横浜発祥の家系ラーメンは、濃厚でインパクトのあるスープと食べごたえのある麺が人気です。その反面、カロリーや背脂、糖質、塩分を気にする方には敬遠されがち。今回は横浜や東京に多いラーメンショップである町田商店やせい家の、一杯あたりのカロリーや太りにくいラーメンの食べ方、ダイエット方法を紹介します。
家系ラーメンとは?特徴は?
家系ラーメンの原点は横浜のラーメンショップ「吉村家」
家系ラーメンとは、神奈川県横浜市の新杉田が発祥のラーメンで、「吉村家」というラーメンショップから広まったことが名前の由来です。豚骨醤油の濃厚なスープに太めの麺をからませていることが特徴で、トッピングはのりやチャーシュー、ほうれん草、白ネギなどが一般的です。
こってりとした濃い味と太めの麺はインパクトがあり、食べごたえがあるということで人気がありますが、横浜家系ラーメンは一杯あたりのカロリーが高いということで敬遠される方もいます。
家系ラーメンの特徴①濃厚豚骨醤油ベースのスープ
横浜家系ラーメンの特徴は濃厚豚骨醤油ベースのスープです。横浜家系ラーメンの多くはカロリー表示がされていませんが、特徴的なスープや麺、一般的な具材などをふまえると、横浜家系ラーメンのカロリーは一杯あたり、おおよそ「800キロカロリー」と言われています。
ちなみに、その他の種類のラーメン一杯あたりのカロリーは、以下が目安とされています。塩ラーメンが最もカロリーが低く、味噌ラーメンが最もカロリーが高い傾向にありますので、ラーメンを食べる時の参考にしてください。
その他のラーメンのカロリー
塩ラーメン | 約470キロカロリー |
醤油ラーメン | 約480キロカロリー |
豚骨ラーメン | 約500キロカロリー |
味噌ラーメン | 約550キロカロリー |
家系ラーメンの特徴②ほうれん草とネギトッピングが定番
横浜家系ラーメンはほうれん草とネギのトッピングが定番となっており、ラーメンショップによって独自のトッピングをプラスで加えています。横浜家系ラーメンは濃厚なスープが特徴ですので、そのカロリーを詳しく知りたいという方も多いです。
横浜家系ラーメン一杯あたりに含まれる背脂や糖質、塩分の量が気になる方のために、一般的な家系ラーメン一杯あたりの背脂や糖質、塩分量の目安を紹介します。
家系ラーメンの背脂、糖質、塩分
背脂 | 約10グラム |
塩分 | 約7グラム |
糖質 | 約60グラム |
横浜家系ラーメン屋【町田商店】の一杯あたりのラーメンのカロリーは?
横浜家系ラーメン屋【町田商店】は一杯あたり約824キロカロリー
町田商店は町田に本店を構え、横浜周辺や東京都内にチェーン展開している家系ラーメンショップでラーメン(680円)一杯あたり約824キロカロリーです。町田商店のラーメンのカロリー内訳は以下です。
町田商店のラーメンのカロリー内訳表
麺(150g) | 約368キロカロリー |
スープ(300cc) | 約330キロカロリー |
うずらのゆで玉(1個) | 約16キロカロリー |
チャーシュー(50g) | 約90キロカロリー |
のり(1グラム) | 約2キロカロリー |
ほうれん草(30g) | 約8キロカロリー |
こってりとした濃い味のスープに芳醇な風味がマッチし、インパクトのある旨みが特徴的です。それでいて濃厚スープはしつこすぎることはなく、後味がさっぱりしていることで人気があります。町田商店は2015年に自家製の麺工場を作って、材料や練り方、熟成方法、切り方などにこだわり抜いた中太麺を使用しています。
また、町田商店にはコショウをはじめ、にんにく、一味唐辛子、豆板醤、刻みタマネギ、刻み生姜、酢などの調味料が置かれているため、自分の好きな味にすることができます。最初はそのままの町田商店のラーメンの味を楽しみ、その後、少しずつ自分好みの味にすることで、ラーメンの味わいを何倍も深くすることができます。
横浜家系ラーメン屋【町田商店】サイドメニューと合わせた時のカロリー
町田商店では、サイドメニューとして餃子、から揚げ、チャーハンなどがあります。これらのサイドメニューがどれくらいのカロリーになるのかも調べてみました。ラーメンと一緒に食べた場合にどれくらいのカロリーになるのかを考える際の参考にしてください。
町田商店のサイドメニューのカロリー
餃子(5個) | 100キロカロリー |
から揚げ(100g) | 210キロカロリー |
チャーハン | 629キロカロリー |
ちなみに町田商店のラーメンとこれらのサイドメニューの全てを合計すると約1763キロカロリーとなりますので、サイドメニューを注文される際にはカロリーオーバーにならないように注意が必要です。
らーめんせい家の一杯あたりのラーメンのカロリーは?
らーめんせい家は一杯あたり約808キロカロリー
せい家は東京都世田谷に本店を構え、東京都内や埼玉、千葉、神奈川などにチェーン展開している家系ラーメンショップでラーメン(540円)は一杯あたり約808キロカロリーです。以下にせい家のラーメンに含まれる具材のカロリーを記載しておきます。
らーめんせい家のラーメンのカロリー内訳表
麺(150g) | 約368キロカロリー |
スープ(300cc) | 約330キロカロリー |
チャーシュー(50g) | 約90キロカロリー |
のり(1グラム) | 約2キロカロリー |
ほうれん草(30g) | 約8キロカロリー |
せい家のラーメンは豚骨と鶏ガラのスープをじっくりと煮込み、濃厚でいてさっぱりとしたスープに定評があります。せい家は味の濃さ、油の量、麺の固さを自分好みに注文でき、つけ麺や餃子、アルコールもメニューに並んでいます。せい家のテーブルにはにんにくや生姜、豆板醤が置かれていて、味のカスタマイズもできます。
せい家のラーメンとサイドメニューを合わせた時のカロリー
せい家のサイドメニューは、餃子、ライス、豚丼などがあります。これらのサイドメニューがどれくらいのカロリーになるのか調べました。ラーメンと一緒に食べた際のカロリーとして参考にしてください。
せい家のサイドメニューのカロリー
餃子(6個) | 120キロカロリー |
ライス(100g) | 168キロカロリー |
豚丼 | 743キロカロリー |
これらサイドメニューとラーメン合計すると約1839キロカロリーとなります。特に豚丼のカロリーが高いのでカロリーを気にされている方は注意してください。
カロリーが気になる!太らない家系ラーメンの食べ方4つ
太らない家系ラーメンの食べ方①夜遅くに食べない
ラーメンはカロリーや脂肪分が多いので、夜に食べると太りやすいと言われています。特に22時~2時のカロリー摂取が肥満につながると考えられています。
脂肪を吸収しやすい夜にラーメンを食べると太りやすくなるので注意が必要です。ラーメンはエネルギーに変わるのが早いと言われているので、昼に食べると午後からの仕事やレジャーで有効利用できると言われています。
どうしても夜遅くにラーメンが食べたくなった時は、少し気分をまぎらわせるために手軽に買えるコンビニの食べ物にするという手もあります。
太らない家系ラーメンの食べ方②先に野菜を摂る
野菜を先に食べると、血糖値の急上昇を抑えてくれるので、ラーメンを食べる場合は野菜から食べることがおすすめです。麺と同じくらいの量の野菜は糖質の吸収を防いでくれるとも言われています。それに加えて多くの野菜には、余分な塩分を貯め込まず外に出す働きがあります。
もちろんラーメンの具材として使われるもやしやネギにも含まれています。ベジファーストという言葉をよく聞くようになりましたが、最初に野菜を食べることで、血圧の上昇や糖分、塩分の吸収を抑えることが太らないラーメンの食べ方のポイントです。
野菜が少ないラーメンを食べる前には、コンビニなどで野菜ジュースを飲んでおくと、ベジファーストが実践できるので、とてもおすすめです。
太らない家系ラーメンの食べ方③薬味を入れる
薬味は焼き豚と合わせることで炭水化物を燃焼させる効果があると言われています。ネギやにんにく、ごまなどをテーブルに置いてくれているラーメンショップも多いので、好みに合わせて薬味を入れると太りにくくなると考えられています。
ちなみに、町田商店のように酢が置かれているラーメンショップもありますが、酢には疲労回復効果や排泄機能を活発にする効果があるので、こちらもお好みにあわせて摂ることをおすすめします。
家系ラーメンの食べ方④背脂・糖質・塩分が多いスープを飲み過ぎない
家系ラーメンのスープはカロリーが高く、背油・糖質が多く含まれています。また、塩分も多く含まれていることから、スープの飲みすぎはのどの渇きにつながり、さらにスープを飲んでしまうことにつながります。そのため、ラーメンを食べる時には水やお茶を意識して飲むように心がけましょう。
理想の食事スケジュールや食事などの取り方を工夫することでダイエットの成功に近づく方法を紹介しています。