめ店:佃源 田中屋

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佃煮が生まれた佃には、今も多くの人が通う佃煮の老舗が残っています。そのうちの1軒「佃源 田中屋」は、1843年頃創業。木の引戸を入ると、ガラスケースの中に佃煮が並びます。1つ100g単位で販売され、数種類が入った贈答用の折り詰めもあります。東京のお土産にもオススメしたい商品です。