今回は、「曇りの日の紫外線量は少ないのか?」というのをテーマに、日焼け止め対策は必要かという事に言及して紹介していきます。紫外線対策が晴れた日だけでなく、曇りの日にもしなければならない理由についても紹介していくので、参考にして下さい。
天気による紫外線量の違いとは?
雲の厚い日には紫外線量は減少傾向にある
曇りの日の紫外線量について見ていく前に、天気による紫外線量の違いについて見ていきましょう。晴天は、ほとんど雲間が見えませんので、それだけ直に紫外線が地上に届くというのは理解できますよね。その為、もちろん一番紫外線が強いのは晴天の日であり、次に薄曇り、曇り、雨の順に減っていきます。
これは、雲自体に紫外線を遮断するという事が挙げられます。それにより、雲がある程度の紫外線を遮断してくれるので、曇りの日は晴天程の紫外線量は届かないという事になるのです。
曇りであっても紫外線量が晴天よりも多くなる気候条件がある
先ほど、雲の多さによって紫外線量が減ってくるというお話はしましたが、例外があるのも事実です。よく、紫外線量は曇りの日が一番注意しなければならないという話を聞いた事がある人も多いと思います。これは、本当の話なんです。確かに、曇りの日は晴天よりも紫外線量は低くなる傾向にあります。
しかし、雲の合間から強い日差しが入ってくる時というのは、曇りの通常の紫外線量よりも3割増しの紫外線量を浴びる事になります。もし、これが薄曇りで3割増しの紫外線量となれば、晴天よりもさらに高い紫外線量という事になるのです。これが曇りの日の方が晴天の日よりも紫外線量が高いと言われる所以です。
日焼けによるシミやシワを防ぐには、日焼け後のケアというのが重要となりますので、しっかりと保湿は行いましょう。
曇りの日にも紫外線対策が必要な理由とは?
曇りの日にも紫外線対策が必要な理由①曇りでも長時間浴びるのは危険
曇りの日にも紫外線対策が必要な理由1つ目は、曇りでも紫外線を長時間浴びるのは危険という事です。曇りであっても、晴れの日ほどの紫外線量はないにしても長時間紫外線を浴びるようであれば、晴れの日に短時間紫外線を浴びるよりも危険なケースが多いのも事実です。
肌へのダメージを考えると、例え曇りの日だとしても侮れないというのが恐ろしい事実なのです。その為、曇りだからと言って、日焼け止めなどの紫外線対策をせずに外出し、一番紫外線が強い時間帯にずっと外にいるという場合には、自らシミを作りに行っているのと同じ事だという事は覚えておきましょう。
曇りの日にも紫外線対策が必要な理由②梅雨の時期も侮れない
曇りの日にも紫外線対策が必要な理由2つ目は、梅雨の天気があまり晴れない時期であっても紫外線量は、7月や8月と変わらないという事です。梅雨の時期というのは雨が続いたり、雨が降っていなくても曇りの日が続き、晴れ間が見えない事も多いですよね。その為、案外紫外線対策を忘れてしまう人も多いと思います。
しかし、6月の梅雨の時期というのは、実際には真夏の紫外線量と変わらない程の紫外線量が多い時期なのです。その為、この時期は天気や紫外線が多い、少ないに関わらず、常に紫外線対策はする必要があるというのは覚えておくべき事実だと思います。
曇りの日にも紫外線対策が必要な理由③曇りでもシミやシワは作られる
曇りの日にも紫外線対策が必要な理由3つ目は、曇りでもシミやシワは作られるという事です。紫外線を浴びれば、紫外線の量が多い、少ないに関わらずシミやシワの原因となるというのは明白です。紫外線は、女性の大敵とも言えるシミやそばかすなどの直接の原因になりますので、曇りでも紫外線対策は必要なのです。
見た目にこだわらず、紫外線対策をするかどうかが何十年後かの肌に反映してくるというのも事実です。
曇りの日の紫外線の特徴とは?
曇りの日の紫外線の特徴①午前10時から午後4時までは紫外線が強い
曇りの日の紫外線の特徴1つ目は、午前10時から午後4時までの紫外線量が強いという事です。やはり、晴れの日と同様、太陽が一番高く昇る時間帯に紫外線量も多くなる傾向にあります。その為、この時間帯は、曇りの日であっても注意しなければ日焼けしてしまう懸念があるという事です。
曇りの日の紫外線の特徴②午前9時までと午後4時以降は紫外線が弱い
曇りの日の紫外線の特徴2つ目は、午前9時までと午後4時以降は紫外線量が少ないというものです。その為、出勤時間や退勤時間というのは、安心して過ごす事が出来るという事です。しかし、そうは言っても出勤時間を過ぎれば、それだけ紫外線量は高くなる事が多いので、それだけの対策は必要となります。
曇りの日におすすめの日焼け止めの選び方や塗り方は?
晴れの日だけでなく曇りの日の外出時もSPFやPAの量に注目するのが大事
曇りの日におすすめの日焼け止めの選び方や塗り方1つ目は、SPFやPAの量に注目して日焼け止めを選ぶという事です。SPFはUV-Bをカットし、PAはUV-Aをカットしてくれる目安です。その為、曇りの日にはSPF30以上、PA++以上の日焼け止めを選ぶというのが基本です。
また、曇りの日の室内での活動時には、SPF20以上、PA+やPA++程度の日焼け止めを選ぶようにするのがおすすめです。晴れた日よりも紫外線量が少ないとはいっても、少なからず紫外線を浴びている状態ですので、紫外線対策をしっかり行いましょう。
晴れの日だけでなく曇りでも2時間置きに塗り直す必要がある
曇りの日におすすめの日焼け止めの選び方や塗り方2つ目は、2時間置きに日焼け止めを塗り直す必要があるというものです。日焼け止めは、効果を発揮する時間が短いと言われています。その為、2時間を目途に塗り直すというのがおすすめです。水で濡れたり、汗を掻いた時にはより、小まめに塗り直しましょう。
また、アウトドアをする際には注意が必要です。曇りだからと言って、日焼け止めを塗らなければ、当たり前ですが日焼けしてしまいます。表面上は、汗を掻いていないとしても案外、ジメジメする時期には汗を掻きやすい状態になりますので、定期的に塗り直す事をおすすめします。
外出する15分前には塗っておくようにする
曇りの日におすすめの日焼け止めの選び方や塗り方3つ目は、外出する15分前に塗っておくという事です。それにより、肌に日焼け止めが馴染んでから外出する事ができるので、紫外線から肌を守ってくれるという日焼け止めの効果を最大限に発揮する事ができます。また、日焼け止めの面積は、顔でパール2個分を塗りましょう。
日焼け止めを使用する際には、量が少なければ当たり前ですが、日焼け止めを塗ったとしても意味がありません。その為、この量を基準にして塗る事をおすすめします。