【タレ目にする方法】マッサージ編
タレ目の人とつり目の人の違いとは何なのでしょうか。実は、タレ目とつり目の違いというのは、頭部や表情筋のつき方によって変わってきます。この筋肉を柔らかくして引っ張りを緩和させることができれば、理想のタレ目を作ることができるかもしれません。
ここでは、マッサージでタレ目にする方法をご紹介します。誰でも簡単に行えるものなので、中学生や男性の方もぜひ行ってみてくださいね。
タレ目とつり目の違いは筋肉の差
眉毛の周りにある2つの筋肉にはそれぞれ違う働きがあり、おでこにシワを寄せたり眉毛を上に持ち上げたりするときには「外側」の筋肉、眉間にシワを寄せるときには「内側」の筋肉が主に使われます。
この内側の筋肉が弱っている状態だと、頭部を含めた外の筋肉によって眉が上に引っ張られてしまうのでつり目になりやすいといわれています。マッサージをタレ目にする方法として取り入れたい場合、顔や頭の筋肉をほぐしながら内側の筋肉を鍛えてあげることが大切です。
これらの筋肉のバランスを整えることで目頭がキュッと持ち上がり、自然なタレ目を作ることができるでしょう。
前頭筋をほぐす
前頭筋をほぐすには、おでこの両端に手を置いた状態で、くるくると円を描くように1、2分ほどマッサージ。このとき、無理に強くし過ぎてしまうと皮膚や筋膜を傷めてしまう恐れがあるので、自分が心地よいと思う強さに調節しながら行いましょう。
1日3回を目安に入浴時など、リラックスした状態で行うことで筋肉がほぐれやすくなり、高い効果が期待できます。
後頭部をほぐす
デスクワークなど長時間同じ姿勢でいると、後頭部は知らず知らずのうちに凝り固まってしまっています。顔と頭の皮はつながっているので、頭のコリを取り除いてあげることも大事です。
後頭部に両手を置いて、さきほどと同じようにくるくると円を描くようにマッサージします。このとき、頭皮の下を動かすイメージでマッサージしてください。
1、2分をワンセットにして3回ほどやりましょう。
皺眉筋と鼻根筋を鍛える
皺眉筋(すうびきん)と鼻根筋を鍛えてタレ目にする方法もあります。
まず左右の眉頭を中指と薬指で抑えましょう。こうすることで眉間にシワが寄るのを防ぎます。そして、人差し指で眉尻を抑えながら眉間に力を加えてみてください。
目標は1日60回。最初は10回ほどから始め、徐々に回数を増やしていきましょう。ポイントは眉尻側の筋肉をあまり動かさないことです。効果が半減してしまいます。
マッサージの効果を高める毒素排出
目元のリンパ節に毒素が溜まっているとしっかりとマッサージの効果を得ることができません。なので、マッサージと同時に目の周りの毒素も排出しましょう。
①親指を立ててOKサインを作り、親指をこめかみに置きます。
②曲げている人差し指の第二関節を使ってマッサージをします。
③目頭から目尻に向かって優しく上まぶたをマッサージします。下まぶたも同様にマッサージするのですが、効果を期待して強くマッサージしすぎないでください。
④指の形はそのままで、今度は眉毛に沿って眉頭から眉尻までをマッサージします。このとき、痛みがある場合は毒素が溜まっていますので回数を多めにしてください。
⑤手のひらで眼球部分を軽く押さえましょう。
この方法は、顔やせやむくみ改善といった美顔効果にも期待できます。タレ目にする方法として毎日取り入れて習慣化しちゃいましょう。
【タレ目にする方法】マツエク編
マッサージやメイクのほかにマツエクでタレ目にする方法もあります。
サロンでマツエクをするときに、デザインを選べると思うのですがその中に、「目頭から目尻にかけて長くなっている」デザインがあります。
このデザインを選ぶことで、目尻側に影ができてタレ目に見せる効果があります。
あまりカールを強くしてしまうとケバくなってしまうかもしれません。目尻側に影をつけるためにもJカールかCカールあたりがオススメです。
【タレ目にする方法】整形編
病院でタレ目形成する、というのも一つの手です。メイクで思い通りのタレ目にすることが難しくても、医師の力を借りることによって理想の目の形を手に入れることができるでしょう。
ここでは、美容外科でタレ目にする方法というのはどのようなものがあるのか、ご紹介します。
グラマラスライン形成
タレ目形成(下瞼開大術)とは、目尻のカーブを3分の1程、外側に引き下げることによってタレ目を作る手術のことです。黒目が見える部分が多くなるので、形を整えるだけでなくデカ目の効果も期待できます。
このタレ目にする方法はグラマラスライン形成とも呼ばれ、メスを使わない埋没法、持続性の高い切開法などがあります。近年では、簡単にタレ目に見せることができるボトックス注射も人気があるようです。
それぞれメリット・デメリットがあるので、事前に医師とよく相談しながら自分に合った方法を見つけましょう。
切らずにできる埋没法
埋没法では、下まぶたの結膜からCPFと呼ばれる筋膜に糸を結ぶことでタレ目を作ります。メスを使わないため傷跡が残らず、腫れもほとんどありません。初めて目元の手術を行う方にオススメなタレ目にする方法といえるでしょう。
万が一、術後の目の形が気に入らない場合でも、比較的簡単にやり直すことが可能です。費用相場は両目で20万ほど。決して安くはありませんが、切開法と比べると2倍ほど安いようです。
デメリットとしては、年月が経つと結んだ糸が取れやすくなるという点が挙げられます。特に、つり目の度合いが高いほど元に戻ってしまう傾向があるので、気になる場合は他の方法も検討してみましょう。
切ってタレ目を作る切開法
切開法では、まぶたの表か裏側にある皮膚や結膜を切除し、目のカーブを調節して筋膜に縫うことできれいなタレ目を実現することができます。
メスを入れる…といっても麻酔クリームや局所麻酔などを用いて行うのであまり痛みは感じないようです。埋没法のように目の形が元に戻ってしまう心配もありません。より高い効果を発揮するために、目尻の切開や目元の脂肪切除を併用する場合もあります。
ただし、術後から普段の生活を再開できるまでの期間が1週間ほどと長く、落ち着くまでは目が充血したり、白目がむくんだりといったトラブルが起きやすいといわれます。
特に女性の場合、しばらくは患部を刺激しないようアイメイクを控えなければなりません。まとまった休日の間に手術するなど予めスケジュールを考えておくといいでしょう。
相場が両目で40万~と他の方法と比べて費用が高いというデメリットもあります。
一時的な効果を得られるボトックス注射
本格的に目をいじられるのはちょっと…という人には、ボトックス注射を試してみてはいかがでしょうか。
ボツリヌストキシンというたんぱく質には、過剰な筋肉の動きを抑える作用があります。これを目の眼輪筋に注入することで周りの筋肉がゆるみ、目尻の下がったタレ目のように見せることができるのです。
施術時間が片目につき5分程度と短く、美容外科でのタレ目にする方法としてはシンプルなものになります。費用については使用するボトックス薬剤で異なるものの、両目で1万~2万ほど。また、日常生活の制限がほとんどないので、当日からお風呂に入れたりコンタクトレンズを使用したりすることもできます。
一方で、持続期間が4か月ほどと短いため、タレ目を維持したい場合は定期的に注入する必要があります。また、薬剤の量が多いと表情筋が動かなくなってしまうなど思わぬトラブルを招いてしまう恐れがあるので、信頼できる医師の下で行うようにしましょう。
病院で手術を断られるケース
医師の技術や経験不足、元々の目の形によっては病院に断られてしまうケースもあります。また、やり過ぎてしまうと下まぶたが過度に垂れ下がってしまうので三白眼になってしまったり、逆さまつげになったりすることがあるそうです。
特に難易度が高いと判断された場合、二重整形など他の方法と併せて手術することも少なくなく、予想以上に出費が重なってしまうことも。
あとで後悔しないよう、理想のイメージに近付けるためにも入念に手術前のカウンセリングを行いながらタレ目にする方法を検討してみましょう。
【タレ目にする方法】最後に
いかがでしたでしょうか。つり目というのは遺伝の可能性も考えられます。この場合、マッサージをしてもあまり効果が得られないかもしれません。
ですが、メイクやマツエクなどでタレ目にする方法があります。また、日頃の顔のコリや筋肉の発達によってつり目になってしまっている場合は、マッサージでつり目を緩和させることができます。
ほかのタレ目にする方法を試したけれど、自分の力だけで改善させるのが難しい…そのときは、美容外科に相談してタレ目形成を検討するというのもいいかもしれません。
顔のパーツは1㎜でも変われば印象もかなり変わるもの。まずは、日頃から目をリラックスさせてあげながら気長にマッサージを続けてみてください。
あなたに合ったタレ目にする方法を見つけて、可愛くふんわりとした印象のタレ目を手に入れましょう!
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