独身の老後で心配なのは?
何かと自由な独身生活。良い時は楽しいのですが、いつまでも健康でいられるとは限りませんし、時には寂しくなってしまうのが人間。未婚を決意したものの、老いを感じ始めてからやはり結婚したいと思う人もいて、その理由は、老後のお金や健康、そして居場所の不安なのです。
老後の居場所の多様化
現代は暮らし方が多様化して選択肢も増えましたが、老後の住まい選びは自立した生活ができるかどうかがカギとなりますので、今から健康維持に努めることはとても大切です。
自立できる場合、民間の高齢者向け住宅としては、日常生活サポート体制が整うシニア向け分譲住宅や、安否確認と生活相談を基本としたサービス付き高齢者向け賃貸住宅などがあります。他にも、買い物代行など便利なサービスが付くところもありますが、心配なのは自立した生活が送れなくなった時です。
自ら介護の手配をする必要が出てくる場合もあり、介護レベルによっては転居を余儀なくされる住宅もあるので、居住する施設で提供されるサポート内容を事前にしっかり調べておきましょう。
最近では、大家族のように暮らす場として、高齢者やシングルマザーなどが助け合いながら生活する多世代型シェアハウスも注目されています。常識にとらわれないユニークな暮らし方を提案しているので、より自分に合った居場所が見つかるかもしれません。
生き方は人それぞれ。老後の不安を取り除くには、若い頃から準備しておくことが大切です。充実した老後生活を過ごせるような居場所が、今後も増えることを期待したいですね。
文・やましたそら(CAメディア ライター)
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