もう限界。モラハラな父親に我慢できない!

父親のモラハラから心を守る!自分の人生を歩むための7つの方法
(画像=pixabay.com/、『Plus Quality』より引用)

会社のストレスなどが背景に多くあるとも言われる父親のモラルハラスメント。家族にアンフェアな言いがかりや嫌み、皮肉などをぶつけ、言葉の暴力で絡んでくることがほとんどで、中には暴力を振るわれるという人も少なくありません。

本来、父親は家庭で保護者として大きな支えとなる心強い存在であるはずですが、モラハラな父親は、権威を振り回し、家族に対する思いやりがなく、自分中心主義。家族がモラハラの父親を制御できない理由は、父親の存在が家計の維持に直結していることや、誰かに相談しても、周囲は信じてくれないと思いこんでいることがほとんどです。

父親が「しつけ」と呼ぶ虐待で幼い子供が犠牲になる悲劇も、最近は定期的にニュースになったりしていますよね。モラハラの父親の暴言などを間に受けて、うつ病になったり、生きていくのがつらくなったりする人もいるでしょう。父親のモラハラはやめさせるのがいちばんですが、それが叶わない時には自分自身と家族を守る方法を知ることが何より大切です。

家族に不条理なモラハラをする父親の特徴とは

まずは、あなた自身や他の家族が父親のことで嫌な思いをしているときは、それがいわゆる「モラルハラスメント」や、父親という権威を振り回す「パワーハラスメント」でないか確認しておきましょう。

家族の話に一切聞く耳を持たない

父親のモラハラから心を守る!自分の人生を歩むための7つの方法
(画像=pixabay.com/、『Plus Quality』より引用)

父親は家庭の中で絶対権力があり、家族は自分の命令に従うものだという思い込みがあります。家族が自分に意見するのを極端に嫌い、突然キレたり、きつい言葉で人を追い詰めることも。

「うちの父はひどい男尊女卑で、自分絶対主義。家にあるものは全部自分の金で買ったものだと毎日言われ続けてた。休日は暇さえあれば母親の悪口をネチネチ言い続ける。話を無視するとキレて私のことも罵倒し始める。こんな状態で勉強できるわけもなく、週末はずっと図書館や公園など自分の居場所を探してさまようこともしょっちゅうありましたよ」(34歳・派遣)

暴言や暴力をふるう

夫婦喧嘩や子供との喧嘩など暴言や、叩く、蹴るなどという暴力を振るう。物に八つ当たりしたり、破壊することも。

飲酒やギャンブルなどにのめり込むと、家族の雰囲気はひどく荒んでしまいます。

「社会的にエリート会社員だった父は、家ではDV気質で、父がいると、家族の雰囲気がガラッと変わっていたことを思い出します。気に入らないと突然キレたり声を荒げてねじふせるやり方で、父がいると家族全員が緊張してビクビクして。母への暴言や暴力もしょっちゅうで心がズタズタにされた。子供心に、お母さんを守るために父を殺そうと思ったことも、一度や二度ではありません」(39歳・栄養士)

言ってることとやっていることが違う、嘘をつく。

父親のモラハラから心を守る!自分の人生を歩むための7つの方法
(画像=pixabay.com/ja/、『Plus Quality』より引用)

家族を騙したり、子供や妻に嘘をつくことをまったく悪いと思っていない不誠実な父親もいます。特に公然と浮気や不倫を繰り返していたり、それを隠そうともせず、わざと家族に嫌な思いをさせることも。常識が大きく欠如したタイプです。

「昔、母が入院しているとき父親の愛人が家に突然乗り込んできたことがありました。当時私は父親や家族のストレスを受け過ぎてメンタルやられそうになっていたので、愛人に「話を聞いてあげる」と言われブチ切れて暴れ、近所に警察を呼ばれた思い出があります。あのとき、警察が来てくれて良かった。父親は知らん顔。父親と呼びたくもない。とにかくクズでしたね」(30歳・主婦)

性的な干渉をしてくる

実の父親が娘をじろじろ見て体のことを言う、性的な干渉をしてくるというのは、娘にとって許せないモラハラです。こういった性的なちょっかいを出してくる父親からは、明確な一線を引かねばなりません。母親が見ていないところでちょっかいを出してくる場合や、母親がそんな父親を見て見ぬ振りをする場合もあるため気をつける必要があります。

「初潮が来た時、祖母がわざわざ赤飯を炊いて父親に生理が来たことがバレてしまった。それからずっと、生理やセックスはまだなのか、飲んではそういう話をほのめかされて、キモくて汚らしくて本当に嫌だった。母も本気で止めてくれず家族そのものが終わってた。バイトしてお金をためて、高校を出てすぐに自立した。そうしないと身の危険を感じたから」(28歳・アパレル)