後ろから巻き肩を見ると高齢者の背中…

『yoganesss』より引用
(画像=『yoganesss』より引用)

意外に見落としがちなのが後ろ姿。

小学生くらいまでのお子さんは人の年齢を後ろ姿で判断するとされますが、巻き肩の人の後ろ姿を一言で表すと「背中が広く丸い」です。

ヨガの時にも見かけることが多いですが、肩甲骨が完全に埋もれてしまって、どこにあるわかりません。

首の後ろから肩、そして背中にかけてたっぷりと脂肪がつき、しかもその脂肪は動きが少ないので、硬くほぐしにくいもの。

運動している人や、姿勢がいい人、子どもは背骨や肩甲骨がくっきり見えますが、高齢になる程どうしても猫背になりがちで、背中が広く丸く、どんどん大きくなるのです。

巻き肩を治すおすすめの日常生活での姿勢の意識とヨガのポーズ

『yoganesss』より引用
(画像=『yoganesss』より引用)

巻き肩を治すためのヨガのポーズはたくさんありますが、一番大切なのは日常生活での姿勢です。

まずはいつも肩の上に頭が乗るように意識すること。

顔が首より前に飛び出ないように、意識することです。

そして耳と肩の距離を離す。肘が体側より前に来ると肩が内側に入り出すので、肘の内側をいつも体側にくっつけて、肩が内側にはいらないように意識すること。

細かいようですが、この姿勢をキープすることが一番の近道です。

ヨガのポーズで両手をお尻の後ろで組むポーズは、全ておすすめできます。

巻き肩の人は鎖骨の下にある「小胸筋」やその下にある「大胸筋」がコチコチなので、そのあたりをオイルで揉んだりすると、両手をお尻の後ろで組んで肩の高さまで持ち上げることができるようになるはずです。

「うさぎのポーズ」や「プラサリタパドッターナサナC」あたりは特におすすめです。

巻き肩解消におすすめ!うさぎのポーズのやり方

『yoganesss』より引用
(画像=『yoganesss』より引用)

やり方

  1. 四つん這いになる
  2. 両手の間に頭のてっぺんを預ける
  3. 頭のてっぺんと両膝でバランスを取ったら、両手はお尻に預ける
  4. 両手をお尻の上で組み、そのまま腕を肩の真上を目標に天井方向に持ち上げる。
  5. 4で30秒ほどキープする
  6. 両手をお尻に下ろし、組んだ手を離して頭の横に戻したら、チャイルドポーズで30秒休憩する

巻き肩を治すだけで腕が細くなる、顔が小さくなる、首肩こりが取れる、背中痩せする理由

『yoganesss』より引用
(画像=『yoganesss』より引用)

なぜ巻き肩になってしまうかといえば、そのほうが楽だからです。

しかし、それは目線が下がっている時に楽なだけであって、本来の人間は前を向く姿勢で故障が起こらないように骨格も筋肉も作られています。

現代人は下向きになる時間が多すぎることで、巻き肩になっている人が増えていますが、その分使われない筋肉が生まれ(二の腕の後ろ側、広背筋などの背中の筋肉)そこが凝り、動きが少なくなることで脂肪がつき、血行が悪くなり、不調の原因になっているのです。

肩の正しいポジションは正面を向いて立っている、座っている時には楽にセットできる場所なのに、巻き肩が定着しているので、正面を見る時さえ巻き肩のままになってしまっている人が多すぎます。

肩の正しいポジションにいる時間を増やすだけで背中や首、肩、そして最も太くなりがちな二の腕の後ろ側も自然に使われるようになり、使われることによって血流がよくなり細くなります。

巻き肩は真っ先に直そう

『yoganesss』より引用
(画像=『yoganesss』より引用)

いかがでしたか?

健康にも美容にも、良いことが一つもない巻き肩。

目線を下げているときに楽だから、という理由だけでそこにとどまっていると、色々な不具合が生じてしまいます。

PCの高さを高くする、スマホを使うときは目線の高さにする、など、私たちの日常生活に欠かせない道具を私たちの本来あるべき姿勢に合わせて使うことが大切だといえそうです。

提供・yoganess



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